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なみ@えほん

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なみ@えほんさんの声

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なかなかよいと思う ユニーク、面白い♪ だけど・・・  投稿日:2016/08/27
くるくる くるくる
くるくる くるくる 作・絵: 新井 洋行
出版社: PHP研究所
 新しい発想で絵本を作られる新井洋行さん。この絵本も、かなりユニークです。だって、絵本を回しながら読むのですから。くるくるくるくる・・・・、びっくり!

 回っているものが、それぞれ なるほど!と思うもので、うまいなぁーと思いました。絵は可愛くて、和みます。

 次々にいろんなものが回るのを見つつ、最後はどんな風に終わるのだろう?と思っていたら、なんと、地球が回ります。お見事!

 ユニークで可愛い絵本です。ただ、50代のおばさんには、絵本をくるくると回すことが、どうも落ち着かなかったのでした。すごい〜!と思いつつ、素直に楽しめない自分がちょっと残念(苦笑)
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ふつうだと思う ちょっと 引っかかる  投稿日:2016/08/26
トルーシー・トルトルとトラ
トルーシー・トルトルとトラ 作: ヘレン・スティーヴンズ
訳: ふしみ みさを

出版社: BL出版
 「ライオンをかくすには」の作者さんの絵本だということで、読みました。ライオンの次は、トラなんですね〜。

 不思議に思ったのは、トラがパパを捕まえて、ゆっさゆっさと ゆすっている場面で、人々が 「トラのいうとおり!どろぼうはダメだよ」と言うところ。なぜ、パパがどろぼうだと、みんな わかったのでしょう?おしおきをされているからかしら?

 パパが改心して良かったです。もともと、そう悪者には見えません。眼鏡をとれば。優しそうな、人の好さそうな おじさん。しっかりもののトルーシーとトラのおかげですね。でも、「人のものをとってはダメ!」と、この際、子どもたちには、きちんと 教えてあげましょう。ほのぼのと終わるものの、パパがどろぼうというのは、ちょっと引っかかる設定でもあります。
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なかなかよいと思う ねずみさん、逃げて!  投稿日:2016/08/26
赤ちゃんのためのことばの絵本
赤ちゃんのためのことばの絵本 作・絵: 桑原 伸之
出版社: あすなろ書房
 はっきりとした線や色で描かれた絵を見ながら、モノや動物の名前を言ったり、擬音語を楽しむ絵本です。

 ページを見ながら、「次はどうなるの?」と予想することも楽しいので、「赤ちゃんのための・・・」とタイトルにありますが、もう少し大きな子も楽しめるのでは?と思いました。

 ぺんぎんさんが、ぴょんぴょんしている場面が好きです。笑顔が可愛い♪「ねずみさんが ねこさんのしっぽで くるくる」には、ちょっと、ドキッ。ねずみさん、逃げなきゃ!!
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なかなかよいと思う ユニークな色の絵本  投稿日:2016/08/25
赤ちゃんのための色のえほん
赤ちゃんのための色のえほん 作・絵: 桑原 伸之
出版社: あすなろ書房
 とてもユニークな色の絵本だと思いました。思わぬものの中から、思わぬものがでてくる意外さ。「ふわふわ」とか「ぴよぴよ」という音で、次にでてくるものを予想する楽しさ。

 そして、絵に顔がついているので、今、話題にしているその色に、赤ちゃんの視線をグッと引き付けます。

 シンプルな中に、ものの名前、色、音など、赤ちゃんが、見たり聞いたり考えたりして楽しめる要素が たくさん詰まった絵本だと思います。
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なかなかよいと思う 戸惑いました  投稿日:2016/08/24
幼い子は微笑む
幼い子は微笑む 詩: 長田 弘
絵: いせひでこ

出版社: 講談社
 やさしい言葉が使われていますが、意味を読み取りにくく、詩人は何を言いたいのだろう?と戸惑いました。難しいと思いました。何度も読みました。この詩が載っている『奇跡ーミラクルー』にも目をとおしてみました。

 詩人はこの世の矛盾や悪や悲しみを、しっかりと見据えているのではないでしょうか。長じて、それらと向かい合わざるを得ない私たちに、向かい合う覚悟と考える責任、そしてその先にある幸福を求める気持ちと力を持ってほしいと願っているのでは?・・・そんなことを考えました。

 いせひでこさんの描かれた、まだ多くの悲しみを知らない 無垢な幼子が可愛いです。

 (作品情報に、「小学校低学年から」とありますが、それはちょっと無理なのでは?と思いました。)
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なかなかよいと思う かたちに 顔がついています^^  投稿日:2016/08/24
赤ちゃんのためのかたちの絵本
赤ちゃんのためのかたちの絵本 作・絵: 桑原 伸之
出版社: あすなろ書房
 かたちと言えば、まずは、丸、三角、四角ですが、ぐにゃぐにゃや、星の形など、少し変わった形の紹介があって、変化を持たせています。

