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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

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おるがん

ママ・40代・愛知県

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おるがんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 地図のある絵本  投稿日:2011/10/27
ねこのオーランド
ねこのオーランド 作・絵: キャスリーン・ヘイル
訳: 脇 明子

出版社: 福音館書店
ねこの一家がキャンプにでかけます。
川のそばにテントを張って、近くの農家でミルクを分けてもらったり、川で魚を捕ったり、楽しく過ごします。

その場所の地図が載っています。
他のページが、その地図のどこかを見ると、位置関係がよく分かります。
ちゃんと縮尺もあるので、初めての地図体験にぴったりです。

川の中の生き物、こねこたちがやんちゃぶりが、男の子にもウケると思います。
こねこのかわいらしいしぐさがいいです。
特に、後ろ足でアコーディオン前足でシンバルを演奏している姿がかわいいですよ。
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自信を持っておすすめしたい やわらかなタッチの絵  投稿日:2011/10/27
ねこのオーランドー海へいく
ねこのオーランドー海へいく 作・絵: キャスリーン・ヘイル
訳: 小沢正

出版社: 童話館出版
50年くらい前の作品のようです。
絵がレトロですし、字も細かくて、敬遠されそうな絵本です。

オーランドシリーズはイギリスでは長く読み継がれているそうです。

最初のページにびっくりさせられます。
だって、紅いじゅうたんのひいてある階段に、まるで雛人形のようにねこたちが一段一段にいるのです。
でも雛人形のようなお行儀よくではなく、だらしなく寝転がっているのです。
どうしたことかと読んでみると、暑さでバテでているのです。
そこで、ねこの一家は前回「農場をかう」で一緒に暮らすようになった馬の一家と海へ出かけることにします。

イギリス人は、旅行にも家族の写真を持っていくのでしょうか。
ふた家族とも、結婚写真や子どもの写真を荷造りのなかに入れています。

絵がとても丁寧で、凝ってあるので、すみずみまで見ていろいろと発見する楽しさがあります。
ユーモアもたっぷりです。

読んでみるとこの絵本の(このシリーズの)魅力がわかるはずです。
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自信を持っておすすめしたい 絵本選びが分かります!  投稿日:2011/09/29
子どもの育ちを支える絵本
子どもの育ちを支える絵本 作: 脇 明子
出版社: 岩波書店
絵本選びを教えてくれる本は色々とありますが、この本は具体的な子どもの反応が書いてあるので、とても分かりやすいです。
その絵本が子どもにどんなよい影響をあたえるかが分かるのです。

先日、幼稚園にお子さんを持つお母さんに、絵本の読み聞かせについて聞かれたのですが、絵本選びに悩むと言っていました。
図書館おすすめ本のリストもあるのですが、それだけでは選ぶのは難しいを言っていました。

この本を勧めてみようと思いました。

この本で一番感動したエピソードが、4歳の男の子が、保育園ではみんなと同じ行動をするのが苦手で、ずっと廊下の水槽をながめていたそうです。
ある日、水槽のおたまじゃくしに足が生えていることに気がついて、自分も大きくなりたい、変身したいと思っている気持ちを先生に伝えます。
先生はその気持ちを大切に思って、「のはらうた」の中から、おたまじゃくしが、しっぽとお別れする寂しさと成長する喜びのあいだで揺れる気持ちを書いた「しっぽバイバイ」という詩をクラスの壁に貼ってあげます。
子どもは、成長したいと思う反面、本当に成長できるのか不安な気持ちも持っています。そんな気持ちを分かって、ぴったりな詩(本)とその男の子を結んでくれた先生の素敵な行動に感動しました。
きっと、その子は「本は友だち」だと感じたと思います。

たくさんのお母さんたちに、お子さんの支えとなる本との出会いをさせてあげてもらいたいです。
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自信を持っておすすめしたい 民族性を感じます  投稿日:2011/09/18
銀のうでわ
銀のうでわ 作: 君島 久子
絵: 小野 かおる

出版社: 岩波書店
シンデレラに似た昔話は日本にもあります。
落とすのは足袋ですし、助けてくれるのはお坊さんです。
足袋が足にぴったり合ったあとも、継母がごねて、歌の読み比べで決めます。
いかにも日本らしいです。

このおはなしも、中国らしさがうかがえます。
助けてくれる牛やカササギは身近な存在です。
仕事をまるごと引き受けるのではなく、知恵を教えます。
めでたく結婚した後も、すんなりと幸せになるのではなく、苦難が続きます。
花嫁に成りすます意地悪な女は、グリムや北欧の昔話にもよく出てきます。
このおはなしが、影響をあたえたのかもしれませんね。

