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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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なかなかよいと思う 古典的名作  投稿日:2008/07/12
ぞうのオリバー
ぞうのオリバー 作・絵: シド・ホフ
訳: 三原 泉

出版社: 偕成社
作者のシド・ホフは1912年生まれで、50冊以上の児童書の著書があります。
今回の作品は、1960年の作品なのですが、日本での初版は2007年と47年目にして翻訳されて出版されたことになります。

ぞうのオリバーの夢は、サーカス団に入って踊ること。
船に乗ってサーカス団に入る予定が、行き違いで予定外の扱いになってしまい、オリバーは路頭に迷うことになってしまいます。

でも、決して夢を諦めないでいる姿は、きっと子供の心に響くはず。
途中のエピソードも楽しいものが多く、そんなに起伏のあるストーリーではありませんが、安心して読める絵本です。
子供と遊ぶシーンもふんだんにあるので、幼稚園児なら大喜びすることでしょう。
ぼかしの効いた絵も、決して古さを感じさせることがありません。

良い絵本は残ることを証明する暖かい絵本だと思います。
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なかなかよいと思う 安心してオススメできるシリーズの一冊  投稿日:2008/07/12
ぐりとぐらのえんそく
ぐりとぐらのえんそく 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
1983年初版で既に136万部の売上を誇るベストセラー。

「いくら リュックが おもくても
くたばらないぞ ぐりとぐら
えんそくのたのしみは
リュックのなかの おべんとう
ぐり ぐら ぐり ぐら」

出てくる歌が良いですよね。
遠足というものの、ぐりとぐらだけなのですが、歌を歌いながらというところが、いかにもぐりとぐららしいところ。

盛り込まれたエピソードもほのぼのさせてくれます。
そして何と言っても、ぐりとぐらと言えば食事のシーン。
今回はおべんとうをくまと食べるのですが、その分量を考えると、森の仲間たちの登場があっても良かったのかなと思います。

この読後感の爽やかさは、何とも言えないものがあります。
安心してオススメできるシリーズの一冊です。
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なかなかよいと思う さかさ絵が楽しい  投稿日:2008/07/12
さかさ絵本 まさか さかさま
さかさ絵本 まさか さかさま 作・絵: 伊藤 文人
出版社: サンマーク出版
記念すべきさかさ絵本の「まさか さかさま」シリーズの第一弾。
所謂しかけ絵本の一種なのですが、さかさ絵をジャンルとして確立してしまった感もあります。
どうしてこんなにアイデアがわいてくるのか?不思議に思えるほど、いろいろなさかさのものが登場し、子供にも大受けでした。

さかさ絵もさることながら、この絵本が優れているのは読みやすい文章です。
リズム感のよい文は、読み聞かせするにしても、とても良い響きなので是非大型絵本が出版されることを期待しています。
大人の頭のトレーニングにもうってつけの絵本なので、いろいろと活用方法はありそうです。
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自信を持っておすすめしたい あり得ない設定が○  投稿日:2008/07/12
ぶたのたね
ぶたのたね 作: 佐々木 マキ
出版社: 絵本館
1989年の佐々木 マキさんの作品ですが、佐々木さんと言えば我家の次男は「なぞなそライオン」がお気に入りです。
実は、こんなに絵本を書いていたとは知りませんでした。

お話は、ぶたより走るのが遅いおおかみが主人公。
ぶたを食べたいと博士に相談すると、ぶたのなる木のたねを貰います。
全くあり得ない設定が、何とも楽しく大人と子供も夢中になること受け合いです。
そうのマラソンとかもあって、独特の佐々木ワールドが展開するのですが、読んでいて掛け値なしに楽しめる絵本だと思います。
ぶたがなる木の絵は、なんかそれっぽく描かれていて、あまり違和感のないのが不思議です。

ただ、我家でおおかみとぶたの組合せと言えば、やはり宮西 達也さんのシリーズ。
楽しさの中にもほろりとさせられるところがあり、そのストーリー展開が秀逸なので、宮西さんのシリーズの方の評価が高いという結果でした。
とは言え、この作品はあり得ない設定が最高です。
続編も是非読みたくなるオススメの作品。
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なかなかよいと思う ぐりとぐらのクリスマスバージョン  投稿日:2008/07/06
ぐりとぐらのおきゃくさま
ぐりとぐらのおきゃくさま 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
1967年初版で既に237万部の売上を誇る大ベストセラー。
記念すべきシリーズの第一作である「ぐりとぐら」の半年後に書かれた作品です。

