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パパとぼく
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投稿日:2007/12/20 |
ねむれないぼくがパパに教えてもらってひつじを数え始めるところまでは普通のお話なのですが、そこから先がおもしろい、考えてみればちょっと残酷なおはなし、ぼくの空想の世界が始まります。
空想の世界のお話なので、やっぱり娘の反応はよいです。
こういうお話だと、普通お母さんがでてくるのは必ずで、お父さんはでてきたり、出てこなかったリダト思うのですが、このお話は、お母さんがでてこない。
お父さんしかでてきません。
この点ユニークですね。
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教訓的なおはなし
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投稿日:2007/12/20 |
みんなが力をあわせても、井戸に落ちた象を助け出すことがどうしてもできない。
最後に小さなねずみがやってきて、助けようとするけれど、みんなは無理だと言って笑う。
でも、ねずみの小さな力が加わったことで象を無事、助け出すことができた、というおはなしです。
こういう教訓的なことは、娘にはぜひ学んで欲しいと思いますが、私は自分ではうまく伝えることができません。
よって、このようなおはなしを読めば娘は学んでくれるかなと、親としてはいつも期待してしまいます。
しかしながら、娘の反応は今1つでした。
娘が大好きな、そして保育園の劇でもやった「大きなかぶ」に似ているおはなしだと思うのですが、でも、「大きなかぶ」のようにあるユニークさが足りないのかなと思いました。
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心温まる素敵な絵本
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投稿日:2007/12/20 |
14ひきのねずみ一家の秋のお引越しの様子が描かれています。
私と娘はあと10日で引っ越すので、引越しの本を読み聞かせようと思い、図書館で借りました。
歩いて新しい家を探すねずみ一家と、飛行機で引越し先のサンパウロへぴゅーんと飛んで行く私と娘とは、かなり引越しの仕方が違いましたが・・
前半の家を見つけるまではアスレチックのようなシーンもありアクティブでどきどきさせるシーンもあります。
後半の家を見つけてからは、特に最後のページのほうはほのぼのとしたねずみ一家の様子が描かれています。
だから、この絵本は読み終えると、他のシリーズもそうですが、ほのぼのとして心が落ち着きます。
全ページにわたって、季節感あふれる秋の風景がきれいに描かれているのも素敵です。
心温まる、素敵な絵本だと思います。
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園児と同じなそらめまくんたち
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投稿日:2007/12/20 |
たからもののベッドを水に濡らすのが嫌で、他の子たちのように水遊びできないそらまめくん。
「じゃあ、ちょっとだけだよ」としぶしぶのピーナツくん。
「だめだよ」と言ってのせてくれないグリンピースのきょうだいやえだまめくん。
きっと、自分とお友達との違いをはっきり認識しだした3歳の娘の保育園でのお友達との関係は、ちょうどこんな、そらまめくんたちのようなかんじなのではないかと思います。
やさしくないところがあったり、物に固執しすぎて楽しめなかったり、こういうところが普通の子供たちと同じように描かれているからこそ、そらまめくんたちはまるでふつうの子供、園児たちのように活き活きとした魅力的なキャラクターなのだと思います。
おいしいお菓子は独り占め、楽しいおもちゃはなかなかお友達に貸せない、公園でブランコで遊ぶ時は、待っている時は「早くして」なんて言って遊んでいる子にプレッシャーをかけたり、その割には自分の順番ではできるだけ長く遊ぼうとしたり、病院の待合室で小さい子が遊んでもらおうと思いこちらにやってきてもやさしくしてあげれなかったり・・・
こんな娘ですが、この絵本を一緒に読みながら、同じようなそらまめくんとその仲間達から、本来はどうするべきかを学んで欲しいなと思います。
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変身ゆきだるま
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投稿日:2007/12/20 |
やさしいゆきだるまくんが転んでツノがはえ、怖いゆきだるまに変わったり、さらに山の上から転がって巨大な怪物ゆきだるまに変わったり、それが解けて小さくなったりと、どんどおん変化していくのですが、その変わり果てた姿が強烈でおもしろいのが、このおはなしのおもしろいところだと思います。
おそろしい怪物ゆきだるまがどうなるのだろうかと心配そうな表情でおはなしを聞く娘ですが、最後はまたもとのとおり、やさしいゆきだるまに戻ってみんなと仲良く遊ぶので「よかったね」言ってほっとし、そして楽しそうに娘は聞いています。
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残酷な昔話
