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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

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はしの

パパ・40代・神奈川県、男15歳 女13歳

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自己紹介
高校1年生の男の子と中学2年生の女の子の父親です。
好きなもの
音楽を聴き、そして演奏すること、そして本を読むことが好きです。
特に、「子どもの本」が好きです。絵本も好きですが、児童文学やヤングアダルトが特に好きな分野です。
ここでは、絵本に絞ってレビューを書いています。
ひとこと
会社員にもかかわらず、40を越えてから、保育士の資格を取得しました。将来は、もっと子どもに近い仕事をしようと思っています。子どもたちの笑い声や彼らの感性をいとおしく思います。そのような想いを私に伝えてくださった、新澤誠治さんと佐々木正美先生が大好きです。

はしのさんの声

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なかなかよいと思う 信じてるっていうことは、つよいものですね  投稿日:2009/03/26
にんじんのたね
にんじんのたね 作: ルース・クラウス
絵: クロケット・ジョンソン
訳: 小塩節

出版社: こぐま社
家族全員に「めはでない」と何度いわれても、毎日草をとり、水をかけて、にんじんのたねの世話をする男の子がいじらしい。この絵本を読む幼い子どもたちも、男の子の気持ちになって、めよでろ!めよでろ!と思ってしまうことでしょう。
みんなにでないといわれても、世話をしつづけた男の子の、信じる気持ち。信じてるっていうことは、つよいことですね。
それにしても、なんでおかあさんもおとうさんも、めはでないって言ったのかな……
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なかなかよいと思う 絵が魅力!  投稿日:2009/03/25
世界のお話傑作選 十二の月たち
世界のお話傑作選 十二の月たち 再話: ボジェナ・ニェムツォヴァー
文・絵: 出久根 育

出版社: 偕成社
出久根育さんの絵が、自然の厳しさを見事に表現しています。見開きの森に雪が降っている絵を見ているだけで、絵本の世界にすいこまれてしまいます。主人公の女の子や十二人の月たちをはじめとする登場人物の姿も繊細に描かれていて魅力的です。
お話は、広くスラブ地方で知られている民話で、継母とその娘にいじめられている主人公の女の子が、十二の月たちに助けられてしあわせになるというものです。
大型で遠目もきくので読み聞かせにも良いと思いますが、お話が少々長いので、それに我慢できる学齢、お話を聴くことに慣れているグループなど、対象を見極める必要がありそうです。
個人的には、一人でこの厳しく美しい自然の世界にひたってもらえたら良いと思います。
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なかなかよいと思う 子どもたちに知っていてもらいたい事実  投稿日:2009/03/25
ヘンリー・ブラウンの誕生日
ヘンリー・ブラウンの誕生日 作: エレン・レヴァイン
絵: カディール・ネルソン
訳: 千葉 茂樹

出版社: 鈴木出版
この絵本は、アメリカに人間が物のように売り買いされていた奴隷制度があった頃のお話です。主人公が自由な世界へ脱出するまでを描いています。タイトルと表紙の少年の顔からは、この絵本が描く厳しい世界は想像できません。しかし、このお話は実話なのです。このような現実があったということが、胸を苦しくさせます。
絵本ではありますが、高学年以上の子どもたちに、是非読んでもらいたい一冊です。大型絵本で遠目もきき、読み聞かせにも適していると思います。
それにしても、千葉茂樹さんの翻訳される本は、どれも読み応えがあり、いつもうならされてしまいます。
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なかなかよいと思う 二人で一緒にやれば、なかよしに  投稿日:2009/03/25
くらべっこのじかん
くらべっこのじかん 作: レスリー・エリー
絵: ポリー・ダンバー
訳: もとした いづみ

出版社: フレーベル館
なかよしのソフィーが急に自分をさけるようになりました。それなのに、クラスで行われる、誰が大きなひまわりを育てるかというくらべっこに、ソフィーと組んで参加することになってしまうのでした。
学校でよくありそうないじめ。でもいじめられている本人にとってはとてもつらいもの。そのいじめが先生のアイデアで解決されていくというお話です。
重いテーマをあつかったお話ですが、ポリー・ダンバーが、明るい色と子どもたちのいきいきとした素敵な表情で、希望ある世界を描いています。貼り絵なども効果的に使われています。
低学年の子どもたちにもわかってもらえそうなお話です。
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ふつうだと思う ほのぼのしてしまいます  投稿日:2009/03/24
すごいはたきのまき ゆかいなさんにんきょうだい3
すごいはたきのまき ゆかいなさんにんきょうだい3 作・絵: たかどの ほうこ
出版社: アリス館
3兄弟が手品で布を持ち上げることに使っていたはたきが、怒って本来の「ほこりをはたく」という役割を見せつけるお話。
単純なお話ですが、登場人物が切り絵で貼り付けてあったり、布やはたきが本物のガーゼや布きれだったりと、いろいろな工夫がほどこされています。
3兄弟とお母さん、家族仲良く、楽しそうに過ごしているのが伝わってきて、ほのぼのします。
ん?このシリーズに、お父さんは出てきたかな?出てきたとしても忘れているということは存在感がなかったということかな……父親としてはちょっと残念。
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なかなかよいと思う おやすみまえの一冊にどうぞ  投稿日:2009/03/24
おやすみ、かけす
おやすみ、かけす 作・絵: マリー・ホール・エッツ
訳: まさき るりこ

