ショコラちゃんはスーパーウーマン
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投稿日:2007/06/08 |
私が小学生の頃、こんな女の子になった自分を想像したことがあります。
それは、
かわいくて、
おしゃれで、
お勉強ができて、
スポーツもできて、
性格がよくてみんなの人気者で、
名前がかわいくて、
ついでにお金持ちで豪邸に住んでいる(かわいい部屋がある)
そんなスーパー女の子。
それは自分のコンプレックスの象徴でしたが、
ショコラちゃんは、まさに自分が子供の頃、憧れていた女の子象です。
「ショコラちゃんシリーズ」は何冊か読んでいましたが、この「ショコラちゃんはおいしゃさん」を読んで、気づきました。何でもできて、みんなに引っ張りだこのショコラちゃん。それがちっとも嫌味じゃない。
この作品は、男性作なんですが、女の子の気持ちをよく分かってるなぁ〜、と感心してしまいました。
ちょっと視点が違いますが、幼い頃を思い出した作品でした。
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花を育ててみたくなりました
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投稿日:2007/06/08 |
「ポットくんとわたげちゃん」と出会って以来、
ポットくんは、我が家のお気に入りのキャラクターです。
でもこの作品が最初なんですね。
ご夫婦で書かれた作品であることもはじめて知りました。
お尻に穴のあいた植木鉢、
ジョウロ、
栄養たっぷりの土をつくるミミズ、
土をかきまぜるシャベル
小さなものたちが、それぞれ仕事を行い、
やがてきれいな花を咲かせる・・・
優しい絵で、一見単純な本のようですが、どんな生き物にも役割があること、いらないものはないこと。
この作品はとても大事なことを教えてくれています。
そして後書き。
作者であるご夫婦とお子様の姿が、目の前にうかぶようでした。
すてきなご両親に育てられ、とても健やかに成長されたんだろうなと、感じました。
私も息子と花を育ててみたくなりました。
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初期の食育本
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投稿日:2007/05/31 |
3人の姉弟がパン作りをする本です。
でもでも本格的。
ホームベーカリーが主流の今、手ごねをパンを作ることは滅多にありませんので、大人の私が感心してしまう内容でした。
おやつの3時にあわせて朝の10時に開始。
パンを1から作るのは、こんなに時間がかかるんですね。
それを待てる子供達もすごい!
うちの子たちなら、きっと待てずに大騒ぎでしょう・・・。
リーダーのお姉ちゃんがうまく統制をとってるのがわかります。セリフも少ないのに、いい姉弟だなって思ってしまいました。
うちの子供たちは手ごねパンを作るには、まだまだ小さすぎるけど、作ってみたいなと興味を持ったようでした。
パンのいろいろな形にも興味深々。
特に、
手パン
足パン
それから
Hパンっていうのは、
挿絵の林明子さんの遊び心なのかしら。
いろいろな想像力が膨らむ形になっています。
この絵本は初期の食育本といえますね。
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絵はかわいいんだけど
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投稿日:2007/05/31 |
大人には理解しがたい本だと思う。
虹を見て空が燃えてると思うことも、
虹の根元に金のつぼがあると思うことも、
大人が忘れてしまっている、子供の豊かな想像力から来るものだから。
ただ4歳の息子にもうまく意味がつかめなかったらしく、絵本タイムに登場することはほとんどありませんでした。
もともとこの「クマくんシリーズ」。
クマくんのかわいい勘違いをほほえましく思えるのは大人だけかもしれません。
話がよくできている分、幼児には難しい内容なのかな。
今回のお話のトリさんと口をきかないところも、絵本のわりにはなかなかシビアだし。
いったいどの年代にうけるのでしょう。
個人的には「ぼく、お月さまとおはなししたよ」が一番オススメです。
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水の生き物の不思議
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投稿日:2007/05/31 |
「ポットくんシリーズ」3冊目です。
今回もよかったです!
今回のポットくんは、みずくさを育てるために、池の中で過ごすことになりました。その中で、おたまじゃくしやめだか、げんごろう、ヤゴなど、いろいろな生物と出会い、その生態を学んでいきます。
お友達になったヤゴちゃんは、おたまじゃくしやメダカが大好物で、オタマジャクシをパクリと食べる挿絵があります。
それをポットくんは「いろいろなたべものがあるから、みんないきていけるんだね」と。
「なかなかクールだねぇ、ポットくん」と思ってしまいましたが、それが生き物生態なのだから仕方がないのですよね。
その現実を優しい挿絵で学ぶことができる点で、
やはりこの絵本はオススメなんだと感じました。
またヤゴは成虫になるとトンボになり、オタマジャクシはかえるになる・・・息子には新鮮な驚きだったようです。
こんどは「ポットくんのおしり」を読んでみます。楽しみ!
