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地道な努力で夢をかなえる。
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投稿日:2005/03/08 |
一日のうちの半日しか日が当たらないために、長年貧しい生活を強いられている村がありました。豊かになるためには、どうしたらよいのでしょうか。そこで一人の少年が、名案を考えました。
しかし、それは途方もなく長い年月と、労力を必要とする果てしない方法でした。誰だって、そんなこと無理だと言って笑うでしょう。
しかし、この少年は本気だったのです。本気で何かを成し遂げようとすれば、夢はいつか必ずかなうのだという希望が、この本を読むと沸いてきます。
地味だけれども、読んだ後になんだか胸が熱くなってきます。
そして、読んだ者に、夢を与えてくれる大好きな絵本です。
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バカ殿を髣髴させる爆笑サンタ
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投稿日:2005/03/07 |
もしも、昔の日本の殿様が「クリスマス」の本を外国の使者にもらったら・・・、といった奇想天外な発想から話は、すごい方向に進んでゆきます。
この殿様とクリスマスという無理やりな結びつきが、滅茶苦茶楽しいくて、一体どうなっちゃうのかと、ワクワクドキドキしてしまいます。
例えば、トナカイなんていない日本で、一体どうやってソリに乗って、殿様サンタが、空を飛ぶのか。この難題をこの殿様は、やってのけてしまうところがすごいし、またその方法が笑えるのです。
斬新なクリスマス絵本なので、いわゆるクリスマス絵本に飽きた人にとってもお薦めです。爆笑できます。私は、こういうの大好きです。
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不思議で、リズミカルな楽しさ
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投稿日:2005/03/07 |
長谷川義史さんの絵が、すごく楽しそうな雰囲気を醸し出していて、とても素敵です。
「あれをしちゃいかん」「これをしちゃいかん」と言われて頭にきたイカンという名前の子が家出をするところから始まるのですが、なぜか隣のアカンも一緒に旅をすることになり、ワールドワイドに話は広がってゆきます。
世界中の、否定的な言葉が登場して面白いです。
そしてみんなで手をとり、地球を取り囲むイラストは、とても気に入りました。なんだか不思議な世界観のある楽しい絵本です。
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楽しいお化けの冬遊び。
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投稿日:2005/03/07 |
お化けが冬ごもりをすると一体どうなるのかをユーモラスに描いています。
はじめは、それなりに怖いお話しなのかな、と思いましたが、ご心配なく。とっても楽しい冬の楽しい生活を描いていて、ほのぼのとした気分になります。
特に、雪入道なんて、また珍しいお化けも登場しますよ。
真っ白な見開きに、思わずみんなびっくりでした。
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痛快な落語絵本
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投稿日:2005/03/07 |
大好きな落語絵本のシリーズの一冊です。話の展開がとても面白く、話の長さが、全く気になりません。小学生全般に楽しめるし、大人にとっても充分笑えます。
ただ笑えるだけでなく、お春さんの、お母さんを思う気持ちにもぐっとくるし、悪戯好きな若旦那が、自分のしてしまったことに気付いて、すぐにお春のことを真剣に心配する、その人情にもまた、とても嬉しくなります。オチも見事に決まって、一件落着の結末が、読後にすっきりとした気持ちにさせてくれます。
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不器用な子でも、いつか花が咲くのです。
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投稿日:2005/03/07 |
子育てをしていく上で、ついつい他の子と、自分の子を比べていませんか。他の子は、みんな歩き出したのに家の子はまだ歩かないとか、まだしゃべらない、まだ字が書けない・・・。そんな事で、ついイライラしたり、不安になったりしているお母さんには、是非お薦めの絵本です。
我子もいつか、必ず花が咲く。ただ、ちょっと遅咲きなだけなのだと、どっしりとかまえて、温かく見守る姿勢は、見習うべきところが多く、そんなお母さんに育てられた、ちょっと不器用な子は、できないとくよくよ悩むことなく、伸び伸びとし、やはりどっしりとした心持の人に育つのでしょう。
ついつい追い立ててしまうようなことを口走ってしまいがちな私にも勉強になる一冊です。
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どんなに太ったってお母さん大好き!
