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あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

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なみ@えほん

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なみ@えほんさんの声

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なかなかよいと思う 自由に駆け回ろう  投稿日:2016/03/01
夢みるジェイク〜JAKE’S DREAM〜
夢みるジェイク〜JAKE’S DREAM〜 絵・文: 葉 祥明
訳: リサ・ヴォート

出版社: Jリサーチ出版
 赤い帽子と小鳥、広い空、広々とした草原、草を食む羊たち、そして、大きな海・・・。余計なものは何もありません。すっきりとした世界です。シンプルゆえの豊かな世界がここにあるように思いました。

 そんな中で、美味しい空気を吸ってジェイクと一緒に、のびやかに駆け回って過ごしたような気分になりました。心の中の世界、夢の世界がどこまでも広がるように、現実でも自由に羽ばたいたり、駆け回ったりすればいいんだよ・・と、そっと語りかけられたようです。

 葉さんの美しい世界を味わいながら、英語の学習もできるのですね。美しい絵と、文字と、音声がミックスされることによって、学習効果も上がるのではないでしょうか。
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なかなかよいと思う 心は 無限大∞  投稿日:2016/02/29
星空のジェイク〜JAKE’S STAR〜
星空のジェイク〜JAKE’S STAR〜 絵・文: 葉 祥明
訳: リサ・ヴォート

出版社: Jリサーチ出版
 宇宙の青、ジェイクの白、そして、光の黄色がそれぞれに美しく、色が印象的な絵本でした。

 星の子がジェイクを宇宙に連れ出し、案内してくれます。読んでいると、まるで自分もぽっかりと宇宙に浮かんで旅をしているよう・・・。

 生きているものの心は、宇宙とおなじように無限大に大きく、何かできる可能性も無限大に秘めている。星の子から、そんな応援をもらったような感じでした。

 日本語、英語のそれぞれの文字。そして音声とのセットで、英語に親しむ第一歩としても役立ちそうです。
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自信を持っておすすめしたい 大きくなることへの 憧れ  投稿日:2016/02/28
ちいさな かいじゅう モッタ
ちいさな かいじゅう モッタ 文・絵: イヴォンヌ・ヤハテンベルフ
訳: 野坂 悦子

出版社: 福音館書店
 まるで、小さな男の子が鉛筆をつかって一生懸命に描いたような、愛らしく憎めない かいじゅう一家のおはなしです。

 主人公のモッタは、7人兄弟の末っ子。兄ちゃんたちのように、強くてこわい かいじゅうになりたいけれど、まるでムリ。おもいっきり頑張っても「おまえは、ほんとに かわいいなあ」と言われる始末。くやしくて一人で森に出かけると・・・。

 ちょっとしたアイデアで 兄ちゃんたちを怖がらせることに成功したモッタのために、家族みんなでお祝いです。

 うぉーっ、がぉーっ!!

 年上のお兄ちゃんに憧れる末っ子の気持ちがよく描かれています。たとえ、年上の兄弟がいなくても、「大きくなりたい〜」と 大きくなることに憧れをもっている子どもは、みんな共感できそうです。
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自信を持っておすすめしたい フランクが、5人  投稿日:2016/02/27
ぼくは建築家ヤング・フランク
ぼくは建築家ヤング・フランク 作: フランク・ビバ
訳: まえじま みちこ ばん しげる

出版社: 西村書店
 モダンな絵がおしゃれな絵本です。

 ヤング・フランクと、オールド・フランクは建築家。でも、二人の感性や考えは違います。ヤング・フランクは、おじいちゃんであるオールド・フランクに あれこれ意見されているうちに、建築家でいたいのかどうか、わからなくなってしまいました。そこで、二人は、本物の建築家の作品を見るために、美術館(ニューヨーク近代美術館)へ行ったのですが・・・。

 「わしがまちがっていたようだ」と率直にいうオールド・フランクにたいへん好感を持ちました。頭が柔らかいですね。そして、「ちょっぴり若く、少し賢くなった気がした」ということですから、お年を召されていても、これから まだまだ成長していくことができるでしょう。素晴らしい!ここで、見返しに書かれていたフランク・ロイド・ライトの言葉「若さというのは、状況によるものではなく、その人の資質である」という言葉に納得です。

 建築って、最初の一歩は、積み木遊びから? 部屋いっぱいに広がる、さまざまに積み上げられたもの。そこから何かが始まるようで、これからのヤング・フランクの活躍が楽しみだと思いました。

(この絵本には、5人のフランクが関係しています。登場人物のフランクが二人。美術館の作品を作っているフランクが二人。そして、作者もフランク。)
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なかなかよいと思う 現代ならではの 怖さ  投稿日:2016/02/26
ガール・イン・レッド
ガール・イン・レッド 原案・絵: ロベルト・インノチェンティ
文: アーロン・フリッシュ
訳: 金原 瑞人

出版社: 西村書店
 グリム童話の「あかずきん」を下敷きにしたお話です。

 時は現代、場所は大都会の裏町。赤いフード付きコートを着た女の子がおばあさんのお見舞いに行きます。途中には、誘惑や危険がいっぱい!

