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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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自信を持っておすすめしたい 子供の心にはらいおんがいると思いたい  投稿日:2008/07/06
ラチとらいおん
ラチとらいおん 文・絵: マレーク・ベロニカ
訳: 徳永 康元

出版社: 福音館書店
ハンガリーの絵本で1961年の作品です。
日本では1965年に翻訳されていました。
作者のマレーク・ベロニカは人形劇の経験者。
道理で絵本の中の姿が決まっていた訳です。

ラチとらいおんと言えば、まずグッズが思いつく人も多いはず。
それくらいらいおんのキャラクターは有名ですよね。
40年以上前のキャラクターなのに、とてもいい味を醸し出しています。
しっぽの動きなんて絶妙です。

お話は、弱虫のラチのところに現れたらいおんが、ラチを強くしてくれるというもの。
ありがちなストーリーではありますが、きっと子供の心に響くものがあると思います。
自分は変れるということをさり気無く教えてくれる絵本ですが、誰の心にも、ライオンがいると思わず言いたくなりました。
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なかなかよいと思う ローベルらしい絵  投稿日:2008/07/06
ジャイアント・ジョン
ジャイアント・ジョン 作・絵: アーノルド・ローベル
訳: 福本友美子

出版社: 文化出版局
1964年初版の古典的絵本で、日本では2004年8月に翻訳されたもの。
作者は、コルデコット賞を受賞したアーノルド・ローベルです。

物語は、むかしむかし、魔法の森にジャイアント・ジョンという大きな男の子住んでいました。という書き出しで始まります。
家にお金が無くなったので、ジャイアント・ジョンが自分の体を活かして仕事をするのですが、淡々と物語が展開してしまうので、物足りないと感じる人がいるかも知れません。

「おかあさん、ただいま。
おかねを もってきたよ!」
とジャイアント・ジョンは帰ってくるのですが、おかねを得るという行為にもう少し重みを持たせて欲しかったと思います。 
おかねに関することだけに、正直手放しで喜べないと感じてしまいました。
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なかなかよいと思う 読みやすい絵本  投稿日:2008/07/06
ふたりはともだち
ふたりはともだち 作: アーノルド・ローベル
訳: 三木 卓

出版社: 文化出版局
1970年の作品で、コルデコット賞次賞と全米図書賞を受賞しています。
アーノルド・ローベルは、コルデコット賞を複数回受賞している20世紀アメリカを代表する絵本作家の一人。
既に1987年ニューヨークの病院で他界しているのですが、リンカーンセンターで追悼の会が行われています。

お話は、かえるくんとがまくんの友情を描いた5話が入っているもの。
小学校2年の次男に読ませようとしたら、何と表紙を見て
「アーノルド・ローベルのふたりはともだちでしょ。
小学校の教科書に載ってるよ。」
とのことで、お気に入りの様子。

本当にさり気無い一日の出来事を描いているだけなのですが、その友を思う優しさが存分に伝わってくる絵本だと思います。
丁度、小学校低学年が自分で読むのに最適な絵本ではないでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい これからヒットしそうな予感  投稿日:2008/06/29
くまのニュートンあめのひだいすき
くまのニュートンあめのひだいすき 作・絵: ロリー・タイガー
訳: きむら ゆういち

出版社: Gakken
ロンドンの新聞Sunday TimesにNewton’s Lawの題名でコミック連載されている作品の日本での第一段。
英国では、かなり人気があり、グッズも豊富にあるようで、ホームページも開設されていました。

そんな絵本なのですが、訳を木村 裕一さんがされていて、これからヒットしそうな予感のする作品です。
そもそもくまのニュートンは、おもちゃ工場で生まれた不良品のぬいぐるみ。
お店に並べられなかったので、フェロー社長に拾われて御屋敷で暮らしているという設定です。

お話は、ニュートンの雨の日の一日を描いているのですが、長靴が片方見つからないのです。
そこで、物置の中を探します。
その発掘作業は、困難を極めるものの何とか見つかります。
その後もいろいろ問題が発生するのですが、ニュートンは前向きであきらめないという姿勢で解決していくのです。

表紙の但し書に、
「ニュートンは、鋭い感性と観察力で人間社会の真理をとらえ、かずかずの名言を生む。
その言葉は、Newton’s Lawと呼ばれ、世界中、たくさんの人々に勇気と希望を与え、愛され続けている。」
とありましたが、まさに子供から大人まで対象にした絵本だと言えるでしょう。
暖色系の色遣いの絵も、誰にでも受け入れられる親しみやすいものと言えると思います。

今回のNewton’s Lawは
「こまった ときこそ それは いいことのはじまりだね」

わかりやすい心理学とか自己啓発に近い趣があると言えると思います。
最初に、「To From」を書き込める頁があるので、プレゼントにも最適だと思います。
久しぶりに続編が楽しみでたまらない絵本と出合いました。
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自信を持っておすすめしたい ことばのリズム感が良い  投稿日:2008/06/29
きんぎょがにげた
きんぎょがにげた 作: 五味 太郎
出版社: 福音館書店
1982年初版で、149万部を発刊している五味 太郎さんのベストセラー。

お話は
「きんぎょが にげた
どこに にげた」
で始まる絵さがしの絵本です。

そのきんぎょのキャラが、際立っていて、その隠れ方もユーモラスなので人気なのでしょう。
彩色もとても奇麗で、さすが五味さんの作品です。
それと、言葉のリズムも良く、これなら赤ちゃんに好まれるのも頷けるというもの。