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投稿日:2005/03/07 |
この際、自分のことは、横に置いといて、自分が幼かった頃を振り返ると・・・。確かに、お母さんが少々太ったって、ちっとも気にしていませんでした。そんなこと、お母さんが好きってこととは、何の繋がりはなく、お母さんはお母さんなのだから、いつだって大好きだったのである。寧ろ、お母さんのふっくらと柔らかい膝の上に抱きかかえられると、そのお知りのしたのクッションの心地よさが何とも言えず、大々々好きでした。
だから、この本を読んでいて、すごくわかるなーと、共感してしまいました。
それなのに、この本を図書館の本棚からつまみ出す時に、異常に周囲の目を気にして、妙に挙動不審になってしまったのは、どーしてでしょうか・・・。
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息子の為に買っておこうかな・・・。
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投稿日:2005/03/07 |
「どうしてお父さんはハゲなの」
この疑問、私も子供の頃、何度も口にしたかったけれど、異常に気にしている父には、口が裂けても聞けなかったなあ・・・。
この絵本の子のように率直に聞いたなら、果たしてどんな答えが返ってきたのであろうか。いや、鉄拳がとんできたかも知れません。
しかし、この父は、実に大らかで素晴らしい。クヨクヨ悩むことなく、自分をありのままに受け止めているではないか。
そして、いずれハゲるであろう息子に対し、立派な答えを与えてくれるのである。
遺伝だけれども、遺伝したのはそれだけではなく、父親の長所と思われるところも、多く受け継がれているのである。人生すてたもんじゃないと思わせてくれる立派な父である。
いずれハゲるであろう息子が、若ハゲになってぐれないように、手元に置いておくのも悪くない本である。
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子供がゲラゲラ笑い出す落語
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投稿日:2004/12/29 |
落語絵本なので、読み手が、落語調に調子よく読んであげたいところです。
「ちゃっくりがきぃふ」「パッピップッぺッポッ」の掛け合いのところが、非常に面白く、子供たちが爆笑していました。一番難しかったのが、チンドン屋さんの奏でる音のところです。もっと練習して、上手に読んであげたら、最後まで爆笑させてあげられそうな絵本です。
お話しも面白いのですが、梶山俊夫さんのひょうひょうとして、動きのある絵が、すごくぴったりで、余計楽しませてもらいました。
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とても大切な命の授業
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投稿日:2004/12/27 |
全盲の女性、ルミさんの感動の出産と、そのたくましい育児にふれて、命について考えさせられます。
ひょんなことから、お隣に住むルミさんの出産に立ち会うことになってしまった小学生のエリちゃんの目を通して、話は進みます。だから、小学生の読み聞かせに、すごくいいと思いました。小1の娘も、まるで自分が出産に立ち会ってしまったように、真剣に聞き入り、無事に元気な赤ちゃんが誕生した場面では、絵本の中のエリさんと共に感動を分かち合うがのごとく、ほっとした後、満面の笑顔になりました。私もご多聞にもれず、感動で目頭が熱くなってしまいました。
赤ちゃん誕生ものの、絵本を今までに何冊も読みましたが、この絵本が一番感激しました。
そして、大変なその育児にも、興味深いものがあります。何しろ、目が見えないお母さんの育児です。その苦労は、察するにあまりあるのですが、ルミさんは、とても精神的に逞しく、関心してしまいます。赤ちゃんのうんちを当たり前のように触って確認し、ちっとも汚いものという意識がないところに、愛情の深さを感じました。
そして、何と言っても、エリちゃんが、こんなかわいい赤ちゃん、ルミさんにも見えればいいのに、と思わず口走った時に、
「いのちは見えるよ」
と答えたルミさんの言葉が、読後も耳に、そして胸に残って離れませんでした。
こんな素敵な女性、ルミさんに命の授業を受けたエリちゃんのクラスの皆が、とっても羨ましいです。お母さんの愛情や、育児の大変さ、そして何よりも、かわいいかわいい赤ちゃんを抱かせてもらって命を感じることが出来たのです。
このクラスの子供たちの中からは、間違っても将来人殺しをするような人間はいないことでしょう。
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