『おたまじゃくしの101ちゃん』の続編ということで、
私はまだこの作品を読んでいないのですが、
これはこれで十分楽しめました。
いちべえ沼のオタマジャクシたちは、101匹いたものの、
84匹に減り、いよいよ後ろ足が生えそろったということで小学校に入学することになったのですね。
先生はお母さんカエル、校長がお父さんカエルというのも、なるほどです。
おや、小さくて分かりにくいですが、それぞれランドセルを背負っていますね。
国語、算数、体育、なかなか本格的です。
お弁当遠足の最中には、天敵のナマズが!
でも大丈夫、校長先生が守ってくれますよ。
小学校での学びの楽しさ、大人に守られている安心感が伝わってきて、
うれしかったです。
かこさとしさんの思いがギュッと詰まっているせいでしょうか、
俳句や言葉遊びなど、少し高度な内容ですが、
小学校の光景そのままですから、子どもたちにも共感してもらえると思います。
小学校のおはなし会で読みます。