0歳〜2歳という対象年齢がありますが、早く読ませるのにこしたことはない絵本としてオススメします。
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なかなかよいと思う ゆったりとした空気が心地良い  投稿日:2008/06/29
白い牛をおいかけて
白い牛をおいかけて 作: トレイス・シーモア
絵: ウェンディ・アンダスン・ハルパリン
訳: 三原 泉

出版社: ゴブリン書房
ニューヨーク・タイムズ紙年間優秀児童図書、アメリカ図書館協会優秀図書という評価の高い2003年の作品です。

お話の舞台は、ケンタッキー州の豊かな牧場。

「このケンタッキーのどこかには、白い牛がいる。だれもつかまえられない白い牛が……。」という書き出しで始まります。
そこに住む少女の目線で書かれた日記風の文体は、とても親しみ易くとても好感が持てました。
でも、その牛は、周りの大人どもがいくら束になっても捕まえられないのです。
白い牛に翻弄される大人たちの様子も、どこかほのぼのと感じられました。

やはり、ケンタッキーの醸し出すゆったりとした空気がそう感じさせるのでしょう。
大家族が一同に会する家というのも、昔の日本を彷彿とさせます。
終わり方も、とても爽やかなので、心の清涼剤になる一冊だと思います。
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なかなかよいと思う 赤ちゃんが生まれる喜びが伝わります  投稿日:2008/06/29
うまれるようまれるよ
うまれるようまれるよ 作: かさいまり
絵: うしろよしあき

出版社: アリス館
かさい まりさんの恐竜の赤ちゃんシリーズの第一弾。
『なまえはなあに?』『ぷきゅっ』と三部作を形成しています。

恐竜の赤ちゃんが生まれるので、森の動物達がその瞬間を一目見ようと集まるシンプルなストーリーですが、その気持ち分かりますよね。
赤ちゃんの誕生って、周りの誰からも待ち望まれています。
しかも、その誕生というのは、誰にとっても至福を与えてくれるというごく当たり前のことを思い起こさせてくれました。

久しぶりに子供達の小さかったころを思い出させてくれましたが、赤ちゃんのいる、或いはこれから生まれるご夫婦に是非読んでもらいたい絵本です。
また、これから弟・妹が生まれるような兄妹にもオススメできる絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい モンゴルの雄大さを満喫  投稿日:2008/06/22
アローハンと羊
アローハンと羊 作: 興安
文・解説: 蓮見 治雄

出版社: こぐま社
モンゴルの大草原を舞台にした少女と羊の物語です。
「スーホの白い馬」も横長の絵本でしたが、やはりモンゴルの大草原を表現するには、こうした横長のサイズでないと無理なのでしょうね。

椎名 誠さんの書評が表紙にあります。
「モンゴルの草原と、そこに生きる人々を、動物たちを、雲を、風を、これほど見事に描いた作品を見たのは初めてだ!」とありますが、正にこの言葉に集約されていると思います。
椎名 誠さんは、TVで良くモンゴルで馬に騎乗しているのを見たことがあり、その思いは強いのでしょう。

作者の興安(ヒンガン)さんは、モンゴル出身で、東京芸大の日本画研究室で学んだとあり、水墨画とモンゴルの雄大さとのマッチングは特筆できるものだと思います。
自然の厳しさといのちの大切さも教えてくれる絵本で、読後感の爽やかさは何とも言えず心地よいものになるでしょう。
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自信を持っておすすめしたい お話の設定が○  投稿日:2008/06/22
マールとジャスパーの ごちそうをさがせ!
マールとジャスパーの ごちそうをさがせ! 作・絵: ローラ・ランキン
訳: いしづ ちひろ

出版社: BL出版
アンが描きかけの絵から飛び出した猫のマールと犬のジャスパー。
描きかけなので、モノクロで動き回るという設定が良いです。
お腹が空いているので、絵本の中の食事を目がけて行くのですが、いつも失敗。

絵を良く見ると、皆の知っている物語ばかりなので、背景を考える楽しみもあると思います。
ただ、マザーグースに登場の「ライ麦パイにつめて焼きあげた 24 羽の黒ツグミ」のシーンは、私自身知らなかったし、日本では馴染みのないお話かも知れません。
それでも、24匹をしっかり描いていて、そのシーンは圧巻と言えそうです。

お話の設定も楽しいし、何よりローラ・ランキンの描く絵がとても素敵なので、非常に楽しめる絵本だと思います。
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なかなかよいと思う 経済の基本を説明してくれます  投稿日:2008/06/22
もりにいちばができる
もりにいちばができる 作・絵: 五味 太郎
出版社: 玉川大学出版部
きつねが、ぶどうをあげたら、たぬきは、おれいに、りんごをくれました。
きつねはうれしい気持ちになりました。
という設定で始まる五味 太郎さんが分かり易く経済を教えてくれる絵本です。

新刊だったのですが、ソースは1979年に刊行された「玉川こども・きょういく百科 おみせとおかね」の一部を単行本化したものなので、本当に息の長いお話です。
だから出版は、玉川大学になっていました。

確かに、分かりやすく市場経済を説明してくれるので、その教材としては申し分ないものと思います。
その機会があれば、絶好の書であることに間違いはありません。

ただ、小学校2年の次男の感想はと言えば、
「からすなどは、みんなが喜びそうな特別のガラス玉を探しに、海を超えて 外国まで行ったそうだ」
という件が、無茶苦茶楽しかったそうなので、無邪気なものでした。
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