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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

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ルートビア

ママ・30代・宮城県、男5歳

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ルートビアさんの声

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自信を持っておすすめしたい 登場人物の感情・態度の理解度  投稿日:2006/07/18
おまえ うまそうだな
おまえ うまそうだな 作・絵: 宮西 達也
出版社: ポプラ社
なぜか、このティラノサウルスのシリーズ、第1作目のこれだけ読んでいませんでした。
今回手にしてみて。
ちょっと期待して読んだのですが、大人が読んで、「カンドー!!!!」という度合いで言えば、後の三作の方が大きいような気がします。
でも。
この絵本は、子供にも理解がしやすいらしい。
うちの息子に限った事ですが、
「登場人物の感情や態度に気づく」という度合いで言えば、これが一番だったようです。
(それでもまだ、すべてを理解はしていないと思いますし、ただ単に、あとの三冊を読んだ時期が、今より幼い時期であったせいだとも考えられますが)

でも、この絵本を読み終えて、神妙な顔をしていた子供の顔は忘れられません。
このシリーズはぜひ、手元に長くおいておきたい、と思った本でした。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 困った子ではなく、困っている子  投稿日:2006/07/18
発達と障害を考える本(2) ふしぎだね!?アスペルガー症候群[高機能自閉症]のおともだち
発達と障害を考える本(2) ふしぎだね!?アスペルガー症候群[高機能自閉症]のおともだち 作・絵: 内山登紀夫監修 / 安倍陽子編 / 諏訪利明編
出版社: ミネルヴァ書房
今や、ADHDやLD、アスペルガーを含む発達障害者は、17人に1人といわれています。
しばしば、「困った子」といわれてしまう彼ら。
けれど、彼らは、困った子、ではなく、「困っている子」なのです。

この本は、知的障害を伴わない自閉症、アスペルガーについて、書かれている本です。

授業中、いきなり教室を抜け出す子。誰もがわがままだとしかとらないでしょう。
けれど、彼(彼女)にとって、先生の立て板に水のごとく話す言葉は、「スワヒリ語」なみに理解不能の言語なのかもしれません。(スワヒリ語をよくご存知の方には申し訳ない表現です…すみません)
いつもと違う、課外授業についていけない。この子は、いつもと違う流れを、大変不安に思っているかもしれません。
けれど、そういう子供も、絵に描いて説明してやったり、やることの順序を前もって教えたり工夫してやれば、見事に才能を花開かせることができるのです。

アスペルガー当事者である、翻訳家のニキリンコさんと、作家の藤家寛子さんが共同でお書きになった本を、以前読んだことがあります。
これは、とても大変かもしれない、と私は感じました。
自閉症は、心の病ではなく、うまれつきの、脳の機能の障害なのですが、私たちが考えも及ばない苦労が、彼女たちにはあるのです。
誰が、普段私たちが普通に行っている体温調節が出来ない人間がいる、と考えるでしょうか。
誰が、嗅覚の敏感さゆえに、世の中は悪臭に満ちている、と感じる人がいると考えるでしょうか。
皮膚の感覚が過剰に敏感で、雨があたると、非常に痛い、と感じる人がいると、誰が思うでしょう?
「お客様の声をおきかせください」と書かれたホテルのメッセージを読んで、「意見や感想」と求められているのだな、ときづかず、「ワー!」と声をあげてしまう人がいると、あなたは考えられますか?
(自閉症者は100人いれば100通りなので、不具合は人によって違いますが)。
アスペルガーや自閉症の人は、そんな不具合を持ちながら、時にはわがまま、とののしられ、ときにはぐず、と非難されながらも、一生懸命生きているのです。

ニキさんは、電車が到着するので、三列に並んでお待ちください、というアナウンスがあった場合、
1人しかいないのに、三列になんて並べない、と非常に不安になるそうです。
(言葉をそのままとってしまう為。ハイパー律儀とニキさんはおっしゃっています)
藤家さんは、「お父さんがなくなったら、この置物を頂戴ね」と言ってしまったことがあるそうです。
それは悪意があったわけではなく、「もし死んだら」というたとえ話が、人を傷つけると思わずに言ってしまったのです。

