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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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佐保姫

ママ・30代・栃木県、女5歳

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自己紹介
叔父が某児童書の出版社に勤めていたため、小さな頃は絵本にかこまれていました。ですから、絵本は大好きです。けれども、子どもが生まれてから、絵本のすばらしさに触れた気がします。絵本は読み聞かせる子ども(人)がいて分かる楽しさがあるのかもしれません。
好きなもの
湖・川・山・奈良・鎌倉・下町・つくし・ふきのとう・梅・桜・白木蓮・すみれ・かたくりの花・れんぎょう・れんげ・葵・葛・萩・すすき・かえで・菩提樹・木のおもちゃ・おりがみ・絵本・日本語・古典・きれいな言葉・童謡・歴史・神話・昔話・神社仏閣・神道・仏教・天使・古墳
ひとこと
読み聞かせをするようになって、科学絵本と赤ちゃん絵本のすごさに気づきました。
科学絵本は、小さな子がこの世界のすばらしさに目を向けるようにできています。あなたのいる世界は素敵な所なのよという声が聞こえてきそうです。
赤ちゃん絵本は、赤ちゃんなんて、得体の知れない生き物の好きなものを的確に捉えている! 本当に作者の方々には感嘆するばかりです。

欲しかったセンダックの『まどのそとのそのまたむこう』が復刊しました!
やっと手に入れて本当にうれしいです。福音館さんありがとう。

佐保姫さんの声

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なかなかよいと思う リアルな動物の絵のかわいらしさ。  投稿日:2003/07/15
アンガスとあひる
アンガスとあひる 作・絵: マージョリー・フラック
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
アンガスは知りたがりのスコッチテリア。一番知りたいのは庭の生垣の向うから聞こえるやかましい音。ある日、スキを見つけて生垣の向うへ。そこには二羽のやかましい鳴き声のあひるが。最初、アンガスは吼えておいたてます。ところが、あひるの大反撃。シッポをつつかれ、退散し、家に帰ってソファの下にもぐりこみます。そして、一、二、三分間なにも知ろうとは思いませんでした。

スコッチテリアが好きな私は、この絵本がとても好きです。スコッチテリアの毛並みの動きなどが、本当にかわいらしく思えます。マンガの「動物のお医者さん」で動物は写実的に描かれたほうがかわいいと思いましたが、この絵本でもそう思います。

最後の1、2、3分間、何も知ろうとは思わなかったというのがユーモラスな終わり方で気に入っています。

ちょっと、地味目ですが、あひるのシーシシシシシュという泣き方など、娘も一緒に読んでくれるので、好きなのかなぁと思っています。やっぱり、好奇心旺盛で失敗しちゃうところに共感するのでしょう。
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なかなかよいと思う 本当はブルーベリー。  投稿日:2003/07/15
サリーのこけももつみ
サリーのこけももつみ 作・絵: ロバート・マックロスキー
訳: 石井 桃子

出版社: 岩波書店
ママとサリーは冬に食べるジャムをつくるため、こけ桃山にこけ桃をつみにでかけます。こけ桃をつんで、ポルンポリンポロンとバケツに入れるサリー。けれど、夢中に食べたり摘んだりしているうちにママとはぐれて、気付くと親子で来ていた親グマの近くに。実は小グマのほうはサリーのママの近くにいたのです。両方のママはお互いの子どもを探して、見つけます。それからこけ桃山を下りて行きました。

サリーが摘むこけ桃は本当は、ブルーベリーなのだそうです。きっと、昔はブルーベリーが今ほど知られていなかったから、こうした訳になったのでしょう。

子供のころ、図書館で見ていてすごく気になっていた絵本。でも、なぜか読まずにすんでしまったのです。最近、復刊されたので、自分のために買いました。クマに遭ってしまう話だなんて知りませんでした。この短い事件で登場人物の個性がはっきりと浮かんで、メリハリがあって、楽しいお話しです。でも、何事もなくてよかった。

ちょっと長いお話しなのですが、小グマのかわいらしい表情を気に入っているらしく娘も好きです。
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自信を持っておすすめしたい 長新太ワールド炸裂  投稿日:2003/07/14
にゅーっ するするする
にゅーっ するするする 作・絵: 長 新太
出版社: 福音館書店
なぜ、ここまでヘンなことが思いつくのでしょう。地面からいきなり手が現れて、自動車や飛行機を地面にひっぱっていく。それも文字は「にゅーっ するする」だけ。それで、このヘンな魅力に取り付かれてしまうとは。しかも最後の「しーっ、だれにもいってはならない」に至っては、言う言葉がございません。

