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世界の国からいただきます!(徳間書店)

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なみ@えほん

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なみ@えほんさんの声

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自信を持っておすすめしたい ねこの表情  投稿日:2016/02/21
くつやのねこ
くつやのねこ 作・絵: いまい あやの
出版社: BL出版
 繊細でおしゃれな絵だと思いました。シュールレアリズムの感じも入っています。作者のいまいさんは、色づかいに こだわっていらっしゃるということです。本当に素敵な絵。こういう素敵な感覚というのは、ロンドンで生まれ、イギリス、アメリカで子ども時代を過ごされたということも 大いに関係しているように思いました。

 ねこの表情が良いです。「店を閉めるしかない」と店主に打ち明けられている時の、思いつめ、何かを考えている表情。立派な長靴を作ってもらい、それを履いて出かける時の気合いの入った表情。最後、新しい靴屋でのんびりと満足そうに寝ている表情。そして、いつも ほんのり ほっぺが赤いのも可愛い。

 そうそう、魔物の靴の図面のところにEがいっぱい書いてあるのは、超々幅広ということでしょうか?(笑)

 ネズミに変身した魔物が、お皿の上で(!)靴を履いているのには「なぜ そこで?」とツッコミをいれつつ、その後の展開が予想されて、ちょっとドキドキ。

 絵本好き、ネコ好きの若い女性が、「好き♪」と言いそうな絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 小さき者への優しさ  投稿日:2016/02/20
くつやのドラテフカ
くつやのドラテフカ 文: ヤニーナ・ボラジンスカ
訳: 足達 和子

出版社: 福音館書店
 旅をしながら くつ修理をして暮らしている、ドラテフカ(くつやさん)のお話です。

 ドラテフカは、アリやハチやカモが困っている時に親切にしてあげました。すると、みんなは喜んで、「あなたがお困りの時には、私たちが助けましょう」と言ってくれます。「こんなに小さな者たちに、いったい何ができる?」と、ドラテフカは気にも留めませんでしたが、その後、窮地に陥った時、約束通り、みんなが助けてくれたのでした。

 昔話なので、ストーリーは単純でわかりやすいです。ドラテフカが難題を持ちかけられる度に、読み手の子どもたちはドキドキ! そして、助けがやってきて解決できて、ほっ!とする、を繰り返すことでしょう。

 貧乏な若者(ドラテフカ)と 塔の中に囚われたお姫様、そして魔法使いがでてきます。ラストは立派な結婚式!いかにも昔話らしいですね。ドラテフカの「小さき者への優しさ」がポーランドの人々の心をとらえ、昔話として語り継がれているようです。
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自信を持っておすすめしたい 歯みがきって 楽しそう♪  投稿日:2016/02/20
くろくまくん ぴかぴか はみがき
くろくまくん ぴかぴか はみがき 作・絵: たかい よしかず
出版社: くもん出版
 表紙を開くと まず目に入る、見返しの歯ブラシの絵がとっても可愛いです。色とりどり、形もいろいろ。これだけで、歯みがきってなんだか楽しそう♪という プラスイメージが伝わってきます。

 歯みがきはしなくちゃいけない、しないと虫歯ができて痛い思いをする・・そういう伝え方ではなくて、食事が終わったら次はどうする?何をする?という自然な流れ、動きの中で、歯みがきの話につながっていくのがいいですね。

 ママの仕上げ磨きや、くちゅくちゅぺっ まで描かれていて、歯みがきの一連の動作がしっかりと頭に入ります。基本的な生活習慣が自然に身につく、楽しくて可愛い絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 春よ こい  投稿日:2016/02/19
ワニぼうのゆきだるま
ワニぼうのゆきだるま 文: 内田 麟太郎
絵: 高畠 純

出版社: 文溪堂
 「ゆきだるま」とくれば「冬」ですが、この絵本は真冬ではなく、春を待つころの絵本。だから、2月頃に読みたくなります。

 ワニぼうとお父さんが、三つ くっついた仲良しこよしの雪だるまをつくったら、翌朝には、あらら!たーくさんの仲良しこよし雪だるまが・・・。いろんな動物がまねっこして作ったのですね。とっても可愛い!!

 向こうの方に、ぽつんと離れたゆきだるまが、二つあったけれど、心配ご無用!だって、その二つはね、糸電話でおしゃべりしているのですから♪白い雪だるまに、白い糸電話がとっても似合っています。

 そういうのを見たら、やってみたくなるのが、子どもというもの。ワニぼうも糸電話をつくっておしゃべりします。いったい だれと?