出版社: 大日本図書
『もりのなか』の白黒ではなく、この絵本は白と濃紺の世界です。
動物たちの鳴き声をはじめ、いろいろな擬音語や擬態語がお話を作り上げていきますが、次第に静かにねむりへと誘われていく、そんな絵本です。幼児期のおやすみまえの一冊としてどうでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい ちょっと大人のおんなのこ  投稿日:2009/03/05
おさんぽ
おさんぽ 作: 江國 香織
絵: こみねゆら

出版社: 白泉社
レースのたくさんついたきれいなスカートを手に入れたおんなのこは、散歩にでることにしました。小さなおんなのこなのに、サングラスをかけ、強くて冷静で、そしてやさしい。
引越ししたもぐらには家のカーテン用に、赤ん坊がうまれたへびには赤ちゃんのおくるみ用に、自分のスカートの生地を分けてあげるのでした。
家に帰って、エプロンになったスカートを満足げに眺める様子は、冒険をしてきた勇敢なおんなのこそのものでした。

パステル調で細部まで描きこまれた絵は、まさにかわいらしいおんなのこの世界ですが、そこに描かれているのは、しっかりとした意志をもったおんなのこ。このギャップがこの絵本の大きな魅力になっています。
中学生や高校生の女の子に読んで欲しい絵本です。

『すきまのおともだちたち』(江國香織・文、こみねゆら・絵、白泉社)の元になるお話です。
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なかなかよいと思う 絵だけでも十分に楽しめます  投稿日:2009/03/05
パメラ・パティー・ポッスのあたらしいいえ
パメラ・パティー・ポッスのあたらしいいえ 作: いしい むつみ
絵: こみねゆら

出版社: 教育画劇
繊細に細部まで描きこまれたドールハウスの絵にひきつけられてしまいます。
キッチンの棚に置かれた数々のビン(ハーブや調味料が入っているのかな?)、ダイニングの花柄のテーブルクロスに食器棚のお皿の模様、この家に住む女の子、パメラ・パティー・ポッスの衣装……
見れたびに発見があります。
こんなドールハウスがあったら、女の子だけでなく、男の子だって想像の世界で遊ぶことができそうです。

絵の大好きな女の子に読んでほしい絵本です。漢字はないので、小学校低学年から読むことができると思います。絵だけでも十分楽しめる一冊です。
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なかなかよいと思う 青い色が印象的  投稿日:2009/03/05
くっくちゃん
くっくちゃん 作: ジョイス・ダンバー
絵: ポリー・ダンバー
訳: もとした いづみ

出版社: フレーベル館
画家のポリー・ダンバー描く青い色がとても印象に残ります。青色が沢山使われているわけではないのですが、要所要所で使われている青が効果的です。また、絵の上に切り絵を貼り付けたりしていて、描かれているものの質感が良く出ていると思います。あかちゃんがくつにのって旅をするというお話も、この絵のおかげでより一層楽しいものになっています。
あかちゃんが旅して行き着いたところは、おかあさんとおとうさん。幼い子どもたちも安心して読むことのできる絵本です。
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なかなかよいと思う この本の言いたいことを考えてみよう!  投稿日:2009/03/05
なぜ戦争はよくないか
なぜ戦争はよくないか 作: アリス・ウォーカー
絵: ステファーノ・ヴィタール
訳: 長田 弘

出版社: 偕成社
黒い表紙の下のほうにどろどろとしたものがこびりついている。おそるおそるページをめくると、平和な人々の暮らしが色彩豊かに描かれている。しかし、その平和にも、どろどろとしたものが迫っている。そして、どろどろしたものは、戦争に気づいていない母親と赤ん坊をつつみこんでしまう。そう戦争は自分が襲おうとするものが何なのか誰なのかを見ようとしないのだ。

原文を読んでいないのでわからないが、長田弘の訳が心に沁みる。しかし、少し難解な部分もある。でもそれは是非、子ども同士で、あるいは
子どもと親とで話し合いながら意味を考えて欲しい。
小学校高学年の子どもたちに読んでもらいたい、そしてこの本の意味しているところを語り合って欲しい。
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