小野さんの絵がおはなしにぴったりです。
料理の器の絵が素敵です。

色々な国のシンデレラを読み比べると、その国の民族性が分かるようです。
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自信を持っておすすめしたい またあえる  投稿日:2011/09/18
またもりへ
またもりへ 作・絵: マリー・ホール・エッツ
訳: まさき るりこ

出版社: 福音館書店
「もりのなか」が名作すぎて、がっかりするのがイヤで読まなかったのですが、こちらもいいです。

前回は森を歩く事で新しい仲間が増えていきましたが、今回はみんながそろって出てきています。
そして順番に得意なことを見せます。
その動物にとってはまったく特別ではない事を見せるのですが、年とったゾウが「よろしい、なかなかよろしい」とみんなに言います。
その繰り返しが安心できます。

人間にしか「笑う」ことができないと、動物から教えられたぼく。
世界中の子どもたちがおもいっきり笑えるといいなあと思いました。
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ふつうだと思う かわいいだけじゃない  投稿日:2011/09/16
ニーハオ!ふたごのパンダ
ニーハオ!ふたごのパンダ 作: 佐渡 多真子 古関 めぐみ
出版社: ポプラ社
低学年のおはなし会にと思って読んでみました。
写真は双子のパンダの愛らしさが溢れていて、何度でも見ていたいです。
文章が、始めはしっかりとパンダの説明が分かりやすく書かれているのですが、途中から作者の想像の話になっいるのが残念です。
双子のパンダがけんかを会話ではなく、説明文のままのほうがよかったと思いました。
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なかなかよいと思う 魂の檻  投稿日:2011/09/16
メロウ −アイルランド民謡−
メロウ −アイルランド民謡− 再話・絵: せな けいこ
出版社: ポプラ社
アイルランドの妖精メロウは、海でおぼれた人間の魂をコレクションするくせがあるそうです。

メロウなりの優しさからの行動かもしれませんね。

そんな魂をかわいそうに思った漁師が、その魂を檻から助け出そうと考えます。
漁師がメロウをお酒で酔わせて海の中のメロウの家まで行って、無事に魂を檻から出してやりますが、自分の家まで帰れるのかどきどきします。

その後、メロウは二度と姿をみせません。友だちに裏切られたからでしょうか。
どこに行ってしまったのか、読み手が漁師と心を重ねて想像できるところがよかったです。

せなさんの絵は小さい子どもから楽しめますが、民話は大人が読み聞かせしてあげる事で、民話から得る効果が高まるとおもいます。
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自信を持っておすすめしたい 身近なクモ  投稿日:2011/09/16
こがねぐも
こがねぐも 作: 甲斐 信枝
出版社: 福音館書店
朝起きると、ベランダに一晩でくもの巣ができていて、どこから来たのだろうと思います。
自転車をしばらく乗らなかったら、かごやハンドルや車輪がくもの巣だらけになっています。

子どもの頃、くもがえさをとる所がみたくて、くもの巣に虫を置いてみた事がありました。でも置き方が悪かったのか、虫は逃げてしまいました。

この絵本の作者は、くもを飼ってえさもちゃんとやっています。
刺身にはびっくりしました。
くもの巣の縦糸と横糸は同じじゃないのですね。子どもの頃それを知っていたら失敗しなかったかも。。

わざわざ、オスまでつかまえて繁殖もさせて、絵本では短い間になっていますが、本当は何ヶ月もかかったと思います。
赤ちゃんくもの移動の仕方も驚きました。
くもが大の苦手な夫に読んでみようかな。。。
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なかなかよいと思う 成長とは  投稿日:2011/09/16
ジョイバルー
ジョイバルー 作: ハーウィン・オラム
絵・訳: きたむら さとし

出版社: 小峰書店
子どもは一日一日で成長をしているのですが、毎日見ていると気が付かないこともあります。

成長の一つに、興味の先が移っていくというものがあります。
この絵本はそれを描いていると思いました。
ひとり遊びに飽きたら、また新しい楽しみを見つけていきます。

親の立場でこの絵本をみると、大人がうるさくいうのではなく、子どもが自分で気が付いて成長する大切さを感じました。

きたむらさとしさんの絵は、隅々までみるといろいろな発見があるので、色々と想像しながら親子で話が出来るとおもいます。
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自信を持っておすすめしたい ぬいぐるみのようなシロクマ  投稿日:2011/09/16
クヌート
クヌート 出版社: NHK出版
親が育児放棄をしてしまったシロクマの赤ちゃんを、飼育員が母親がわりになって育てる実話です。

日本でも愛媛県のとべ動物園で飼育員がシロクマのピースを育てていました。
その様子を数年にわたってテレビで放送していました。

クヌートも飼育員が同じような苦労をされて育てています。
その様子を世界中の人々に知られることで、環境問題を考えるきっかけになったそうです。
クヌートが飼育員トーマスをどんなに慕っているのかがわかる写真が本当にすばらしいです。
写真を見るだけでも楽しめる本です。
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