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新たな幸せを見つける話
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投稿日:2011/01/23 |
息子ともどもヤーノシュさんのファンです。以前読んだ『とらくんへのてがみ』とは訳者も出版社も異なりますが、同じシリーズのようです。
仲良しの二人、ちびくまとちびとらが楽園パナマを目指す旅がテーマです。目的地が分かっていないので、まず自分たちで道しるべを作り(笑)、道中出会うあてにならない人々に道を尋ねながら進みます。ちょっとだらしないちびとらがいい味を出しています。
読み始めてすぐに、大人の私は、きっと自宅に戻ってきてしまうと気付き、それでは面白くないなと感じていたのですが・・・。
実際に彼らは自宅に戻ってくるのですが、私の予想とは異なりました。戻ってきた場所は留守中に少し変化していて、彼らは自宅だと気付かずに目的地に到達したと信じるのです。そして旅の間に自宅を素敵な場所にするアイテム(ソファー)を見つけ、またたくさんの友達もできており、彼ら自身も少し変化(成長というべきかは怪しいですが)しています。元いた場所が一番良かったという『青い鳥』のような展開は嫌だなと思っていたのですが、彼らが、もともとあった幸せに気付いたのではなく、新たな幸せを見つけたとわかり、ますますヤーノシュさんのファンになりました。
息子もかなり長い話であるにも関わらず、繰り返し読んでくれとせがみます。よく理解しているという風ではありませんが、二人が好きなようで、満足気に聞いています。
『夢みるパナマ』という題名で、別の訳者、出版社によっても出版されているようですね。
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ひやひや
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投稿日:2011/01/21 |
ガルドンさんの絵が好きで読んでみました。
さんばのあひるのこが散歩にでかけ、数々の苦難を乗り越え(いや、気付きもせず)、無事に戻ってくるという話です。パット・ハッチンスさんの『ロージーのおさんぽ』と設定がよく似ていました。あちらは文章が少なく、絵を良く見ていないと楽しめない絵本でしたが、こちらは文章で一通り説明してあるので、とっつきやすいかもしれません。そう期待して読んだのに、2歳の息子は、意図されていたことが偶然によって別の結果になる面白さにはまだ気付けないようでした。
もう少し大きくなったら、きっと喜んで読むと思いますので、また試してみたいです。
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やきもちベンジー大活躍
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投稿日:2011/01/21 |
どろんこハリーそっくりなタッチの犬の絵本です。
おうむのティリーにやきもちを焼いたベンジーの心の変化と行動の変化が、あたたかく描かれています。やきもちというのは大人からみると醜い気持ちのようですが、この絵本を読むと、もっと素直に受け止めることができます。
この絵本を読んではっきり気付いたのですが、『ハリー』シリーズもこの絵本も、気持ちの変化をしっかりと描いているのですね。2歳の息子には、まだそういう部分はうまく読み取れなかったようで、事件の流れを楽しんでいたようでした。
これから成長する中でじっくり読みたい絵本でした。
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人と人との繋がり
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投稿日:2011/01/21 |
こぐまとちびとらの話です。少し長いのですが、2歳9ヶ月の息子がじーっと聞いていました。
こぐまとちびとらは一緒に住んでいます。こぐまが毎日夕食のための釣りに行くのですが、ちびとらは留守番がさみしくて仕方ありません。そこでこぐまに川から手紙を出すように頼みます。二人のやりとりにはちょとしたハプニングもあるのですが、やがて二人だけの手紙のやりとりではなくなり、森の皆が利用する郵便に発展します。
二人は今度はいつでも互いの声を聞きたくなり、ホースで会話をします。これも発展して電話になります。
手紙も電話も、いつでも相手と連絡をとっていたいから発達したのですね。友情もいつも確かめ合いたい・・・そんな気持ちになれる絵本です。
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イェンセンさんは大迷惑?