私たちが、言葉も風習もよく分からない外国に来たら、誰でも不安に思うでしょう。
そんな時にガイドになってくれる人がいたら、どんなに助かるか。そう考えると分かりやすいかもしれません。
私たちは、困ったり、不安に思っているアスペルガーの方がいれば、
「1人の時は、三列に並ばなくてもいいのよ」
「人が死んだらっていう、たとえ話は人を傷つけるからやめようね」
とガイドしてあげることが出来ると思います。
彼らは、そうしてあげるだけで、ずいぶんと生きやすくなるでしょう。

自閉症は、とても複雑な障害(障碍)だそうですから、
私がこうして書いたことに、認識の間違いがあった場合は申し訳ありません。

この本はとても分かりやすい本だと思いました。学級に一冊あれば、誰でもガイドになれる、とてもよい本なのでは、と感じました。
参考になりました。 4人

自信を持っておすすめしたい おとうさんっていいな  投稿日:2006/07/18
まめうしのおとうさん
まめうしのおとうさん 作・絵: あきやま ただし
出版社: PHP研究所
まめうしくんは、まめつぶくらいの、ちいさいこうしです。
この絵本、何度か図書館で見たことがあるのですが、
なかなか手にとる機会がなくて、
今回初めて読ませていただきました。

ほんとに「豆」牛くんなんですねえ。
まずはそのことに驚き。
かわいいなあ、とページをめくっていきなり大きいお父さんの姿。
ちょっと笑ってしまいました。
まめうしくんが困っていると、すぐに助けに来てくれる、大きくて、たくましいお父さん。
でも、お母さんに聞くと、お父さんだって、小さいころは小さくて泣き虫だったんですって。

ユーモラスでありながら、親子の情愛が、とてもよく伝わります。
ぜひ、他のまめうしくんのお話も読んでみたくなりました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ガータロに会いたい!  投稿日:2006/07/18
おっきょちゃんとかっぱ
おっきょちゃんとかっぱ 作: 長谷川 摂子
絵: 降矢 なな

出版社: 福音館書店
昔話風のお話ではありますが、決して古びたかんじのしないすばらしいお話です。
また、降矢奈々さんの絵が、その世界を忠実に表現しており、この絵本をさらなる高みへ導いています。
読み手を深く引き込む、なんとも素敵な一冊です。

おっきょちゃんは、かっぱのガータロに誘われて、水底のお祭りに出かけます。
踊るような足笛の音、楽しいシャボン玉の出るみずぶえ。
おっきょちゃんが、庭になっていたきゅうりのお土産を大人のかっぱたちに渡すと、おっきょちゃんはお客さんとして、認めてもらえました。
お祭りのおもちをたべたら、水の外のことを忘れてしまったおっきょちゃん。
かっぱの子として、楽しく過ごしていたある日、頭の上のほうから、人形が流れてきた。
それは、おっきょちゃんのお母さんが作ってくれた人形。
おっきょちゃんは、人間の世界を思い出します。

ガータロが、おっきょちゃんを人の世界に帰すためにあれやこれやをしてくれるのですが、
この描写が実に細かく、そして臨場感があふれていて、読むものをドキドキさせてくれます。
そして、むかえるせつない別れ…

ラストがまた秀逸です。

ああ、私もガータロに会いたい!!
心の底から、そう思ってしまいました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい おお、うけるうける。  投稿日:2006/07/18
ひみつのたね
ひみつのたね 作・絵: すぎはら ともこ
出版社: 文化出版局
なにげなく、図書館で借りてきた絵本だったのですが…
おお、うけるうける。おおうけ、大ヒットです。
息子は、大のお気に入りになったよう。
そして、この絵本は、大人の私が読んでも、実に楽しい絵本でした。

かばのぽんさんは、買い物帰りに、風船に付いた、ちいさな種を見つけます。
種には、見知らぬ人からの手紙。
「なにが生えてくるか、わたしとあなたのひみつです」とある。
さっそくぽんさん、植えてみました。
芽が出て、花が咲いて、なった実が、なんと冷蔵庫!
それも、そんじょそこらの冷蔵庫ではない。
それは…

