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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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佐保姫

ママ・30代・栃木県、女5歳

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自己紹介
叔父が某児童書の出版社に勤めていたため、小さな頃は絵本にかこまれていました。ですから、絵本は大好きです。けれども、子どもが生まれてから、絵本のすばらしさに触れた気がします。絵本は読み聞かせる子ども(人)がいて分かる楽しさがあるのかもしれません。
好きなもの
湖・川・山・奈良・鎌倉・下町・つくし・ふきのとう・梅・桜・白木蓮・すみれ・かたくりの花・れんぎょう・れんげ・葵・葛・萩・すすき・かえで・菩提樹・木のおもちゃ・おりがみ・絵本・日本語・古典・きれいな言葉・童謡・歴史・神話・昔話・神社仏閣・神道・仏教・天使・古墳
ひとこと
読み聞かせをするようになって、科学絵本と赤ちゃん絵本のすごさに気づきました。
科学絵本は、小さな子がこの世界のすばらしさに目を向けるようにできています。あなたのいる世界は素敵な所なのよという声が聞こえてきそうです。
赤ちゃん絵本は、赤ちゃんなんて、得体の知れない生き物の好きなものを的確に捉えている! 本当に作者の方々には感嘆するばかりです。

欲しかったセンダックの『まどのそとのそのまたむこう』が復刊しました!
やっと手に入れて本当にうれしいです。福音館さんありがとう。

佐保姫さんの声

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自信を持っておすすめしたい なぜかばなの??  投稿日:2003/07/01
かばくん
かばくん 作: 岸田 衿子
絵: 中谷 千代子

出版社: 福音館書店
私の最初の感想でした。だって、動物園のなかでも地味な動物。子供って、「ぞう」とか「ライオン」とか「きりん」とかのほうが楽しくないかな。というのが読み聞かせビギナーのころの私。

でも、この絵本0歳のころから娘のお気に入りで、とても息長く好きなのです。何度も読まされているうちに、その言葉と絵が心地よく合わさっていることに気付きました。

この絵本以来、キャンディーカラーのものではなく、地味目な絵のものも選ぶようになりました。また、そうして、時代を経てきた絵本はやっぱり魅力があることもだんだんとわかってきました。そのきっかけとなってくれた、大切な絵本です。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい わたしであることのよろこび  投稿日:2003/06/30
いっぱいやさいさん
いっぱいやさいさん 作: まど・みちお
絵: 斉藤 恭久

出版社: 至光社
「ぞうさん」で有名なまどさんの絵本です。イラストはリアルな野菜と虫が描かれています。

きゅうり、なすび、ぴーまん、らでぃっしゅ。それぞれの美しさ、良さ、素晴らしさが書かれています。そして、それが自分で作ったものではなくて、かみさまからもらったものと感謝しているのです。

自然って、みんなこんなふうに謙虚なんだろうな、だから、あんなに綺麗で均整のとれたトライアングルが出来上がるのだろうと思わせる、美しい内容です。

そうかと言って文章は難しくなく、平易で優しさにみちています。だから、子供にも大丈夫です。地味めなので楽しいと思ってもらえているかはわかりませんが、じわじわと胸にしみる内容だと思って、読んでいます。また、胸にしみこませたいと思っています。
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自信を持っておすすめしたい 年老いていく寂しさとやさしさ  投稿日:2003/06/28
ジオジオのかんむり
ジオジオのかんむり 作: 岸田 衿子
絵: 中谷 千代子

出版社: 福音館書店
一番強いライオンジオジオは、つまらなかった。他の動物は恐ろしがって、近寄ってこないから。ある日、はいいろのとりがジオジオに「つまらなそうですね」と声をかける。そして、卵を食べられてしまって、自分もつまらないのだと。ジオジオは自分のかんむりをはいいろのとりの巣として提供する。

この物語では、白髪が増えたとか、目が見えなくなったなど、ジオジオが年をとっていることが何度か書かれています。だから、もしかしたら、若いころは本当に怖かったのかもしれなせん。けれど、晩年になって、自分の周りに何もいないことを寂しく感じます。

その寂しさがジオジオの優しさのもとになっています。だから、はいいろのとりはジオジオに親切にされているけれど、本当はジオジオのほうが、はいいろのとりに慰められています。

イラストも地味目で、文章も静かに進行するのですが、しみじみと深く味わえる物語です。
子供に年老いていくことの寂しさとやさしさを伝えられる絵本です。

不思議とこの静かなお話しが娘は好きです。何度も読まされます。
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なかなかよいと思う 初めてかさをさした日に  投稿日:2003/06/28
かさ
かさ 作: 松野 正子
絵: 原田 治

出版社: 福音館書店
少し前、ミスタードーナッツのグッズはこの絵本のイラスト担当の原田治さんのものが多かったですよね。さすがに、ポップで無駄がないとてもおしゃれな絵本に仕上がっています。それだけでも読んでいて楽しいです。