 さらに、色もついていて、色の名前も文章に入っているので、「かたちの絵本」と言いながら、同時に色も学べて、一冊で二度、美味しいです♪

 はっきりした色と形に加えて、形に顔がついているので、赤ちゃんはとても興味をひかれて絵本に見入るのではないでしょうか。優しく安定した表情です。擬音語も楽しめますし、いかにも赤ちゃんのための絵本という感じです。
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自信を持っておすすめしたい 大人も、惹かれます♪  投稿日:2016/08/23
いろいろバス
いろいろバス 作: tupera tupera
出版社: 大日本図書
 tupera tuperaさんの絵本は、子どもから大人まで楽しめる絵本だと思います。特に、いちばん絵本を手に取らないと思われる人種の?大人の男性にも、おススメしたいです。センス良く、ユニークで、大胆で、可愛くて、面白いです♪遊び心も満載!甘ったるくないところが魅力です。

 この「いろいろバス」も、まさに そんな絵本。色の鮮やかさ、バスに乗り降りするもののユニークさ、バスにクジラを乗せる大胆さ、いろんな色のものがこまごまと描かれたページは可愛いし、最後、それまで影の存在だった運転手さんが、姿を見せて挨拶してくれるのも 凝ってるなぁ〜という感じです。

 何度読んでも、飽きなくて楽しいです。リズム感のある文章も良いです。
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なかなかよいと思う 正面から見た顔  投稿日:2016/08/17
だいすき!
だいすき! 作・絵: さこ ももみ
出版社: 岩崎書店
 生まれて間もない赤ちゃんは、人を正面からみた顔に、とても惹きつけられるそうです。この絵本では、たくさんの動物たちが正面から描かれています。赤ちゃんたちは、この動物たちの顔にぐっと興味をもって、この絵本に見入るのではないかな?と思いました。

 そして、まっすぐに立ってこちらを見ている動物たちが、ページをめくると、いろんな動作をしたり、表情を変えます。その思わぬ変化が楽しいです。楽しい動物の鳴き声や擬音語も たっぷりでてきます。最後には、パパとママの「ちゅちゅちゅのちゅー」もあります^^

 小さな絵本の中に、いろんなものが いっぱい詰まっているなぁ〜と思いました。赤ちゃんと一緒に動作したり、声を出したり、スキンシップしたりと、たっぷり楽しみながら読める絵本です。
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自信を持っておすすめしたい たくさんの顔を持つ人  投稿日:2016/08/14
ケストナー−ナチスに抵抗し続けた作家
ケストナー−ナチスに抵抗し続けた作家 著: クラウス・コードン
訳: 那須田 淳 木本 栄

出版社: 偕成社
 今まで、「ケストナー=ドイツの児童文学作家」 としか思っていませんでしたが、この本を読み、ケストナーは、演劇作家、詩人、脚本家、小説家、エッセイストなど、実は、多くの顔を持つ人だったと知りました。

 出生の秘密、マザコンともいえる母との関係、家庭環境、女性関係など、一人の人間としてのケストナーも描かれていて 興味深かったです。中に挟まれている子どもの頃からの何枚もの写真からは、内にたくさんのものを秘めている人という印象を受けました。

 ナチス政権を批判し、そのことから身の危険を感じつつも、「時代の目撃者」でありつづけるために亡命しなかったケストナー。強い意志を感じます。そして、彼がドイツで生き延びることができたのは、運が良かったこともありますが、本物の実力者であったからではないかな?と思いました。なにしろナチスが、自らに刃向かうケストナーの実力を無視できずに、外国での出版を認め、外貨獲得のために利用しようとしたのですから。 

 子どもの頃、ただ楽しく読んでいた「エミールと探偵たち」や「飛ぶ教室」ですが、ケストナーの人生を知った上で、今 読むと、また違ったものが見えてくるのかな?と再読したい気持ちになりました。
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自信を持っておすすめしたい だんまりうさぎ、がんばれ〜!  投稿日:2016/08/12
だんまりうさぎとおしゃべりうさぎ
だんまりうさぎとおしゃべりうさぎ 作: 安房 直子
絵: ひがし ちから

出版社: 偕成社
 口数が少なく、一人で もくもくと畑仕事や料理をするうさぎと、物怖じしないおしゃべりなうさぎが出会います。だんまりうさぎは、おしゃべりうさぎの元気なおしゃべりに ちょっとタジタジ。でも、なんだか楽しくて楽しくて、胸がことこと・・・。
  
 誕生日。だんまりうさぎは、おしゃべりうさぎに手伝ってもらって、いろんな人を招待します。大きなカボチャのパイを焼いて、賑やかに過ごしたかったから。今まで寂しかったけれど、おしゃべりうさぎと仲良くなったことをきっかけに、こうやって友達の輪を広げていくのです。だんまりうさぎも なかなかやるじゃない!と思いました。

 みんなのおしゃべりに圧倒されて「今日は、ぼくの誕生日なんだよ」と言えなかったけれど(笑)、楽しかったから いいのです。きっとそのうち おしゃべりの輪にも入れるようになるでしょう。だんまりうさぎタイプの子どもさんは、ちょっと勇気づけられるお話ですね。

 安房直子さんのお話と、ひがしちからさんの 親しみやすく元気で可愛い絵が一緒になった、手に取りやすく 読みやすい絵童話です。絵本からお話の本に変わる時期の子どもさんにどうぞ♪
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