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結局勝ったのは?
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投稿日:2009/09/04 |
オオカミのボスとキツネの大将のじゃんけん勝負。
1対1の真剣勝負。
そこで、すぐにじゃんけんぽんだったらよかったけれど...
オオカミが言った一言「俺は必ずパーを出す。」でかえってややこしい勝負に。
キツネはオオカミの裏をかこうとする、その裏をオオカミはかこうとする、そして、その裏の裏をキツネが...
でね、結局、どっちの勝ちで決まったのか?どういう展開になっていくのか、ちょっと予想がつかなかったけれど...
なかなかの名勝負でした。なるほど、こういう展開があったのね、と納得。
最後の終わり方がなかなか爽快!
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一番すごいのは誰?
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投稿日:2009/09/04 |
不思議な感じのお話でした。
森の奥には、こわい魔物。そんな森にたった一人のおばあさん。味方は1匹のかえるだけ。
それじゃー何のたしにもならないじゃん、そんな感じなんだけど...
このかえるがすごい。
やってくる気持ちの悪い魔物をどれもこれも、ぱくりと一口。
いや、ぱくりではないですね。がぶり、ごぶり、げぶり、です。
何が起こった?え?っていうくらいあっという間に、淡々とね。
で、これいったい最後はどういう終わり方なの?ハッピーエンドかな、と思ったら、これまた、最後は想像もつかない終わり方でした。
最後で目が点。
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いちごの変身がおもしろい
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投稿日:2009/09/02 |
自分の取ったたった1つのいちご、誰にも取られたくないいちごをねずみくんはいったいどうやって隠すのでしょうか?
この隠し方が楽しい。
1ページ1ページめくっては、くすっと笑えるユーモアたっぷりの絵本です。けっこう笑えますよ。
いちごがみずみずしくって実においしそうなのが、またいいね。
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兄弟って不思議な関係
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投稿日:2009/09/02 |
兄弟っていうのは、なんだか不思議な関係。
友達のようで友達じゃないようで、敵の時もあるけどやっぱり仲間。
そんな感じでしょうか。
「○○君なんて大嫌い。」
うちの娘もたまに言うけれど、それでもふと見ると仲良く遊んでいるのね。不思議。
このお話も、そんな兄弟の「妙」をよくとらえていると思う。
弟なんていらない、と姉は弟を売りに出かける。でも売れない。いらない、いらないといわれているうちに
「弟だってこんないいところがあるのよ。」
って擁護のほうにまわっていく。
嫌いだけど好き。好きだけど嫌い。そんな感じがよくわかる。
そうそう、って顔でにんまりしながら子どもも聞いていました。
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変身の過程が最高!
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投稿日:2009/09/02 |
これは、幼児絵本なんだと思うのですが...
なんとなく手にとったのは、「なりました」ずばりこの題名が気になったから。
表紙をみれば、ただのカバ。
なりました。いったいカバは何になったのかな?と。
これ、一番うけたのは私でした。
カバはゾウになり、カメは河童になるのです。そしてクラゲはタコに。
ぜんぜん関連性がわからないでしょ?
でも、読んでみたら納得。絵の力も大きいけれど、このたんたんとした語り口がまたおもしろい。
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カレーの成長の様子が楽しい
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投稿日:2009/06/16 |
「ひみつのカレーライス」
題名にひかれ、すぐに手に取りました。
その中に出てくるのは、なんと、カレーの種。
それだけで、ちょっと楽しそうな展開が想像できませんか?
このカレーの種の成長の様子がなんとも楽しい。
なんだか、ページをめくるのがわくわくします。
カレーは子供たちが大好きな料理。ぜったいに話に引き込まれること間違いなしです。
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こりないね。
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投稿日:2009/06/16 |
「うんちっち」が大好きだった息子に。
同じシリーズの本があるとは知りませんでした。
いたずらっ子のシモン君。今回も懲りずにいたずらし放題。
この人をこばかにしたようなふてぶてしい態度。
そして、最後にはいたずらがすぎて、自分が困ることになる。
でも...そんなことでは、けして改心はしないシモン君。
実に子供らしい。
この絵本、色がどぎついし、最初はどうなんだろ、という感じはありますが、「うんちっち」に引き続き、子供うけは実によかったです。
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こんな展開想像つく?
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投稿日:2009/06/16 |
実にシュールです。
絵本なんだけど、絵本でないような...
これって、大人むけなのかな、という感じの絵本です。
チーターのやっているお店はいつも暇。
でも、ひょんなことから、物が売れるように...
なかなか意外な展開です。
だって、お客さんが要求したのは「あなたの模様をくださいな。」です。
どうやって?と思ったら、黒い模様を一枚一枚はがしているではないですか。な、なんと!
で、模様がなくなった後に来た客は、「あなたの黄色をいただこうかしら。」ときたもんだ。
なかなか考えつかないこの展開。チーター本人もびっくりだけど、読んでるこっちもびっくりです。
楽しかったので読み聞かせにどうかな、と思った絵本ですが...このシュールさは小学校低学年というより、高学年むきでしょうか?
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がんばれ、おとう
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投稿日:2009/06/16 |
ウツボといえば、あまりよいイメージのある人はいないでしょう。
普通は主人公にはむかない種類の動物です。
最初のページでも、「海の暴れん坊」を書いてある。
でも、その海の暴れん坊のウツボ君、ほんとは人情味のあるちょっといいやつ。
たまたまかえった魚の卵。ちゃんと大事に育てちゃう。最初はくってやろうと思っていたのに...
「おとうじゃないって」
そういいながら、しっかり「おとう」しているすばらしいお父さんです。
最後に巣立っていく魚たちを見送るウツボ君、なんだかいいね。ちょっとほっとします。
村上さんが書くと、ウツボもこんなにかわいらしくなるのがまたいいね。
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トラとネコ、大逆転
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投稿日:2009/06/16 |
表紙をみて、ちょっと違和感。
なんだか、弱そうなトラ。そしてえらそうなネコ。
なんだか逆じゃない?と思うのですが、そう、逆なんです。
昔むかし、トラはとてものろまで、獲物ひとつ採れなかった。
それを狩りの名手にしたのは、実はネコでした、というお話です。
文章はわりと長めかな。でも長いと途中であきてしまう、うちの息子が最後まで熱心に聞きました。
そして、これはなかなかおもしろいお話だったといいました。
一生懸命、技を伝授されたトラが最終的にネコをあざむくあたりが、展開としておもしろい。
そして、トラとネコの立場は逆転し、今にいたりました、という昔話特有のうまい結末がなかなかよい。
なるほどなぁで終われる締めのよさが、昔話のよいところですね。
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