文字が少ないので、娘はあっと言う間に言葉を覚え、自分でページをめくり、「にゅーっ するする」とつぶやいています。そのうえ最後は「しーっ」と小声で言うほどはまっているのです。
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自信を持っておすすめしたい お姉ちゃん賢い!!  投稿日:2003/07/14
でこちゃん
でこちゃん 作・絵: つちだ のぶこ
出版社: PHP研究所
娘の前髪を派手に短く切っちゃうお母さん(いるいる。いえ私もそうです)それをからかわれ、幼いながらものすごく気にするてこちゃん。ついに、幼稚園に行きたくないと言い出します。これをどう解決するのかなぁ。と私もドキドキしながら読み聞かせしました。

そうしたら、お姉ちゃんがイチゴのぱっちん止めを貸してくれるのです。とたんにごきげんになるてこちゃん。おまけにお友達も皆、ぱっちんどめをしてきて、幼稚園の女の子がみんなでこちゃんになりました。という結末。

とにかく、この解決方法に大満足。娘がちょっとおしゃれを気にする時期になったら使わせてもらおうと心に書きとめたほどです。

娘もこの絵本は何度も読んでほしがります。絵がかわいいのと、やっぱりどきどきするようです。
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自信を持っておすすめしたい 「ウヒアハこわい」「はっ?」  投稿日:2003/07/14
11ぴきのねこふくろのなか
11ぴきのねこふくろのなか 作: 馬場 のぼる
出版社: こぐま社
11匹のねこが遠足にでかけました。途中いくつか立て札があります。「はなをとってはならない」「はしをわたってはいけない」「木にのぼってはならない」ねこたちは、花は採るわ、橋は渡るわ、木にのぼってお弁当は食べるわのやんちゃぶり。すると、それを見ていたウヒアハという怪獣が大きな袋を用意。側に紙をおいておきます。「ふくろにはいるな」当然、ねこたちははいってしまうのです。

最初何度も読んでとせがんだくせに、あるとき突然、「ウヒアハ怖い」と言うのです。「はっ?」この間の抜けた外見の怪物のどこが。でも、はっと気付きました。もう、話の内容がよく分っているってことなんですよね。

たった二年間の読み聞かせだけれど、もうそんなことが分るようになったんだなぁと感慨深かったです。

まぁ、それはそれとして、やっぱり母はウヒアハが怖いとは思えません。だって、尻尾にリボン三つもしてるし……。
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自信を持っておすすめしたい 物語絵本に飽きてきたママと赤ちゃんへ  投稿日:2003/07/12
きんぎょがにげた
きんぎょがにげた 作: 五味 太郎
出版社: 福音館書店
赤ちゃんのための探し絵の絵本なんて、その発想に驚いてしまいました。でも、赤ちゃんは大好きなんですよね。うちの娘も0歳1歳のころ、大喜びで探していました。親が気付かないだけで、赤ちゃんは本当はいろいろ楽しめるのかもしれませんね。

最初の読み聞かせのころは、まだ娘は指差しができなかったので、「こんどはどこ」と言って、しばらくしてから、金魚を指差してあげました。そのうち自分で指差すように。

この絵本で、「さかな」のなかに「きんぎょ」がいると知って、きんぎょだけは別に覚えて、言葉に出すようになりました。赤ちゃんにとってはそれだけインパクトの強い絵本なのでしょうね。
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自信を持っておすすめしたい 読み手も行って戻ってくる。  投稿日:2003/07/12
かいじゅうたちのいるところ
かいじゅうたちのいるところ 作: モーリス・センダック
訳: じんぐう てるお

出版社: 冨山房
センダックのイラストは魔法がかかっているようです。特にこの「かいじゅうたちのいるところ」は自分たちの部屋にも木が生え始め、波が現れてくる気がします。異世界が現実化する。そんな不思議なリアリティがあるのです。特に、ぼんやりと描かれた月の表現はなんともいえない魔力があります。