文章も簡潔でリズミカルで雨音が聞こえてきそうです。雨の日にかさをもってはしゃいでいる子供の声が聞こえてきそう。楽しく色も覚えられそうです。

初めて、娘にかさを買った日、大喜びしていました。その感じが共感できるのか、好きな絵本のひとつです。
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自信を持っておすすめしたい 扉の向うが気になるお年頃  投稿日:2003/06/28
だれかしら
だれかしら 作・絵: 多田 ヒロシ
出版社: 文化出版局
娘が1歳のころのお気に入りの一冊です。
ノックの音が聞こえて、ページをめくるといろいろな動物が出てきます。単純な内容なのですが、とにかく何度も持ってきた絵本です。

最初は何も言わなかったのですが、そのうち、ページをめくると「○○」というようになり、だんだん、めくる前に「○○」と言うように。読み方が発展しているのがよくわかった本です
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自信を持っておすすめしたい ドライブ好きになっちゃった  投稿日:2003/06/26
ぴかくん めをまわす
ぴかくん めをまわす 作: 松居 直
絵: 長 新太

出版社: 福音館書店
毎日、朝から晩まで働いている信号機のぴかくん。ある日故障して目をまわしてしまいます。すると、道路は大混乱になってしまいました。

娘と車に乗っていたら、突然「あお、すすめ。き、まて。あか、とまれ」と言ったのです。丁度、信号が赤でとまったところでした。どうして、そんなことを……。と思って、はっと「ぴかくんめをまわす」の文章だと思い出しました。

以来、娘は信号機の前にくると、楽しそうに言います。
子供ってリズミカルな言葉ってすぐ覚えてしまうなと感心。そして、無機質な信号機すら楽しくしてしまう、作者の松井さんってさすがだなぁと思った絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 優しくて、楽しくて、豊かな本  投稿日:2003/06/26
おつきさまこんばんは
おつきさまこんばんは 作: 林 明子
出版社: 福音館書店
0歳のころから読んでいました。1歳をすぎて大分言葉が話せるようになったころ、夜、空を見上げて一生懸命「こんばんは」と言っているのです。誰にむかって?? と最初わからなかったのですが、この絵本を思い出して、おつきさまに向って言っていたのかと納得しました。

とてもなじんだこの絵本のためか、娘はおつきさまが大好きです。「きれいね」とか「とって」とかよく言います。そんな娘は本当にかわいいです。

0歳児でもいい絵本なのに、本当にイラストが優しげで美しく、またユーモアたっぷりで、文字は少なくても、豊かな本です。
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自信を持っておすすめしたい 素朴だけど、見てあきないかわいい絵  投稿日:2003/06/26
まりーちゃんとひつじ
まりーちゃんとひつじ 作・絵: フランソワーズ
訳: 与田 凖一

出版社: 岩波書店
あまりに単純なイラストなのですが、見れば見るほどひきつけられてしまいます。過剰なほどかわいく描かれた日本のアニメ絵に慣らされたものにとって、このシンプルなかわいらしさはものすごいと思うのです。

まりーちゃんとぱたぽんという羊が子羊が何匹生まれれば、何かが手に入るという話をしているのですが、結局、子羊は一匹だけで、まりーちゃんのくつしたしかできませんでした。というお話しです。

この話のなかで、まりーちゃんがぱたぽんに語りかけても、ぱたぽんは否定はしませんが、でも私には野原とひなぎくとおひさまがあるわと繰り返すのです。その繰り返しの文章が見事で、何度読んでもあきません。
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自信を持っておすすめしたい 暗闇から現れるものたち  投稿日:2003/06/24
よあけ
よあけ 作・絵: ユリ・シュルヴィッツ
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
漢詩から文章がとられている、とても変わった絵本です。
言葉の簡潔さと的確さが絵とあいまって強調されます。

途中、こうもりが現れたり、かえるのとびこむ音が聞こえたり。
それた、かえって暗闇の静けさをひきたてます。

暗闇から現れるそれらのものたちを娘が指差して、名前をいいます。この本の2歳児の楽しみ方なのでしょうね。まだ、本当の素晴らしさはわからないと思います。でも、言葉の美しさを知ってもらいたくて、読んでいます。

最後のよあけの絵は本当にすばらしい。実は湖のそばに住んでいるのですが、本当にあの絵のようです。
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自信を持っておすすめしたい あやちゃんがおしゃべりしてる…!  投稿日:2003/06/23
いもうとのにゅういん
いもうとのにゅういん 作: 筒井 頼子
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
「あさえとちいさないもうと」のその後の絵本。私にとっては、「ちゅぽちゅぽ」と片言をしゃべっていたあやちゃんが、おしゃべりしているのが感慨無量でした。ちゅぽちゅぽ言っていたあやちゃんは1歳になったころの娘そのものでしたから。

娘ももう少ししたらこちらのあやちゃんのようになる。なんだか、まだまだちゅぽちゅぽでいてほしい気もするので、複雑なのです。

丁度お人形さんに興味がではじめたころ、この絵本を買いました。娘はほっぺこちゃんというお人形を気に入ったようです。
よく独り遊びで「ほっぺこちゃん」とつぶやいています。

それから、この絵本には「はじめてのおつかい」のみいちゃんも登場してます。なんと牛乳を買っているのです。驚いたことに娘もそれに気付いて、指さすのです。子供ってよく見てますね。
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