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これ、すごい
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投稿日:2007/05/09 |
最近、宮沢賢治の絵本をよく手に取りますが、どれもこれも、物凄く力が入っているような気がします。
この本も、また然りです。
とにかく挿絵が素晴らしいのです。
楢夫が、大きな木の幹に、三つの白いきのこ(さるのこしかけ)を見つけたところから話が始まります。
このいかにもさるが腰掛けそうなきのこに、次のページでは見事にさるが腰掛けていて、それがまたぴったりなので、この瞬間に物語に引き込まれてしまいます。
さると楢夫の駆け引きというか、ちょっとしたガリバー旅行記風のお話が展開されますが、さるの表情がとても豊かで、こんなさるにはついヨロヨロと付いて行ってしまうだろうなと思われます。
このさる、最後には結構悪さをするのに、最後までどこか憎めない、いい味を出しています。
悪さも、本当はふざけただけなんだよね?と思いたくなるほどです。
飄々として、つかみ所がない様なお話ですが、絵の素晴らしさに引きずられて楽しく読める絵本です。
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お話し会で大評判
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投稿日:2007/05/07 |
これ、お話し会でやると、ものすごく子どもたちのウケが良いのです。
一つの形から、二つの違う何かが生まれる楽しみが満喫できる絵本です。
一番最初は、なんだか良く分からない様子ですが、「だれとだれかと おもったら」というのが何回か繰り返されると、子どもたちは、目をキラキラさせて、「ヨット!」とか「ネズミとウサギ!」とか叫ぶのです。
でも、君平さんの描く動物たちは、一般的なものとちょっと違っているので、なかなか“大当たり!”にはならないのですけれどね。
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丁寧に真面目に作り上げた本
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投稿日:2007/05/07 |
納豆ができるまでを丁寧に追った、写真絵本です。
息子は主人公と名前が似ているので、題名を見たときは恥ずかしそうでした。
でも、出だしが「しょうたは なっとうが きらい」というものだったので、納豆好きで、おやつにも食べている彼は、「オレとは違うな」と、ほっとしたようでした。
自分と似た主人公には、照れくさくて、お話の中に入っていかれないようですね。
でも、この本は、自分と同じでも全然恥ずかしくないじゃないのと思うくらい、癖のない真っ向勝負の本でした。
納豆が嫌いなしょうたが劇的に納豆好きになるわけでもなくて、納豆ができるまで、こんなに時間をかけてこんな過程を経てくるんだよということを丁寧に述べていくことで、お豆や納豆に対する愛おしさや愛情が自然に湧いてくるのです。
作者の真面目な姿勢が窺える、よい本でした。
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諸葛孔明って凄い
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投稿日:2007/05/07 |
私の好きな中国コンビの作品です。
三国志の一つのエピソードが絵本になったものですが、お話も面白く、絵も素晴らしいので、読み応えがあります。
三国志の中でも人気の高い諸葛孔明の頭の良さを描いたものなので、知っている人は、「さすが孔明」と思うでしょうし、知らない人でも素直に「孔明って凄いな」と思うことでしょう。すんなりと受け止めることの出来る物語になっています。
欲を言えば、やぱり1エピソードだけではちょっと物足りない気がしてしまいました。
日本で言えば『平家物語』の“扇の的”だけが絵本になったみたいなので、全体の流れだけでも知識としてベースにあったら、もっと楽しめるような気がします。
特に三国志は、登場人物が多く、一人一人が個性溢れる人物なので、この他のエピソードも絵本になるといいなと思います。
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正統だけど、面白い!