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クマくん・・・
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投稿日:2007/05/31 |
クマくんシリーズ。
相変わらずよくできています。
はじめは釣りを邪魔していた影も、午後になり、向きを変えることで邪魔しないというクマくんとの約束を守るという、実にウマイ結末。
でも今回のお話のクマくん。
優しくないですよね。
「お月さまとおはなししたよ」では、
クマくんのやさしさに、温かい気持ちになれたのですが、
今回のクマくんは、カゲをうとましく思うばかりで、自分のことしか考えていません。
釘で打ちつけたり、穴に入れようとしたり。
そして最後は邪魔をしないという約束をとらせることで、自分の欲求を通そうとします。
・・・・絵本の人格にそこまで文句を言うつもりもないのですが、今回のクマくんはあまり好きではありません。
お話自体はよくできているのですが・・・。
でも小さい時って、自分の影と競走したりしていましたからね!私が子供の心を忘れているのかもしれません。
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役になりきって読み聞かせ
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投稿日:2007/05/30 |
子供も大人も大好きな林明子さんの挿絵の作品です。
まず中表紙の服を脱ぐ男の子の足が泥んこなのを見て、息子はすぐに自分と重ね合わせ共感をはじめました。
読んでみたら、
出ました!久々のヒット作です!
実生活にすごく近いファンタジー。
お風呂に入るまこちゃんの所にいろいろな動物がやってきますが、その登場の仕方が絶妙なんです。
特にペンギンは、カメが「ほう、おふろにもペンギンがいるんですか」といいうコメントの後の登場。
絵本なのに
「うまいなぁ〜」と感じました。
そのほかの動物もうまくキャラクターが表現されていて、それぞれお風呂ならでは芸をやってくれます。
そして最後はみんなで湯船に入り50まで数唱。
くじらまで入る湯船はいったいどんな大きさになってるんだろうという興味の中、プッカのでたらめな数の数え方は、見事息子のツボにはまっていました。
私もこの絵本を読むときは、そのキャラクターになりきって、声をかえて読んでいます。
特に数を数えるページは読むのが大変ですが、
最後のくじらが大きな声で「50!」とい言うときは、みんなで大きな声で「50!」
それだけで子供を楽しい時間を過ごすことができます。
長めの絵本なので読むのが大変ですが、読み聞かせにはオススメです。
それと最後にギモン。
ペンギンさん、熱いお風呂に入っちゃって大丈夫なのかな。
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かわいい科学本
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投稿日:2007/05/28 |
植木鉢のポットくんが、ミミズくんと出会い、ミミズの特徴、習性などを学んでいく科学絵本です。
「ポットくんとわたげちゃん」から先に読んでしまいましたが、こちらから先に読んだほうが入りやすかったかなと思いました。
内容は、虫嫌いの女性でも抵抗なく読め、そして「へー」と感心させてしまう優秀絵本であるといえます。
特にミミズの中には、オスとメスと両方あり、どのミミズも卵を産む・・・そして卵は口から産まれる。
これには私も息子も感心。
これまでミミズを真剣に見ることはなかったのですが、今度公園でミミズを見つけたら、観察してみよう!という気にさせられました。
「わたげちゃん」に続き、優しくかわいい絵です。
科学本というと、写真だったり、妙にリアリティがあったり、虫嫌いには抵抗があるのですが、これならすすんで読んであげれそうです。
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のんびりやのくまさん
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投稿日:2007/05/28 |
「おつきさまを食べてみたい」
この手の本は他に何作品は読んだことがあります。
しかしこの絵本はちょっと他と視点が違うかもしれません。
この絵本の中のくまさんは、お月さまをかじってみたいために、ロケットを作ってしまうのですから。
しかも何ヶ月もかけて・・・。
冬になりトリさんは南の国へ飛んでいってしまいますが、
くまさんは・・・・?
くまさんも冬眠しますよね。
頑張ってロケットを作り、いざ出発という時に眠ってしまう。そして目が覚めると、そこは今まで見たことのなかった冬の世界・・・それをくまさんは「月」だと勘違いしてしまいます。
月の味は雪の味。
なるほどよくできてるなと感心しました。
このシリーズの絵本は、私達の小さな力ではどうしようもないことを、「かわいい勘違い」で解決してしまいます。
今回の絵本もそう思わせる内容でした。
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お弁当を開けた時の気持ち
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投稿日:2007/05/18 |
「今日のお弁当は何かなぁ?」って「ぱかーん」と開けてみる。男の子らしい動き。
男の子と女の子がお弁当を食べる様子を2冊で並行して書かれています。「ぼくのおべんとう」はその男の子版の方。
まずは「やったー、からあげ3こもはいってる」と喜んでいる様に共感。そうそう、男の子はみんなから揚げ大好きなんだよね!
わが子もニヤリと笑いました。
卵焼きは野菜入りのしょっぱいやつ、
グラタン、これ昨日も食べたんだ
確かにグラタンなんて凝ったもの、冷凍食品でない限り、お弁当のためだけには作らない。
前日の夕飯の残りを入れるなんて、なんだか絵本なのに真実味があるなぁ。
今度は母である私がクスリと笑いました。
そしてもう1冊の本に出てくる女の子と、から揚げとミートボールのとりかえっこしたり、
ご飯の中からたこさんウインナーが出てきたり、楽しいお弁当の様子が描かれています。
この絵本を読んで、「今度の遠足、これと同じにして!」と言うので、同じように、
からあげ3こ
ミニトマト
野菜入りのしょっぱめの卵焼き
と入れてあげました。
ただ時間の都合上、グラタン→かぼちゃのサラダに。
たこさんウィンナー入りのご飯→一口大おにぎり
とまったく同じにはできませんでしたが、
息子はにっこり笑って、からっぽになったお弁当箱を見せてくれました。
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