ひとつのりんごが、生き物かもしれない、そだてるとおおきな家になるかもしれない、びよーんってなるかもしれない・・・
6歳と4歳の子供達はりんごのきょうだいがお気に入り。
個人的には「ナシになりたかったのにちょっとちがっちゃった」から「ひこうきになりたかったのになんにもあってない」の流れがツボです。
たったひとつのりんごで、ここまで想像できるのか!と刺激され、読んだ後に世界がぐんと広がる感覚を得ました。
ただ、絵本を意識してか、最後がきれいに小さくまとまりすぎている印象です。
同じ作者の「やっぱり今日でした」の方が開放的なままに笑えます。