 桜の木とおしゃべりするなんて、そしてそれで春の予感を読者に感じさせるなんて、とってもすてきなストーリー。「春よ こい」です。待ち遠しいな。
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自信を持っておすすめしたい 悩んでいるママに おすすめ  投稿日:2016/02/19
くろくまくん トイレで ち〜!
くろくまくん トイレで ち〜! 作・絵: たかい よしかず
出版社: くもん出版
 遊びに夢中になって、トイレにいくタイミングを逃してしまったり、トイレに行くのがめんどくさく感じたりって、小さな子どもさんには よくあることでしょう。一方、トイレットトレーニングは、ママにとってもなかなか大変。うまくいかなかったら、つい子どもを叱ったり、イライラしてしまったり・・・。

 そんな親子の間で、「トイレに行ったらすっきりするね。そのあとまた楽しく遊べるね〜」と読みながら、一緒に確認できる絵本です。手を洗うところまで描かれているのもバッチリ。

 どうぶつたちの表情が可愛いです。トイレットトレーニングに悩んでいるママがいたら紹介したい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい だれもが共感できる  投稿日:2016/02/18
おひさまぽかぽか
おひさまぽかぽか 作・絵: 笠野 裕一
出版社: 福音館書店
 すこーし春めいてきた頃、そして、もっともっと ぽかぽかとした春の陽気が欲しい時、読みたくなる絵本です。
 
 ぽかぽかと暖かい日、おばあちゃんが縁側にふとんを干しました。ふかふかしたお布団の上に猫がごろん。つられて おばあちゃんもごろん。そして、次々にいろんな動物がやってきて、ごろん。男の子も ごろん。

 とっても気持ちが良さそう。そして一枚のお布団に、みんながぎゅうぎゅうと かたまって寝転んでいる様子が面白くて可愛いです。

 おばあちゃんが大きな大きな のびをしたところで、お昼寝はおしまい。みんなの寝ぼけた目がユーモラス。

 短くて単純な小さい子向けのおはなしですが、この気持ちよさは誰もが共感できるので、大きな子も大人も楽しめると思います。

 

 
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自信を持っておすすめしたい 「いいから いいから」度  投稿日:2016/02/13
いいから いいから2
いいから いいから2 作: 長谷川 義史
出版社: 絵本館
 おじいちゃんの「いいから いいから」度が、@よりアップしていると思いました。

 @の、家に来た かみなりさんを、お客として もてなすのは、まだ「あるかも?」です。でも、泊りにいった旅館にでた おばけをマッサージしたり、温泉に誘ったり、ビールをご馳走したり・・・は??

 いやぁ、まいりました。おじいちゃんの「いいから いいから」は本物です!こんなおじいちゃんが、各町内に何人かいたら、世の中は もっと平和で生きやすくなるのでしょうね。
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なかなかよいと思う 福の神さん、もうちょっと活躍して〜  投稿日:2016/02/13
いいから いいから3
いいから いいから3 作: 長谷川 義史
出版社: 絵本館
 おじいちゃんの「いいから」度、さらにアップ!貧乏神さえもウエルカムです。 

 いやぁ、これは困る、こんなに貧乏になっては困る・・と思いつつ読みましたが、そんな時でも、おじいちゃんの前向きさはすごい。

 そこへ、福の神が登場!「やったー」と思いましたが、あんまり活躍してくれていないような・・・。泥棒がつかまり、お父さんが笑顔で新しい仕事を始めたところが、福の神の手腕だったのかな?

 「いいから いいから」の絵本。このシリーズを読んで育った子どもたちは、知らず知らず、「いいから いいから」の言葉と、「どんな時も前向きに」という精神を、自分の中に取り入れているでしょうね。おじいちゃん、ありがとう!
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自信を持っておすすめしたい 心惹かれる言葉^^  投稿日:2016/02/13
いいから いいから
いいから いいから 作: 長谷川 義史
出版社: 絵本館
 「いいから いいから」ですまないことって、ホントはたくさんあるよね〜と思いつつ、とっても心惹かれる言葉です。それだけ、何かにこだわって、力が入って、自分で自分を苦しくさせていることがあるのかも?

 「いいから いいから」と言いながら、心と体をゆるめて、そして大切なことにはきちんと向き合えたらいいな。

 おじいちゃんの おでこのおへそ、実はちょっと心配。あ、でも、「いいから いいから」なんですよね〜(笑) おじいちゃん、大物です!

 おじいちゃん、ス・テ・キ♪
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自信を持っておすすめしたい 二人にエールを  投稿日:2016/02/13
かあちゃん えほんよんで
かあちゃん えほんよんで 文: かさい まり
絵: 北村 裕花

出版社: 絵本塾出版
 絵本は愛情、心の絆と聞きますが、まさに それを感じた絵本でした。

 かあちゃんが忙しくて、絵本を読んでもらいたくても言い出せないぼく。ちょっと強がって我慢するぼく。きゅんとしました。そうです。子どもだって、小さいながらも、大人の事情や気持ちを推しはかって気づかいもするのです。

 大らかでたくましいかあちゃん、がんばって!そして、そんな母のもと、すくすくと育っているけんたくん。二人にエールをおくります。

 「寝るまえの絵本」 これから定着しそうですね。どちらが読んだっていいじゃないですか〜。心の絆が二人の間にある。それが良いのです。ねっ!
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