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絵がかわいい、二人も愛らしい
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投稿日:2006/04/26 |
けんかばかりしているので、お母さんが二人の間に境界線を引いてしまいました。
ケンカしている時は勿論ですが、仲良くなっているのに、二人が律儀にこの境界線を守っているのが、なんとも可愛らしくて面白いのです。いつのまにか二人で協力しながら線を延長していったりして。
子どものけんかってこんなものですよね。いつの間にか仲直り。最後はおいしいものを見つけてめでたし、めでたし。
はたこうしろうさんの描くくまくんたちが、なんとも愛らしい一冊です。
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大家族って答えたい
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投稿日:2006/04/26 |
朝、テレビ絵本でやっていたこのお話を見ながら、6年生の娘が「大家族いいなあ」とつぶやき、「ウチもあと何人か家族が欲しいなあ」と言い出しました。「金魚も入れれば大家族だけど?」と答えると、「金魚が7匹。合わせて12人家族。でも、金魚の方が多いのはなんだから、金魚は7匹で1人としよう」とぶつぶつ言っていました。
つまりは、「何人家族?」と聞かれた時に、「9人家族」とか「12人家族」と答えてみたいのだそうです。
思わずそんな気持ちになってしまうような、とても楽しい絵本です。
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忍び寄る恐怖
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投稿日:2006/04/25 |
お砂糖をこぼしたままにしておくと(というかこぼした瞬間に)、必ずどこからともなく ありんこ軍団がやって来るよ、というのが、書き連ねてあるお話です。
そのありんこ軍団の威力たるや物凄いのです。無人島にだって、月にだって、宇宙の果てまでもやってくるのです。わはははははは、と笑いながら・・・。
武田美穂さんの絵なので、絵本から読み取れる怖さは半減していますが、それでも、「わははは」というセリフにちょっとだけ感情を入れて読んだだけで、子ども達は「怖いよ〜」と言い出しました。(でも、不思議なことにしばらくすると「『ありんこぐんだん わはははははは』読んで」と言い出すのですけれどね。)
結局棒読みに近い形で「わはははは」と読むことで、最後までいきましたが、それでも、小さいお子さんにはちょっと怖いかもしれません。でも、おやつの食べこぼしが減り、食べ歩きがなくなること請け合いです。
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わぁ〜、にんにくだ
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投稿日:2006/04/25 |
悪い殿様に捕まった姫を助けるために活躍する、忍者のにんにく丸のお話です。
にんにく丸は、悪い殿様の隣の国の良い殿様、青空晴高に仕える忍者で、本当に顔がにんにくなのです。ついでに言うと、師匠は冬野白斎(白菜の顔)、兄弟分は しょうが丸(しょうがの顔)といいます。
姫を救いだした にんにく丸の前に立ちはだかるのは、敵の忍者、強力麺蔵(ごうりきめんぞう)というのっぺりとした顔の男。着物の背中に「讃」と染め抜いているので、どうやら讃岐うどんらしい。これがなかなか強くて、切っても切っても麺蔵面となってよみがえり、どんどん数が増えていくのです。でも、最後には にんにく丸が強烈にんにく臭を出して、やっつけます、となかなかすごい内容です。
おまけに無事に城に帰って、みんなでやったことが、またすごい。これは、読んでのお楽しみです。
テンポも良く、展開が早いので、飽きることなくお話を楽しめますが、なんといっても、登場人物の面白さが抜きん出ています。子ども達は、忍者の顔がにんにくだということだけで、もう大喜び。最後までかぶりつきで聞いていました。
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遊びごころがいっぱい
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投稿日:2006/04/25 |
こどものとも200号記念に出版された絵本です。
いろいろなお話の登場人物(でないのもいるかと思いますが)から「こどものとも」にお祝いの手紙が届くという内容です。手紙の文が書いてあるところの上に、手紙に貼ってあった切手の絵もあるのですが、それが「がらがらどん」や「ロボットカミイ」や「月夜の電信柱」の絵柄の切手になっていて、楽しいです。
最後のページは、手紙をもらった「こどものとも」からの返事になっています。
ぐりとぐら、ぐるんぱ、たろう(『たろうのおでかけ』)、だるまちゃん、きつね(『そらいろのたね』などが集まって、ぐりとぐらの焼いたカステラでお祝いしているのです。
遊び心がいっぱい詰まった楽しい一冊です。
50周年記念にも、デラックスな『こんにちは おてがみです』が出ていますし、「こどものとも」って楽しい企画を考えますよね。読者としては大歓迎です。
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気配に怯える不思議な絵本
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投稿日:2006/04/25 |