確か、娘が1歳にならないころから読み聞かせていたと記憶しております。文字が少ないので、そのころから夢中になっていました。かいじゅうを指差して「がちがち」と言うようになったのは、読み出してまもなくでした。赤ちゃんの娘もその世界にはまっていたようです。
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自信を持っておすすめしたい 三輪車にあこがれるころ  投稿日:2003/07/07
ちいちゃんとさんりんしゃ
ちいちゃんとさんりんしゃ 作・絵: しみず みちを
出版社: ほるぷ出版
ちいちゃんは、三輪車のお下がりをおにいちゃんからもらいました。でも、まだこげません。そこへ、犬と猫がやってきて、乗せてといいます。そこで、三人かわりばんこに乗って、後ろから押すことに。そのうち三人で乗りたくなって、下り坂で三人で乗ります。でも勢いあまって、がっちゃーん。

1歳から娘の三輪車への憧れがはじまりました。公園で見かけると誰のものでも構わずまたがります。だから、共感できるのだと思います。息長く大好きな絵本で、よくソラでセリフをつぶやいています。クリスマスにおばあちゃんから三輪車をプレゼントされたときは本当に大喜びでした。
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なかなかよいと思う トロルどこ? どこに行っちゃったの?  投稿日:2003/07/05
三びきのやぎのがらがらどん
三びきのやぎのがらがらどん 作: (ノルウェーの昔話)
絵: マーシャ・ブラウン
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
小さいやぎ、中くらいのやぎ、大きいやぎのがらがらどんが、草場に行くために、恐ろしいトロルがいる橋を渡ります。最初に小さいやぎが渡って、食ってやると脅されますが、次にもっと大きいやぎがくるとうまく言いくるめて難を逃れます。中くらいのやぎも同じことを言って、難を逃れます。そして、大きいやぎのがらがらどんがトロルをこっぱみじんに退治してしまいます。

子供が大好きなお話しと聞いて、最初書店でのぞいてみました。
その絵と内容にびっくり。何で、こんなに怖そうな絵とお話しが子供にウケルの? それで、とりあえず、図書館で借りることにしました。その頃、まだ1歳になっていなかった娘の反応がやっぱり良かったのです。

それから、自分の感性と子供の感性は違うのかなと考えるようになりました。最近になって、買って読み聞かせをしたら、こっぱみじんになったトロルのページで、しきりに「トロルはどこ? どうしちゃったの?」と尋ねるのです。バラバラになった、体をさして、「これよ。やぎがやっつけちゃったのよ」と言うと「ふーん」と答えていました。やぎが怖そうなトロルをやっつけたのが不思議だったようです。いろいろ考えるようになったのだなぁと感慨深かったです。

絵本の読み聞かせは、宝探しの旅のようです。どの本を、娘が気に入るのかがなかなかつかめないからです。でも、それは娘の個性を探す旅でもあります。こういうのが好きなのかという発見の旅です。そして、心の成長を観察できる格好の機会でもあると最近になって感じるようになりました。そんなことを思わせてもらった一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 異国の神話を知る楽しみ。  投稿日:2003/07/04
おひさまを ほしがった ハヌマン インドの大昔の物語「ラーマーヤナ」より
おひさまを ほしがった ハヌマン  インドの大昔の物語「ラーマーヤナ」より 作・絵: A.ラマチャンドラン
訳: 松居 直

出版社: 福音館書店
ハヌマンはインドの猿の姿をした神です。ハヌマンの幼い頃のエピソードが内容になっています。風の神ワーユの子供ハヌマンはおひさまで遊びたくなって、飛んでいきます。助けを求めるおひさまの声を聞きつけた、神々の王インドらがハヌマンを突き落とします。地に落ちたハヌマンはピクリともしません。それを悲しんだワーユは姿をかくしてしまいます。そのため大嵐となり、そのうえ、空気がなくなって生き物はみな死んでしまいました。あわてたインドラはワーユを探し出し、慰め、ハヌマンは死んだわけではないと、説得します。それを聞いてワーユはこの世にもどり、世界は元通りになりました。

絵が魅力的な絵本です。いたずらなハヌマンはかわいい顔をしています。インドラの乗ったゾウのアイラーバタが私は特に好きです。また、ハヌマンにしろワーユにしろ、神々の名前は響きに魅力があります。

どこの国の神話でも神さまは人騒がせなことが多く楽しいです。神さまといいながら、結構ドジで失敗が多いことが逆に親しみ深く、魅力的だなと思うのです。

以前、美智子皇后がインドで「神話は不思議とその国の性質を表している」といった趣旨のことを話されていました。確かにそうだなと思うのです。そういう意味でも他国の神話を知ることは楽しいし意義があることだと思います。

幼いうちにさまざまな国の神話に触れることによって、大きくなってから、いろいろな国の人に親しみをもって接する基礎になるような気がするのです。
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