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親子の愛を感じます
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投稿日:2015/06/01 |
一度読んだだけで、その世界観に引き込まれました。
病気がちなパンダのファンファンを背負い、
エンさんは自転車に乗って、
ひと山越え、ふた山越え、医者通い。
少しずつ大きく成長していくファンファンを
エンさんは何度も医者に連れて行きます。
やがて年老いていくエンさん。
すっかりおとなになったファンファンは・・・・・・。
「おじさんとパンダ」という不思議な組み合わせですが、
ふたりを結ぶ強い絆は、
親子の愛を感じさせるほどあたたかく、
わが子を思う気持ち、親を思う気持ちにあふれています。
読んでいて、自分が子どもだった頃
自転車で病院に連れて行ってくれた母を
思い出しました。
もう何年も前、月刊絵本で知ったこの本。
念願の書籍化に、心が熱くなりました。
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2歳児向け? いやいや深い深い内容です
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投稿日:2015/05/01 |
もう何年も前のこと。
娘が2才のころ、保育園の月刊絵本として持ち帰りました。
まずは表紙のインパクトに仰天!!
その後も、表情豊かなおじいちゃんの写真が
続いていきます。
笑ってる顔、寝ている顔、
ページをめくるたびに娘は大笑い。
オモシロ絵本か思って読みすすめましたが、
時々ドキッとした顔に出会ったりします。
ボーっとしたような表情だけど、おじいちゃんは
実はすべてを見通し、悟っているのかもしれません。
読み終わったころには、
お年寄りへの尊敬の念が沸いてきました。
となりでは相変わらず娘が大爆笑(笑)。
子どもから大人まで、それぞれの年代に応じて
いろんな楽しみ方ができる一冊です。
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毎年5月に、読みたくなる本。
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投稿日:2015/04/20 |
毎年5月、母の日用の読み聞かせにと
必ず手に取る本です。
4年生のぼくが母の日に贈る、
うらみつらみ満載?のラブレター。
「わかった?」って言わないで。
ぼくの部屋を「ぶたごやみたい」って言わないで。
ぼくの大事なものを捨てないで。
母の立場からすると、なかなか
痛いところを突いてきます。
そして読みすすめるうち、
ぼくの「お母さんに対する愛情」が
ぐわーっとあふれ出します。
お母さんが毎日一生懸命生きていることは
しっかり、ぼくにも伝わっていて、
思わずぐっときてしまいます。
読み聞かせするときは、
不意にこみ上げる涙にご注意を!
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生きること。たすけあうこと、ささえあうこと。
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投稿日:2014/11/03 |
どこにもいけない、どこにもいかない樹。
ちっぽけな種が生まれ、発芽し、
根を張り、生きていく様子を描いています。
生きていく過程で、
樹はほかの生き物と助け合い、
ほかの木々と支え合って成長します。
やがて樹は、その枝葉を
ほかの生き物の住処として提供することで
ほかの生き物を育てていくのです。
与えられた場所から動くこともせず、
与えられた場所で精一杯生きていく。
そんな樹の様子を詠み進めていくと、
人の一生にも通ずるものがあると感じます。
自分の根を張りなさい。
自分を助けてくれるものを助け、
自分を支えてくれるものを支えなさい。
そして自分をたっぷりと誰かに提供しなさい。
母親としての自分を、
今一度顧みたくなる絵本です。
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ながく、だいじに、つかいたい。
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投稿日:2013/09/03 |
シンプルなタイトルから想像していた以上に、
広がりのある大きなストーリーでした。
小さな家具屋さんを継いだ冬樹さんは、
傾きかけたお店を立て直すために
店先に置かれている「クリの木」にお願いをします。
すると小さなクマが現れて「たんすを作ってほしい」。
冬樹さんは、お父さん譲りのていねいな仕事ぶりで
かわいらしいたんすをこしらえます。
それを届けに森へ出かけると、
クマからお礼に「クリの実」をもらいました。
そのクリが、さらに不思議なサプライズをもたらします・・・!
ファンタジーの中に、
「いいものを長く使うことの大切さ」や
「愛情を持ってつかい続けることのうれしさ」が
じんわり染み込んでいる、ステキなお話でした。
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えー、そんなことって、ないでしょー。
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投稿日:2009/10/27 |
小学校の読み聞かせボランティア用に
「子どもたちを笑わせる本、ないかなぁ」と探していたときに
見つけた一冊。
家族みんなでジョギングに出かけた日曜日の朝。
「がんばるぞー」と意気込むぼくをよそに、
おじいさんが井戸端会議へ、
おかあさんが日曜バーゲンへ、
いもうとがちょうちょうを追いかけ……
それぞれ走る足を止めてしまいます。
折り返し地点を過ぎ、一生懸命走るぼくの目に
飛び込んできたものは!?
そしてジョギング大会の成績やいかに?
保育園〜低学年はもちろん、
高学年にも「そんなバカな!」と思わず言わせてしまえる
ほのぼの&お笑い絵本です。
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ママを選んできてくれてありがとう
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投稿日:2009/10/27 |
娘が1才だったときに、月刊絵本で配られた本。
このたび、新刊として登場しました。
動物の赤ちゃんたちが、拙い足取りで
ママのところへ歩いてきます。
そんな赤ちゃんを、ママは「よくきたね、いい子だね」と
いい子いい子してくれます。
やさしい言葉の繰り返し、
ふわっとしたやわらかいタッチの絵、
読み終わった後、必ずわが子に
「ママのところへよく来てくれたね」と
抱きしめながらつぶやいてしまう本です。
娘はもうすぐ4才ですが、
この本を見ると赤ちゃんに戻って
私に抱っこをせがんできます。
あの頃の面影を思いだすことができる、
私にとっても安らぎの一冊です。
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ねぇ、愛って何だかわかる?
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投稿日:2009/10/27 |
ページを開いてまず目に飛び込んでくるのは、
鮮やかできりっとした絵。
独特の画風に吸い寄せられるように購入しました。
「すてられねこ」が「あい」を探しに
出かけていく、というお話。
そしてそのねこが、やっと見つけた「愛」を捨て、
その向こうにある「ほんとうのあい」を
手に入れる、という結末。
息子が2才の時、絵の美しさにひかれて購入しましたが、
その時も、今現在も、同じような真剣なまなざしで
見入っています。
5才のときには「このほん、むずかしいねぇ」と
感慨深げに言った息子。
年代によって、さまざまな角度から楽しめる
奥の深い一冊だと思います。
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