 話の流れは同じですが、現代ならではの 人の欲望、貧富の差、すさんだ感じが、しっかりと描かれています。怖いです。小さな子どもさんと読む絵本ではないでしょう。また、絵本に可愛さや癒しを求める人もまず手にとらないでしょう。ですが、「絵本」という表現形式を使った一つの作品としての完成度は高いと思いました。細かく描かれた絵をじっくりと見ていくと、見ごたえがあります。

 絵本の出だし、おばあさんの語り口には思わず引き込まれました。「さぁ、これから どんなおはなしが始まる?」「どんな 魔法に出会える?」と。そして、お話の冒頭、女の子が暮らす集合住宅をベランダ側から描いた絵は、そこに住む人々の暮らしぶり、人生が伺われ、どの部屋を取り上げても、また違うお話が始まりそうで、面白く感じました。
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自信を持っておすすめしたい 絵本の中のこぶたが 話しかけてきます  投稿日:2016/02/26
ヨハンナの電車のたび
ヨハンナの電車のたび 作: カトリーン・シェーラー
訳: 松永 美穂

出版社: 西村書店
 とってもユニークな絵本です。主人公のこぶたのヨハンナが、絵本の作者に話しかけたり、注文をだしたりするのです。

 作者はヨハンナの意向に沿って、あれこれ描いてあげ、それで、物語は進行します。「すべて ヨハンナの思うとおり〜」とは、いかないのですけどね。例えば、オオカミに大事な上着を盗られてしまったり・・・(泣)。でも、作者は優しいですよ。おおむねは、ヨハンナの言うとおりです。そしてヨハンナは、ヨナタンという旅の道連れを得て、楽しく旅を続けます。

 作者が絵本を制作している世界と、作者の手によるこぶたの世界が、白黒とカラーとで、別々に表現され、それが、一つのページの中に納まっています。ページにも仕掛けがあります。面白い!遊び心満載の絵本です。

 物怖じしない可愛い性格のヨハンナが、絵本の中で生き生きとしているのが良いです^^
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自信を持っておすすめしたい 悩める犬  投稿日:2016/02/25
チャッピィの家
チャッピィの家 作: いまい あやの
出版社: BL出版
 愛する家族であっても、忙しかったり、慣れあったりしてしまうと相手への思いやりや感謝を忘れてしまうもの・・・。

 犬のチャッピィは、家族が かまってくれなくなって、悲しくて家出します。でも、どこへ行ってもしっくりしません。居場所がないって、なんて心もとないことでしょうか!

 でも、良かった♪家族はチャッピィを探してくれていました。再会してみんなが抱き合う場面には、ホッとしました。居場所と、お互いを大事に思う相手がいるって最高。

 最後のページ、おしゃれな部屋の気持ち良さそうな布団の中で、寝る前のひととき、本を読むチャッピィは幸せです。そして、壁に大事にかかっているもの、それは首輪。この家の子だという証。(家出するときには外していましたね)

 前と後ろの見返しには、家をもって歩く犬がいっぱい!悩める犬が多いのですよ。動物を飼っている皆さん、心あたりはありませんか?(笑)  そして、私たち、人間同士も 心 しなくてはいけないかも?ですね。
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自信を持っておすすめしたい おしゃれなイソップ物語  投稿日:2016/02/24
イソップ物語 13のおはなし
イソップ物語 13のおはなし 文・絵: いまい あやの
出版社: BL出版
 たて開きで、一見開きに一つのおはなしです。こういう絵本は他に知らないので、ちょっと新鮮に感じました。たて開きにすることで、一話完結という感じがよくでていると思います。

 おはなしは短く、絵は、一つのお話に一つ。文も絵もエッセンスを取り出したという感じです。文章のページにも小さな絵が書き加えられていることで、見開き全体に一体感がでています。(この小さな絵が また良いのです♪)

 イソップ物語といえば、教訓的でちょっと鼻につく感じもあるのですが、いまいさんのセンスの良い絵と組み合わされたことによって、洒落た小話という風に仕上がっていると思いました。

 ステキな絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 図書館は、「はしご」  投稿日:2016/02/22
本と図書館の歴史 ラクダの移動図書館から電子書籍まで
本と図書館の歴史 ラクダの移動図書館から電子書籍まで 作: モーリーン・サワ
絵: ビル・スレイヴィン
訳: 宮木 陽子 小谷 正子

出版社: 西村書店
 本の歴史を辿ることは、世界の歴史を辿ることでした。

 そして、図書館は人を育てる、その具体例であるカーネギーの話は感動的。彼は、正規の教育をほとんど受けていませんでしたが、職業学校と図書館で勉強することにより、事業で大成功したのでした。

 カーネギーは、「地域社会に貢献する最善の方法は、意欲的な人間がよしのぼれるように、その手の届くところに はしごをかけることだ」と言い、財産のほとんどを使って、世界に2811館の公共図書館を建てたそうです。自分に「はしご」があったように、他の人にも「はしご」をかけてあげたのですね。

 他にも、ラクダの移動図書館の話や、19世紀にアメリカに建てられた図書館に「児童図書室」が設けられたという話が印象的でした。

 「知りたい」「伝えたい」「残したい」という 人間の強い想いが本の歴史を作ってきた、そして、今もまた その新しい流れの中にいる と強く感じた本でした。
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自信を持っておすすめしたい 毎日することが、より楽しく♪  投稿日:2016/02/22
くろくまくん おふろで さっぱり
くろくまくん おふろで さっぱり 作・絵: たかい よしかず
出版社: くもん出版
 リズム感のある言葉と カラフルで可愛い絵から、お風呂の楽しさが伝わってくる絵本です。

 「みんなで一緒に〜♪」というところが このシリーズのいいところかな?何となく「いやだなぁー」と思っていることでも、こんなに たくさんのお友達が、こんなに楽しそうにしているのなら、ちょっと「その気」に なりそうじゃありませんか?突如、登場するカッパの存在も楽しいですね。

 基本的に お風呂には毎日入るでしょう。その毎日することが、より楽しく感じられる ステキな絵本だと思います。
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