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投稿日:2007/05/07 |
ディヴィット・ウィーズナーの作品で、表紙に出てくる竜と王子の姿が、『3びきのぶたたち』に出てくるものと似ていたので、これはあの話かもしれないと思って借りてみました。
実際は別のお話で、しかも正統なおとぎ話でしたが、これはこれでとても面白いお話でした。
美しい姫とそのうわさを聞きつけた王子の物語ではなく、兄王子と妹姫のお話というところが、まず好感が持てます。
普段、美しいというだけで好きになる王子には腹がたつと言っている娘も、兄妹愛にはヨシヨシとご満悦でした。
いくら身を変えていても、そして表向きには戦っていても、深いところでは分かり合って、信頼しあっている兄妹の姿が描かれていて、とても気持ちが良く、納得のいくものでした。
実は、娘も私も、ウィーズナー作品ということで、なにかハチャメチャな話ではないかと思っていて、実際それを期待するところもありました。
でも、もともと絵が美しい上に、物語もしっかりしていて、こんな正統なお話を描いても、面白かったと思わせるウィーズナーの力を再認識しました。
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教訓がありながら、なぜか笑いを誘うお話
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投稿日:2007/05/07 |
実際に本を手に取ったこともなかったのに、題名だけはなぜか知っていました。
にんじんばたけのパピプペポ・・・つい口ずさみたくなってしまうような、楽しい題名です。
お話も、かこさとしさんらしい、“ちょっとした楽しさ”に溢れたものでした。
子どもたちは、こぶたが20匹きょうだいであることにまずびっくり。
そして、こぶた達が、お手伝いも勉強もしないというところで、「ウチにもいるいる」と言い出しました。(自分ではないと思っているところが可笑しい)
その後も、にんじんを食べたこぶた達がよく働くようになったり、こぶた達からまんまと食べ物を横取りした大人達がひどい目にあったりと、教訓的でありながら、なんだか妙に笑いを誘ってしまう箇所がてんこ盛り。
ほのぼのと楽しいお話でした。
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声援しながら楽しくへんしん
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投稿日:2007/05/02 |
我が家では久しぶりのへんしんシリーズです。
前回までは、私が読んで子どもが笑うというパターンでしたが、今回は子どもも声を合わせて一緒にへんしんしました。
シリーズの中で、一番へんしんがスムーズな感じがし、無理なく読むことができました。
我が家で一番声援を受けたのは、途中颯爽と現われたきんぞうさん。
皆で頑張れ!と応援しながらも、ついつい声援を送りすぎて、へんしんさせてしまいました。
へんしんさせておいて、「あ〜あ、○○になっちゃったぁ」なんて残念がったりして楽しみました。
次男は読後に、一生懸命自分の名前をへんしんさせていましたが、呼び捨てにしても、君付けでも、ちゃん付けでも、省略しても、ニックネームでも、思うようにはへんしんできず、残念がっていましたよ。
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パズル好きの子どもも喜びます
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投稿日:2007/05/01 |
友人がペープサートにして、お話し会でやりました。
とても楽しかったので、絵本も読んでみました。
この本のポイントは、切り絵で描かれる“くろねこ3びき”と“しろねこ3びき”です。
しろねこ3びきは、くろねこ3びきを切り抜いた跡かな?なんて思いながら読んでいくと、どのページのねこの様子も妙に愛らしく思えてくるのです。
ねこ好きのお子さんはもちろん、パズル好きのお子さんにも喜ばれると思われる楽しい本です。
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なぜか懐かしいような気持ちになる
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投稿日:2007/05/01 |
紙しばい屋さんというのは、私より一世代前の人たちには、絶大なる支持を得ていたようで、その世代の作家たちがその面白さを語っているのを、雑誌などで何度も目にしたことがあります。
娯楽の少ない暮らしの中で、子どもの最大の楽しみで、やってくるのを心待ちにしていたのでしょうね。
お話はもちろんのこと、色とりどりのお菓子にもワクワクと胸をときめかせたのでしょう。
この絵本からは、そんな甘美な気持ちがいっぱい伝わってきます。
アレン・セイの絵本は、絵も素晴らしいですし、なぜか懐かしいような気持ちにさせらてしまうという不思議な絵本です。
『紙しばい屋さん』は、静かな雰囲気のお話ですが、その懐かしいような気持ちにせかされて、どんどんページをめくってしまいます。
そして、読み終わった後に、体の隅々まできれいな空気が行き渡ったような、爽やかな気持ちになっていました。
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赤ちゃん絵本の王道
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投稿日:2007/05/01 |
赤ちゃん向けの絵本ですが、今回初めて読みました。
とても新鮮でした!
たまごが出てきて、赤ちゃんが生まれるという繰り返し。
その繰り返しが、小さい子どもには楽しいのです。
次はどんな赤ちゃんが生まれてくるのかなというわくわく感が、絵本の先を読んでみたいという気持ちを生むことでしょう。
我が家の子どもたちには、もう読んでも無反応だと思いますので、未就園児のお話し会の機会があったら、是非読んで、私も一緒に楽しみたいですね!
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