面白みがなくなるので、この先は、「ひ・み・つ」にしておきます。
なんといっても、この絵が素敵。
嫌味のない、あっさりと、すっきりとした絵なのですが、とても丁寧に描かれていて、可愛らしいことこの上ないのです。
擬音の部分のレタリングも、味があって楽しい!
もちろん、お話もとびきり面白い展開を見せてくれます。
うーん、一気にすぎはらさんのファンになってしまいました。
すぎはらさんが絵をお書きになった絵本がもう一冊あるようなので、早速探してみたいと思います♪
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自信を持っておすすめしたい ひみつひみつ  投稿日:2006/07/18
ひみつきちのひみつ
ひみつきちのひみつ 作・絵: 由記子
出版社: 新風舎
最近、「ひみつ」という言葉にたいそうひかれているうちの息子。
「ひーみーつ」「ひーみーつ」と、ことある毎に言ってみたいらしい。
(マレーク・ベロニカさん作の、ブルンミのたんじょうびがその発端なのですが)

その他に、彼にとって、重要なキーワードが「基地」
ダンボールの中に入っては基地。
ブロックで何かしらこしらえてると思えば、基地。
もちろん「おれの仲間と基地」ごっこを園でもやっているらしい。

この二つが組み合わさった、この絵本。
ひかれないはずがありません。
登場人物が、かつよしくんと、あきよしくん、という、それぞれ自分のお兄ちゃん、弟というかんじの年齢の兄弟なのが、またクリーンヒットらしい。
自分もその仲間に入っているつもりなのだろうなあ。

夏休み、かつよしくんと、あきよしくんの兄弟は、おばあちゃんのおうちにやってきます。
二人には、秘密でたてた、計画がありました。
それは、「秘密基地」をつくること。
タイヤや石、古いシーツで、二人は秘密基地作りにとりかかります。
お兄ちゃんのかつよしくんが、シーツを木の枝に結び、「どうだ、かっこいい基地だろう」と胸をはると、
「うん、すっごくかっこいい、お洗濯ものみたい」という弟のあきよしくん。
思わず、ふきだしてしまいました。

作者の由記子さんの絵が、実に柔らかであたたかくて。もうこの兄弟、かわいくてたまりません。

ダンボールで見張り台を作り、綱でブランコを作って、秘密基地の完成!
基地で何をするかといえば、もちろん、虫取りです!
蜜を塗って、カブトがくるのを待ちます。

ああ、「正しい夏休みの過ごし方」ですねえ!
もう夏休みなんて、素敵なプレゼントをもらうことが出来なくなった大人の私としては、
(誰ですか、主婦なんて、サンデー毎日だなんて言ってるのは)
とてもまぶしいです。
あの夏の輝き。スイカと蚊取り線香のにおいのする日々。
思い起こしても、胸がドキドキワクワクします。

夏が過ぎて、冬になって、もう一度おばあちゃんの家に行くことになった二人。
秘密基地を見に行くと、そこはボロボロになってしまっていました。
でもね。そこには、大きな秘密が隠されていたのです!
ひみつ、ひみつ!
最後まで、「ひみつ」で彩られた絵本です。
「ひみつ」の好きなお子さんに、喜ばれるのではないでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい ミッケ 第一冊目  投稿日:2006/07/16
ミッケ!1
ミッケ!1 作: ジーン・マルゾーロ
絵: ウォルター・ウィック
訳: 糸井 重里

出版社: 小学館
正直、母としては、最近数多くやっているので、ちょっと食傷気味の、探し物絵本。
でも、子供はやっぱり楽しいらしい。
今日も今日とて、探し物絵本を「これやろーね」と持ってきます。

実は、別の有名な探し物絵本の、第一巻目を先日やりまして、
あまりの難しさに、こてんぱんにやられてしまった私たち親子。
第一巻目って、作り手も力こめすぎで、ここまで難しいの?と這う這うの体で、逃げ出しました。
そんな経緯があったので、ミッケシリーズ最初の一冊であるこの本は、おそるおそる開いてみました。
あんまり難しかったら、すぐにでも、閉じるつもりで。

