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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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たかくんママ

ママ・50代・広島県、女の子25歳 男の子22歳

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自己紹介
11歳の娘と8歳の息子の母親です。
好きなもの
コロッケと、コーヒーゼリー。
ホームページを作るのと、新聞に投稿することに凝っています(^^ゞ
子供服や小物を手作りするのが大好きです。
ひとこと
昔から、本屋や図書館が好きでした。
でも、そんなに熱心な読書家というわけでもなく、子供が生まれるまでは、絵本になんかまったく興味なし。
「子供に本くらい読んでやりなさいよ。」と実母に言われても「本なんて読んでも読まなくても子供が好きにすればいい。」くらいに思っていました。
が、何がどうなったのやら、いつしか「絵本」にはまってしまいました。
絵本が好きになったきっかけになった本は、林明子さんの「こんとあき」、いわむらかずおさんの「14ひきのあさごはん」だったと思います。
毎日の絵本の読み聞かせが日課になってはや9年。

今年(平成20年)から、小学校の図書ボランティアで、絵本の読み聞かせを始めました。これをきっかけに、最近、ますます絵本への興味が増しています。

たかくんママさんの声

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なかなかよいと思う たくましい赤ちゃん  投稿日:2011/02/23
アボカド・ベイビー
アボカド・ベイビー 作: ジョン・バーニンガム
訳: 青山 南

出版社: ほるぷ出版
あまり丈夫じゃない家族に生まれた、あまり丈夫そうでない赤ちゃんが、アボカドを食べた瞬間に、スーパーマンみたいになるお話です。
でも、見かけは赤ちゃんなのでかわいらしい。
そのかわいらしい姿で、力は大人なみ。
いやそれ以上で、いろんなことを解決していく。
あまり健康じゃない家族にあって、もっとも頼れる存在です。
最後にいじめっ子を池に放り込む姿なんて圧巻!
だけど、それでもかわいいのね、赤ちゃんは。
このギャップがほほえましくていいです。
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自信を持っておすすめしたい 憎めないきつね  投稿日:2011/02/23
きつねのおふろ
きつねのおふろ 作・絵: 国松エリカ
出版社: 偕成社
表紙の絵はね、みんなが仲良くお風呂につかって、あぁいい気持ち。
仲良しっていいなーって感じの絵なんです。
湯気がたって、みんないい顔で、とても幸せいっぱい。
だけど、きつねがお風呂を作ったのはね、獲物をおびきよせて煮て食べようと思ったからなんです。
だけど、そんなことはおかまいなしに、みんなはいいお湯だとお風呂に入っていくし...
なんだか、まるで、きつねはいいやつ。
さえない気持ちを持ちつつも、このきつねの、どこかぬけていて憎めないキャラが最後までいいですよ。
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なかなかよいと思う パパ、遊んであげてね  投稿日:2011/02/23
36人のパパ
36人のパパ 作・絵: イアン・リュック・アングルベール
訳: ひろはたえりこ

出版社: 小峰書店
どこも一緒だと思うけれど、パパはいつだって疲れているのです。
家にいるときくらいゆっくりしたいのです。
子どもの相手もけっこう疲れるし...
というわけで、いつもいつもその言葉を聞いているローラは不満。
自分の言うことをなんでも聞いてくれるパパを魔法で呼び出してしまうのです。
なんでも聞いてくれるパパ、ぜんぶで36人。
だけど、やっぱり、パパはパパ。
自分のパパが一番いいよね。
お父さん、わが子もおそらく同じことを考えているはずですよ。
これ読んで、ちょっと子どもの話の1つも聞いてやりましょう、という本かな。
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なかなかよいと思う おとぼけおにいちゃん  投稿日:2011/02/23
999ひきのきょうだいのはるですよ
999ひきのきょうだいのはるですよ 作: 木村 研
絵: 村上 康成

出版社: ひさかたチャイルド
冬が終わり、春の訪れをいっぱい感じられる絵本です。
かえるも、かめも、テントウムシも、みんなみんな冬眠から覚める春。
先に目が覚めたかえるたちは、まだ目が覚めない友達を起こしてあげるのですが...
そうそう、天敵まで起こしてはいけませんでした。
ここでも、1匹だけずばぬけて大きいおにいちゃんは、どこかすっとぼけていて、憎めないやつです。
999匹という数のおもしろさ、この絵のかわいらしさ、ほっとするあたたかい感じのお話、どれもいいです。
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自信を持っておすすめしたい おばばがこわいぞぉ〜  投稿日:2011/02/23
あおい玉 あかい玉 しろい玉
あおい玉 あかい玉 しろい玉 絵: 太田 大八
再話: 稲田 和子

出版社: 童話館出版
「3枚のおふだ」という昔話がありますが、あのお話の「おふだ」が「玉」にかわったのがこのお話です。
お話もさることながら、絵がいいです。
登場するおばばのなんとも怖いこと。
これは、ほんとにこわいし、気持ち悪い。
追いかけられて命からがら逃げているところなんか、ほんとに臨場感ありです。
8歳の息子に読んで聞かせていたのに、いつの間にか、11歳の娘も聞いていて、「これってすごくない?おもしろかった〜。」という感想。
夜寝る前に読むと、夢にも出てきそうですが、なかなか迫力のあるお話ですよ〜。
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なかなかよいと思う 1つのたにしがこうなるとは!  投稿日:2011/02/19
たにし長者
たにし長者 作: 岩崎 京子
絵: 長野 ヒデ子