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投稿日:2007/12/20 |
このシリーズ(フレーベル館の日本むかし話)の『さるかに』を、普段はあまり日本の昔話を読み聞かせても反応がよくなかった娘が楽しそうに聞いていたので、ぜひ同じシリーズの他の昔話もと思い、『かちかち山』を図書館で借りて読みました。
結果、この本も娘は大いに気に入ってくれました。
親になって、日本の昔話を読んで初めてその残酷さに気が付きましたが、このお話もやはり冷静にストーリーを考えてみると残酷だと思います。
おばあさんを殺して「たぬきじるなどだれんるべ ばばあじるでもくってござれ」なんてたぬきが言うシーン
たぬきの背中のかやに火をつけて大やけどをおわせるうさぎ、そしてついにはそのうさぎはたぬきを殺す
こんな残酷な話だったかしら?と思いましたが、やはり娘は残酷なところもさらっと聞いていました。
私が子供の頃に読んで、この残酷さを特に不思議にも何にも思わなかったように、です。
残酷なのにそれをさらっと読めるのは、昔話ならではだと思います。
日本人として、日本の昔話は子供にはぜひ知っていて欲しいと思います。
引き続き、このシリーズの絵本を読み聞かせる予定です。
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たのしそうなかえるたち
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投稿日:2007/12/20 |
楽しそうなかえるたちのお話ですが、かえるが卵からおたまじゃくしになって、おたまじゃくしが成長し、かえるになっていくのがよく分かります。
かくれんぼ、歌遊びなど、かえるたちの姿が活き活きと楽しそうに描かれています。
一方、この絵本は生物の授業っぽいところもあり、自分ではこういうことは子供にちゃんと説明できませんが、この絵本で子供は知識を得られると思うので、そういう意味ではありがたい絵本です。
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考えさせられますね。
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投稿日:2007/12/17 |
白黒の絵ですが、なかなか印象深い絵です。
目移りしてこれが1番というねこを選べず、ついには全部つれて帰ることにしたおじいさん
干上がった池、草が1本もなくなってしまった野原
ねこたちのけんか
最後に残った1匹のこねこ
こういうところから、私たちは学ぶことが多いのではないかと思います。
何を?
それは、読み手にとって、聞き手にとって、それぞれに違うと思います。
私もこの絵本を娘に読み聞かせるたびに考えさせられることがありますが、3歳の娘はこのおはなしから何をかんじているのだろうか、いつもと思いながら読んでいます。
私が容易に娘に教えることができないことを、きっとこの絵本から学んでいるのではないかという気がします。
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自然に劇的に展開していく空想の世界
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投稿日:2007/12/14 |
テンポよく、スピーディーにはろるどの空想の世界が展開していきます。
空想の世界の中では森へ行き、ドラゴンに会い、海の中に沈み、船に乗り、それから砂浜でお弁当を食べて、しかややまあらしも出てきて、高い山に登ったり、まっさかさまに落ちてしまったり、気球に乗ったり・・・・とにかく次から次へとどんどんストーリーが展開していきますが、でもこの展開、本当に自然なかんじですすんでいくのです。
きっと子供の空想の世界も、そのおはなしを聞いている私たちには突拍子もないことを言っているように聞こえますが、こんなふうに自然に劇的にどんどん展開していくものなのかしら、と思いました。
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うわさのペピート
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投稿日:2007/12/14 |
私は、マドレーヌのシリーズは3冊目でしたが、この本ではじめてぺピートくんに出会いました。
マドレーヌたちが住むお屋敷の隣のスペイン大使の子、ぺピートくん。
みんなをサーカスに招待したり、マドレーヌと一緒にサーカスの一団になったり、「マドレーヌの男の子版」といったかんじでかわいらしいですね。
表紙を開いて最初と最後の見開きページのアビニョンの風景がとてもきれいですが、それ以外にも
フォンテーヌブロー
シャルトル
モン・サン・ミッシェル
カルカッソンヌ
サン・ラザール駅
などなど、けっこうフランス好きで大学生やOL時代にフランスを旅した私にとっては懐かしさを呼ぶ素敵な挿絵です。
子供に読み聞かせながら、昔の旅行のことを思い出したりして楽しく読んでいます。
子供とは、読みながら「ここへ行ったことあるんだよ」「こんどは一緒に行こうね」などと会話しています。
子供は楽しいストーリー展開に喜び、私は懐かしいフランス各地の挿絵を楽しみ、親子一緒に楽しめる絵本です。
マドレーヌのシリーズの中では1番好きです。
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