南アフリカの大統領だったネルソン・マンデラ氏の伝記。
南アフリカの大統領だったこと、
アパルトヘイトと闘ったこと、
そのくらいの知識しかない私が、10歳の息子と読むのに
ちょうどいい一冊でした。
マンデラ氏が親からもらった本当の名前は「ネルソン」じゃなかったことに
まず、へぇー。
自分たちの言葉でつけた名前で学校にいけなかったり、
黒人だからと入ってはいけないところがあったり、
そしてアパルトヘイトとはなにか、
分かりやすく説明されている一冊です。
その時代に黒人が努力して弁護士になるだけでも偉業ですが、
さらに戦いをやめなかったマンデラ氏。
27年間も投獄されていてもくじけなかったその心は、
多くの黒人の仲間たちを励ましてきたに違いありません。
いかに偉大な方であったかが、とても印象に残りました。