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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

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やこちん

ママ・50代・兵庫県、女の子20歳

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やこちんさんの声

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自信を持っておすすめしたい しあわせなゾウ  投稿日:2016/07/02
せかいでいちばん 手がかかるゾウ
せかいでいちばん 手がかかるゾウ 文: 井の頭自然文化園
絵: 北村 直子

出版社: 教育評論社
先日、井の頭動物園のゾウのはな子が亡くなったと、ニュースで知りました。
その後、友人にこの絵本を教えてもらい読んでみました。

まず、ネットで見た話によると
はな子は、2度の人身事故を起こして「殺人ゾウ」のレッテルをはられ
鎖でつながれていたゾウだったということ。
また、飼育環境が劣悪だといわれ
動物園がやり玉に挙がったことがあるということ・・。

しかし
この本を読む限り、できうる限りの手を尽くされ
愛情をかけられていたゾウだったということがわかります。
でなければ、日本に来て60年も生き続けることはできなかったと思うのです。
淡々と、はな子の飼育の様子がつづられている、その文章は
「井の頭自然文化園」となっています。
まるで、飼育日記の体でありながら
こんなにも温かい気持ちになるのはなぜでしょう。

きっと、はな子は、幸せな一生を送ったのだと
そう思わずにはいられない
素敵な本です。
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自信を持っておすすめしたい 子どもだからこそ  投稿日:2016/07/02
むこうがわのあのこ
むこうがわのあのこ 作: ジャクリーン・ウッドソン
絵: E.B.ルイス
訳: さくま ゆみこ

出版社: 光村教育図書
黒人と白人の人種差別について描かれています。

登場するのは子供たち
柵を挟んで交流を深めていく、白人の子供と黒人の子供・・。
親からは「その柵を超えてはいけない」と言い渡されているものの
子どもたちは、苦も無く、その物理的な「柵」を超えてしまいます。

いつからかつくられた、いろいろな意図を持った「柵」を
この子たちが大人になるとともに
ぶち壊してくれるのではないか・・。
そんな希望あふれる一冊です。
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自信を持っておすすめしたい みごとな夢?妄想?オチ  投稿日:2016/07/02
せんそうごっこ
せんそうごっこ 文: 谷川 俊太郎
絵: 三輪滋

出版社: ばるん舎
今はなきソビエトとアメリカに扮して
戦争ごっこをするはずが
いつのまにか空想と現実の境界があいまいになって
お父さんもお母さんも死んでしまい
こわいっっっとなったら・・・
すべて非現実でした。という
夢・妄想オチ・・。

でも、出てくる戦争の進行度合いが
やけにリアルで
本当に起こるかも・・と思わせる文章の運びは
さすがに谷川さん。

文章にすべて英訳がついているのも
世界に訴えたいためなんでしょうか・・・。

娘は、オチが早めに読めたのか
「やっぱり・・」といい、ニヤリとしました。
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自信を持っておすすめしたい 水はどこからどこへ  投稿日:2016/07/02
みずたまのたび
みずたまのたび 作: アンヌ・クロザ
訳: こだましおり

出版社: 西村書店
2016年度の低学年向き課題図書だそうですが
内容は柔らかく書かれた科学絵本です。

クロネコの表紙がとても印象的で
タイトルとあいまって「何が始まるんだろう」という気がします。

水が繰り返しいろんな姿になって循環していることを
「たび」と称するセンスがイカしていると思います(#^^#)
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自信を持っておすすめしたい 見方が変われば  投稿日:2016/07/02
青いかいじゅうと赤いかいじゅう
青いかいじゅうと赤いかいじゅう 作・絵: デビッド・マッキー
訳: 北沢 杏子

出版社: アーニ出版
平和を考える本だそうですが
私には、永遠に分かり合えない、男と女の痴話げんかのように映りました。
でも
根本は一緒なのかもしれません。

山を挟んで
「日が暮れる」という住人と
「夜が来る」という住人。
ところ変われば、おなじ事象に対するとらえ方も、また変わるわけです。

自分の主張ばかりせず
相手の立場になることは
何事も大事だと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 戦争のきっかけ  投稿日:2016/06/24
なぜ戦争をするのか?六にんの男たち
なぜ戦争をするのか?六にんの男たち 作・絵: デビッド・マッキー
訳: 中村 浩三

出版社: 偕成社
デビットマッキーの「せかいでいちばんつよい国」が大好きで
こちらの本も、読んでみました。

こちらは、モノトーンの線画で
華々しさはないですが
その分、淡々と、世界が戦争に向かっていく様子が描かれています。
ちょっとしたことで、その引き金が引かれてしまう・・。
この本を読むと
そのちょっとしたことを、回避するのも
ちょっとしたことのように思います。

深い一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 医者通い  投稿日:2016/06/24
いしゃがよい
いしゃがよい 作・絵: さくらせかい
出版社: 福音館書店
オールひらがなのタイトルを見て
勝手に「医者が良い」だと思っていましたが
読んでみたら「医者通い」でした。

絵のタッチから、コント調の楽しい本かと思っていたら
しみじみとしみるものでした。

ギャップがあります。

でも
そのギャップがいい感じです。

言葉もまるで歌詞のように
(実際、でたらめったぽい子守歌がでてくる)
小気味よいリズムで
私自身が、歌が大好きな娘に
いっぱい創作歌を歌ってきたことを思い出しました。

幼児期の子育ての、
大変だけど、胸の中心が温かくなる感じを
思い起こさせてくれるような一冊です。
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自信を持っておすすめしたい あぁなるほど  投稿日:2016/06/24
ほしじいたけ ほしばあたけ
ほしじいたけ ほしばあたけ 作: 石川 基子
出版社: 講談社
絵を見て、娘は開口一番
「これって『こびとずかん』?」
たしかに、タッチは似ているかも・・・。

なめこシリーズのキャラクターが好きな娘は
いろいろでてくるキノコの種類も、すんなり受け入れて
楽しく読み進めまられました。

干しシイタケが、水分で戻って若返るさまは
読めた展開でしたが
私自身は「うらやましいーーー」
風呂に浸かって若返られたら
毎晩リセットできるのに・・。
などと、考えました。

楽しい楽しい絵本です(#^^#)
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自信を持っておすすめしたい ふかふか  投稿日:2016/06/22
パン どうぞ
パン どうぞ 作: 彦坂 有紀 もりと いずみ
出版社: 講談社
『ケーキやけました』につづき
こちらを読みました。

すごくリアルなパンが
ページを繰るたびに顔を出します。
これが木版画だというのだから驚きです。
ふかふかとおいしそうでぬくもりを感じ、食欲が刺激される。
最後は、子供が大好きなハンバーガー!!
あぁー、たべたい!!!
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ふつうだと思う これは・・・  投稿日:2016/06/22
竜のはなし
竜のはなし 作: 宮沢 賢治
絵: 戸田こうしろう

出版社: 戸田デザイン研究室
11歳の娘と読みました。

宮沢賢治の美しい文体と
直接的な視覚表現・・・。

娘はショックを受けたようで
「ちょっともう読みたくないわ・・」と言いました。

国を壊してしまうほどの力を持った竜が
良い心を起こして(相手を思いやって)
自分を犠牲にする・・。
最後は死んでしまうのですが
それって、自己肯定感の欠落ってことにならないんですかねぇ・・。
(自分なんかいなくなってしまった方がいいんだって・・)

私自身の自己肯定感が低いので
私にとってもなんだか「痛い」本でした。
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