おばけ屋敷にやって来た男の子と女の子。女の子は面白がって、男の子を引っ張って入るのですが、これが実は本物のおばけたちの家。
おばけ達は、「最近、人間に会ってないねぇ、会いたいなぁ」とどことなくのんきな動機で、おばけ屋敷の看板を掲げたというわけです。
もともとおばけ達には、子ども達を驚かす気など全くないので、彼らの前に姿を現すことはなく、隣の部屋から様子を窺っているだけだったりするのですが、やっぱり気配は伝わるもの。
おばけ達と顔を合わせていないのに、子ども達はどことな〜く怖くなってくるのです。
出てくるおばけも、のほほんとしていて、ちっとも怖くないのですが、おばけの姿が描かれていない場面の「本当はこの家にはいるんだよ」という気配に、読者も怖くなってしまいます。
実際のおばけの姿を見るより、いない方が怖いというちょっと不思議な絵本です。
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まっすぐな ますだくん
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投稿日:2006/04/24 |
ますだくんの一人語りで綴られる漫画形式の絵本(?)です。我が家の子ども達は、皆このシリーズが大好きで、読むのを楽しみにしています。
第一弾の『となりのせきのますだくん』は、みほちゃんの目線で描かれていて、ただただ ますだくんはわけのわからない乱暴者になっていたのですが、ますだくん側からの目線では、みほちゃんのいじいじ度が強くてイライラしてしまい、ついあれこれ口出ししたくなるますだくんの気持ちがよくわかります。
ますだくんは、○か×、白か黒、といったはっきりとした性格で、今までそれで生きてきたので、○も×も白も黒もなく、△と灰色しかないみほちゃんのことを理解するのは難しいのでしょう。みほちゃんにしても同じことです。
一年生になって世界がグンと広がると、今までの自分の常識の範疇にないことも起こります。この二人が隣同士になったのも、社会に踏み出す一歩としてはいいのかも。
二人の担任の先生はどちらかというと、みほちゃん派のようですが、私は断然ますだくん派。
これからも、いろいろ誤解を受けることもあるだろうけれど、頑張れ、ますだくん!
二人の受け取り方の違いがよくわかって面白いので、『となりのせきのますだくん』と合わせて読むことをお勧めします。
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おもしろいじゃない!
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投稿日:2006/04/24 |
この本、前に一度読んだことがあって、その時はたいして感じることもなく、「あ〜そうですか」くらいの感想でした。
でも、読み聞かせ仲間で大好きな本に挙げている人がいましたし、ナビでも良かったという感想が続出です。
ナビをよくチェックしている娘が、図書館で借りてきたので、私ももう一度読んでみようと思い、読んでみました。
すると、あららら、なんて面白いんでしょう。夢があって、楽しくて、内容もとっても明るくて。どうして前には何とも思わなかったのかしら。娘も「良かった!」と言っていました。
一度読んで、今ひとつと思っても、時間がたってから読んでみると受け取り方も変わるものです。敗者復活戦をしてみるのもいいものですね。
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やっぱり素晴らしい絵本でした
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投稿日:2006/04/24 |
6年生の娘は、最近林明子さんの本がお気に入り。図書館で探しては、ごっそりと借りてきます。娘の幼少時代には『あさえとちいさいいもうと』しか読んだことがないので、今頃「いいわね〜」と林明子ワールドに浸っています。
この本はとても有名で、テレビ絵本でもやっていましたが、私も読むのは初めてでした。ナビでは130件以上も☆5つの感想が寄せられているので、今更ですが、やっぱり良かったです!
ずっとあきを守ってきたこんが犬に連れ去られたところから、俄然あきが力を発揮して、こん救出に向かいます。守る者・守られる者というこんとあきの関係が、お互いに助け合い、守り合う関係に変わり、お互いの絆が強くなったような気がします。
あと、何といってもおばあちゃんの絵が素晴らしいですね。こんな匂い立つようなおばあちゃんには、初めてお目にかかりました。皺や腰の曲がり具合でおばあちゃんを表現している絵は多いのですが、この本では、体つきや雰囲気で見事におばあちゃんを描いていて、思わず見入ってしまうほどでした。
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幻想的で美しい絵本
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投稿日:2006/04/23 |
無性にエロール・ル・カインの絵本が読みたくなって、図書館で探しました。あったのはこの本と『白猫』だけでしたが、それでも嬉しくて、ページを開く前から、もうドキドキです。なぜって、とにかく絵が美しいのですもの。表紙をめくった瞬間から、もう物語の世界に引き込まれてしまうのです。
物語は、ディズニー映画にもなった有名なお話。幻想的な絵が、この一種独特の恋物語を盛り上げています。
見開きの片方のページに絵、もう片方に文章という形式をとっていますが、文章のページも四角くスペースをとって、そこに文章が書いてあり、周りは孔雀や蝶やドラゴンなどの細かい絵で縁取られています。
本当に宝石のように美しい絵本です。
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