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投稿日:2011/01/21 |
図書館で息子が見つけて持ってきました。
機関車トーマスもそうですが、小さい機関車は、もっと活躍したい、遠くに旅に出たいと思っているのですね。小さな子供たちの心を代弁しているのでしょう。しかも、その旅が危なっかしいったらありません。
こちらの機関車も隣町まで冒険に行きます。事件は繰り返し起こりますが、イェンセンさんの家での出来事が一番印象的ですね。洗濯物は良く乾いたでしょうが、イェンセンさんはきっと大迷惑でしょう。
親の立場からは、子供ってそんな風に社会で(迷惑をかけながら)育つんだなと感じながら読みました。息子はどきどきはらはらしていたようです。読み終わったら「ふぅ〜」と安堵の溜息をついていました。
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本当に怖いもの
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投稿日:2011/01/11 |
最近グリム童話に興味を持ち、読んでみました。
童話と言えども、結構深い内容です。表面的には、小さいけれど賢いトムの知恵により、兄弟と両親が幸せになる話ですが、背景に中世のヨーロッパの貧しい人々のやるせない日々の暮らしが見えてきます。
貧しくて今日の食べ物にも困るほどの生活をしている夫婦が7人の子供たちを養えないからと森に捨てに行きます。現代なら、だったら生まなきゃいいのに、となりそうですね。また、兄弟が最初にトムの知恵で小石を辿って家に帰り着いたとき、夫婦は以前貸していたお金が戻ってきたとかでご馳走を食べています。子供たちが戻ってほんのひとときだけ幸せが戻りますが、そのお金もすぐに使い果たしてしまう・・・。貧しさ故の愚かさに腹立たしくなります。にもかかわらず、最後に人食い鬼から奪った金銀宝石で「めでたしめでたし」。思わず、そういうお金は・・・!と言いたくなってしまいます。
怖いのは鬼ではなく、人間の愚かしさ、無知蒙昧さのような気がしてなりません。
昔の人はこんな話を語り継ぎながら何を感じたのでしょうか。
この話は初めて読んだのですが、『ヘンゼルとグレーテル』と重なる部分があるのですね。読み比べると面白そうです。
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私のお気に入り
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投稿日:2011/01/11 |
これがシリーズの一番初めの1冊で、訳者も出版社も違っていたのですね。はじめに『くんちゃんとにじ』が気に入った息子に、図書館で一揃い借りてきて読んでみました。
私は最初の1冊のこれが一番味わいがあるというか、心に響くものを感じたのですが、息子は最初に気に入った『くんちゃんとにじ』が良いようでした。
まだ2歳の息子を一人でどこかに行かせたことはないのですが、いつかくんちゃんのように危なっかしいのを見守らなくてはならない日がくるのかなあと思うとちょっと切なく感じてしまいました。
むしろ大人向けの絵本なのかもしれませんね。息子は冒険に成功する話の方がワクワクして好きなようです。
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ああ、なんと愚かな!
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投稿日:2011/01/11 |
2歳8ヶ月の息子に読んでやりました。地味な絵ですが、おもしろかったです。
登場する鳥たちの名前がどれもこれも似ていて、しかも話が展開するにつれ、どんどん増えて行くので、読んでいると舌がもつれそうになりますが、最後のオチのうまさに疲れも吹き飛びます。
きつねはやはり賢いんですね。息子は最近読んだ『しょうがパンぼうや』で賢い狐の魅力に取り憑かれたようで、大喜びでした。はっきり書いてないので、きつねが食べてしまったことが分からないかもしれないと思いながら読んだのですが、「きつねが食べちゃったんだよ!!!」と発見して大興奮していました。
それにしても5羽も集まって、鳥たちはどうして揃いも揃ってこんなに愚かなのでしょう・・・!!大人の私としてはもやもやいらいらしっぱなしです。
あっけらかんとしているようで、重たいような・・・民話なのでしょうか、なかなか深いですよ。
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道に迷わないくんちゃん
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投稿日:2011/01/11 |
くんちゃんシリーズの中で、息子が『くんちゃんとにじ』に次いで気に入っているのがこれです。比べて分析してみるに、冒険に出掛けてしっかり成果を得て意気揚々帰ってくるストーリーが好みなのかもしれません。
くんちゃんは出会った他の動物たちのことをよく観察し、自分でも真似てみます。もちろんどれも失敗に終わりますが。いとこのアレックは少し年上なのか、くんちゃんに色々と教えたがりますが、くんちゃんは自分でやりたいのですね。でも失敗して、今度は素直にアレックに教えてもらいます。
最後にくんちゃんがアレックの言うことに従わず、自分の行く道が正しいことを確信していたところが良かったです。くんちゃんは道中とてもよくまわりを観察して進んだので間違えたりしなかったのですね。絵を良く見ると、確かにくんちゃんの進む道が正しいことが分かり、楽しくなります。
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クリスマスと冬眠
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投稿日:2011/01/11 |
くんちゃんが大好きな息子に読んでやりました。
はっきり書かれてはいませんが、クリスマスの話です。雪で餌が食べられなくなる小鳥やうさぎたちに食べ物をあげ、くんちゃんは嬉しそうです。誰かを喜ばせるというのは嬉しいことですね。息子もよく私を喜ばせようと頑張ってくれます。そして今度はおとうさんをよろこばせるためにツリーを飾り付けます。おとうさんはサンタクロースのように袋をかついで雪の中から現れ、くんちゃんとおかあさんにプレゼントをくれます。くんちゃんはそのまま冬眠してしまいます。
息子ではなく私の感想ですが、こういう内容なら「クリスマス」とはっきり書いてある方が好みです。ちょっともやもやしながら読んでしまいました。
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