作者紹介のところを読んで、作者がフランス人だとわかった途端、「うん。確かにフランスの香りがする作品だった!」と、思ったのは私だけでないと思います。
色彩の使い方といい人物の描き方といい、何となくですが“フランス〜”と、思いました。(^.^)
ラストはハッピーエンドでしたし、全体的に可愛い印象のお話ですが、実は奥の深い物語であったのかな〜と、思いました。
主人公のニコデムのように、学校の出の出来事が色々とうまくいかないお子さんに特にお薦めしたいです。
いやなことをいろいろためてしまうより、前向きに自分のできる沙所の一歩を踏み出せるといいな〜と、思いました。
小学校低学年から高学年までお薦めします。
ニコデムは小学校1年生くらいですが、読むと感じるものがあるので、意外と高学年のお子さんの方がこの作品から受けるものが大きいかもしれません。