出版社: 教育画劇
ちょっと最近、昔話にはまっていて、図書館で借りてみた本です。
「たにし」といえば、あの川にいる小さな貝。
これで長者になるということは、わらしべ長者のようなお話かと思いきや...だいぶ違っていました。
子どものいない夫婦にさずかったのが、たにしの子。
水神様の申し子ということで、そのたにしを20年もの間大事に大事に育てる夫婦もさることながら、そのたにしに嫁いできた嫁もたいしたもの。
昔の人というのは、信心深く、誠実だったんだなぁと思う。
そして、最後に幸せになるのは、やっぱり辛抱しながら誠実にこつこつと真面目に働いてきた人たちなのです。
この当たり前のことがなかなか当たり前でないご時勢なので、こういう「信じるものは救われる」お話は、かえって新鮮で、ほっとしました。
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なかなかよいと思う おばあちゃんと孫がほほえましい  投稿日:2011/02/19
とらばあちゃんのうめしごと
とらばあちゃんのうめしごと 作: いちかわ けいこ
絵: 垂石 眞子

出版社: アリス館
うちの子は、おばあちゃんが大好きで、大のおばあちゃん子。
この中に出てくるとらばあちゃんと男の子は、まさに、うちの縮図のようで、ほほえましく読みました。
そういえば、私も小さい頃、家では、おばあちゃんが梅干をつけていたような記憶があるけれど...梅干ってこうやって出来るのね、とはじめて知りました。
木の梅を採るときも、全部取らずに残しておく。
梅干をつける時に出来る梅酢もちゃんと使える。
昔の人の知恵ってすごいなぁと思う。
そのおばあちゃんの「うめしごと」についてまわって、おばあちゃんと仲良くお手伝いするゆうたの姿がいいですね〜。
たいてい、おばあちゃんが主人公になっている本が大好きな息子ですが、これを読んだ後は「おばあちゃんと一緒に梅干を作ってみたい。」でした。
でも、梅干はすっぱくて嫌いなんだって。
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なかなかよいと思う つばめとたろう、ともに成長!  投稿日:2011/02/19
つばめのピーちゃん
つばめのピーちゃん 作・絵: 正高もとこ
出版社: 岩崎書店
ついつい癇癪が出てしまって、うまく友達の輪に入れないたろう。
そして、巣から落ちて一人ぼっちになってしまったつばめのぴーちゃん。
つばめのピーちゃんを通して、自分たちも成長していく子どもたちがうまく描かれています。
巣から落ちてしまったつばめと、どうもうまくなじめない不器用なたろうが、それでも一歩一歩大きくなっていく、みんなに助けられながら大きくなっていく。
こんなふうにして、子どもは大きくなってくんだなぁ。
みんな健やかに育っていってくれればいいなぁ、と親の立場ではそんなふうに感じる絵本ですが、まぁ、子どもの目で見ると、これは、あくまで楽しい絵本みたい。
つばめが助かってよかったね、と。
巣からおしりを出してうんちするなんて知らなかった〜、と。
自分もつばめが飼ってみたい、とそんな感想でした。
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自信を持っておすすめしたい カラスが黒いわけは?  投稿日:2011/02/19
ふくろうのそめものや
ふくろうのそめものや 作・絵: 山口 マオ
出版社: 鈴木出版
小学校の教科書で「かさこじぞう」を習ってきた息子が、昔話を読んでほしいというので、借りてきた本の1つです。
昔話というのは、いろんな出版社からいろんな本が出ていて、少しずつ話も違っていたりして、どれがいいのかわからないけど...
この本のいいところは、絵がはっきりしているので遠目がきく。
文章も少ないので簡潔です。
大勢の前での読み聞かせにもいいなぁと思う本です。
色がいろいろ出てくるので、とてもきれいだし、真っ白なカラスが真っ黒になったその経緯がとてもわかりやすい。
こんなことがあって、カラスは真っ黒になっちゃったんだって、という終わりがなんともすっきりしていていい。
私が昔聞いたことのある話とはちょっと違うような気もするので、ほかの本とも比べてみるとまた楽しいかもしれない。
昔話は、いろんな伝わり方があるので、比べていろいろ読んでみる、そんな楽しみ方もできていいね。
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自信を持っておすすめしたい 言葉の響きが美しい  投稿日:2011/02/19
やまなしもぎ
やまなしもぎ 再話: 平野 直
絵: 太田 大八

出版社: 福音館書店
有名な本です。よく紹介されているのを見ます。
でも、なんとなく表紙の絵の地味さから今まで読んだことがなかった本です。
小学校の教科書で「かさこじぞう」を習ってきた息子が、昔話をいろいろ読んでほしいというので、借りてきた本の1つです。
昔話って、描写している音の響きとか、文章とかがとてもきれいだといつも思うのだけれど、この話の中に何度となく出てくる、笹の音「ゆくなっちゃ がさがさ」「ゆけっちゃ がさがさ」もとても耳に心地よい。
この中に出てくる、沼の主、これは何だ?サンショウウオか何なのか、実に不気味でおそろしい。
げろりっと人を飲み込む様子は想像するとちょっと怖いです。
でも、最後には、その沼の主を退治して、やまなしを母親に持って帰る。
昔話は最後でほっとできる、その感じがとても好き。
ちょっと昔話ってちょっと古臭くて、お話が長くて、私はおもしろいけど、今の子はこんなの読むのかなぁ〜と思っているところもありましたが、息子はおもしろかったみたいで、「明日もこれを読んでね。」と言いました。
息子がこういう話を楽しんで聞けるようになっていることに、成長を感じました。
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