あれ? そんなに難しくない…
拍子抜けするぐらい、すいすいと見つかります。
以前やった、ほかの何冊かのミッケシリーズより、格段に見つけやすくなっています。
これは、絵本の難易度が少ないのか、それとも親子で出来ないながらも探し物絵本を続けたたまものなのか…
すいすい進むページに、おおっこれは楽しいぞ、と親子してホクホクです。
(もちろん、いつものごとく、わっからないのもありましたが)

見つかりやすかったから、☆5つとは、ちょっと虫がいいかもしれませんが…正直な気持ちなので、許してくださいね。
もちろん、ミッケシリーズらしく、この絵本は、素敵な小物で彩られた、鮮やかな世界ですよ。
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自信を持っておすすめしたい 変わった夏のお話  投稿日:2006/07/14
海のおっちゃんになったぼく
海のおっちゃんになったぼく 作: なみかわみさき
絵: 黒井 健

出版社: クレヨンハウス
この作者である、なみかわ みさきさんは、高校在学中にこの作品を書いたという。
これはすごい! 
実にスケールの大きな作品です。

海でビー玉を拾った僕。
コップに入れて振ったら、なんと、海になった。
僕は、こうして、海の「おっちゃん」になった。

黒井健さんの絵が、実にしっくりときます。
温かみがあって、大きくて、優しくて。

正直にいいますと、最初のところで、あー、ありがちなメルヘン、と思ったのです。
でも、読み進めていくと、これがありがちの域をすんなりと超えてくるんです。
え? なんでそんな展開になるん?
(このお話、関西弁で描かれています)
うわあ、困ったことになったなあこの坊主。どないしよ〜。
ただのお話なのに、つい、そんな風に考えてしまうのです。
この主人公の男の子の気持ち、ずしんと伝わります。
この男の子のお父さんがまた、実にいいですね。
強くてがっしりしていて、頑固者で、でも、子供の目線に立ってちゃんと伝わるように話してくれる、とっても素敵なお父さんです。

ちょっと変わった夏のお話が読みたくなったら、いかがでしょうか。
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なかなかよいと思う オコジョのタッチィ  投稿日:2006/07/14
なつのやくそく
なつのやくそく 作・絵: 亀岡 亜希子
出版社: 文溪堂
ぱっと絵本を開いてみて、なんて、夏らしい風景だろう、と思いました。
突き抜けるような、濃い青の空、くっきりと白い雲。草原のシーンでは、渡っていく、心地よい風が見えるようです。

この絵本はオコジョのタッチィのシリーズです。
冬・春ときて、夏のお話。
今回、タッチィは、毛を刈られたがらない、羊のメメールと出会います。
二匹は、友達になりました。
さて、メメールが、毛を刈られたくない理由とは?
そして、二匹の間に、小さな亀裂が生じたとき、タッチィはどう行動するのでしょう?

ひたむきなタッチィの姿に、つい応援したくなってしまいます。
悪気はなかったのに、わざとじゃないのに、やってしまった過ち。
そして、それに正面から立ち向かうタッチィ。
子供たちにも、感じる物があるのではないでしょうか。
大人から見ると、「至極まっとうなお話」なので、ついすっと読み過ごしてしまいがちなお話かもしれません。
でも、子供たちは、けっしてそうだとは思わないでしょう。
メメールのいらだち、タッチィの悲しみ。
それはきっと、子供たちに、ストレートに響くのではないでしょうか。
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なかなかよいと思う つきまとわれる運命  投稿日:2006/07/14
ガーコちゃんといもうと(学研おはなし絵本)
ガーコちゃんといもうと(学研おはなし絵本) 作・絵: 国松 エリカ
出版社: Gakken
あひるのガーコちゃんと、妹たちのお話です。

さすが、国松エリカさんのお作です。可愛らしくて、ユーモアがあって、ふふっと笑ってしまう絵本です。
うちの息子は一人っ子なのですが、ひかれるものがあるらしく、何度も読んで、と言ってきました。
妹や弟につきまとわれて、お兄ちゃんお姉ちゃんは大変なんだ!と訴える絵本は、世に結構あると思うのですが、
この絵本は、最後がちょっと変わっていて面白いですね。
幼くして、兄姉になったお子さんのいるおうちにおすすめです。
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