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山で迷子のパンダを見つけたエンさんは、ファンファンと名付けて育てます。エンさんは体の弱いファンファンを自転車に乗せて、山を二つ越えて医者通いします。やがて、ファンファンは、大きく丈夫に育ち、今度は年老いたエンさんを自転車に乗せて医者通い。ふたりの温かい交流を描きます。
パンダが大好きで、子供のために読み聞かせました。
でも・・じ〜ん。お母さんて、お父さんて、改めてありがとうとか、
言ったり言われたりすることは実際、照れくさくてあまりないですよね?
でもでも・・・・・この「医者がよい」をよんで、胸の中がじんわり、あたたかくなりました。
子供のために読んだのに、私自身の心の芯を温めてもらいました。
育ててくれた私の母に・・・そして足掛け9年、雨の日も風の日も保育園に病院へと、送り迎えをした自分に・・・そしてそして、読んであげた子供たちも、パンダとエンさんに、自分たちと母である私を重ねていました。
(おまけに、パンダのファンファンのお腹も私にそっくりですって!)
人は大切な人のために、ひとやまこえ、ふたやまこえ、いろんな人生の
山を登るのだと思います。
山を越えるのは大変だけど、本当は大変じゃない。愛する大切な人のために、夢中でこんな急な山さえ人は登れるのだと思います。
子供からは愛情を・・私からは母への愛情を・・・ポッと心の中に
灯してもらえたお話でした。 (pandacorocoroさん 40代・ママ 女の子10歳、女の子6歳)
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