お話は、ぐりとぐらが、森で大きな足跡を見つけるシーンから始まります。
その足跡を辿っていったら、何と到着したのが我家。
この意外性がたまらないところですよね。

登場するのもサンタクロースだし、何と言っても、サンタがケーキを作っていたなんてぐりとぐらならではの展開です。
やはり、ぐりとぐらに食べ物はつきもの。

クリスマスに読むには相応しい絵本で、安心して読み聞かせできることと思います。
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自信を持っておすすめしたい できないことに悩む子供にオススメ  投稿日:2008/07/06
ぼく、およげないの
ぼく、およげないの 作: アンバー・スチュアート
絵: レイン・マーロウ
訳: ささやまゆうこ

出版社: 徳間書店
原題はLittle By Little。
その邦訳が、「ぼく、およげないの」ですが、確かにこの方がスッキリする感じがしました。

「ある日、かわうそのロロくんは、
できることと できないことを
かみにかいてみました。

できることは たくさん あります。
たとえば・・・
でんぐりがえし。
うしろでんぐりがえし。
−省略−
だけど、できないことは たったひとつ。
それは・・・
およぐことでした。」
という書き出しで始まりますが、この設定が○ですよね。
およげないかわうそなんて、考えられないのですから。
それから、泳げぐための練習をおねえちゃんとするのですが、そこからの歩みがLittle By Littleなのです。
難しいことも少しづつやれば、必ず出来るようになるということを、優しく教えてくれています。

諦めの早い子供にとって、他の子と直ぐに出来ないのは辛いもの。
この作品のおかあさんは、「おともだちにやさしくできないのね」と、理解してあげているのですが、親にとっては耳の痛い話だと思いました。

登場する脇役の動物達、虫達の動きもユーモラスですし、まわりの景色もとても奇麗なので、絵だけを楽しめる絵本です。
脇役達は、何回も登場するので、読みかえす度に新しい発見があると思います。

「できないこと」があってなやんでいるすべての子どもたちに贈る、「英国生まれの優しくてかわいい絵本」という但し書に嘘偽りのない絵本としてオススメします。
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なかなかよいと思う 親子について再認識させられます  投稿日:2008/07/06
ぼくのおとうさんははげだぞ
ぼくのおとうさんははげだぞ 作・絵: そうま こうへい
出版社: 架空社
一頁に一つの文章がある絵本なので、とても読みやすい。
しかも、その文がユーモアに溢れています。
今回のテーマは、パパのはげ。
いきおい小学校2年の次男にはバカウケでした。
そうま こうへいさんは、子供が小さかった頃を思い浮かべながら創作しているとありましたので、この作品も自伝的作品なのかも知れませんんね。
このシリーズの「ぼくのおかあさんはでぶだぞ」「ぼくはチビだぞ」あたりも読みたくなりました。
親子の遺伝について、はげだけでなく、いいところも一杯もらったという部分は、やはりほろりとさせられます。
読後のほのぼの感がたまらない一冊。
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自信を持っておすすめしたい せつない物語  投稿日:2008/07/06
つるにょうぼう
つるにょうぼう 作: 矢川 澄子
絵: 赤羽 末吉

出版社: 福音館書店
日本の昔話の再話。

良く知っているのは、つるの恩返しという題で、単純に恩を返すという物語です。
でも、この作品は恩返しを描いているものではありません。

「わたしはいつぞや、雪の道で助けていただいた鶴。
貴方のお優しい心が慕わしく、それだけを頼りに、お傍伺ったのでした。
どうぞ、末永くお幸せに」
と最後に鶴の気持ちが吐露されていますが、その恋心は、切なくてたまりません。
助けたよ平の欲にかられて変質してしまう姿との対比が、その鶴の純粋な心を更に際立たせています。

この部分は、子供には難しく大人にとっても十分に読むに値する絵本だと言えると思います。
男のずるさ、だめさ加減を思わずにはいられない気持ちになりました。
大人にも是非読んで欲しい一冊です。
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なかなかよいと思う 動線がしっかりした絵本  投稿日:2008/07/06
ひよこ
ひよこ 作: 中川 ひろたか
絵: 平田利之

出版社: 金の星社
金の星社の「はじめての絵本たいむ」シリーズ第7弾。
中川ひろたか&平田利之さんのコンビで、「つみき」「ことり」「たまご」と3冊が発刊されていて、この作品は4作目になります。

大変シンプルな作品ですが、動線がしっかりしているので、あかちゃんも受け入れやすいのではないでしょうか。
そして、平田さんの色遣いの少ない絵がとても優しいので、惹きつけられることでしょう。
平田さんの作風は注目していきたいと思います。
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なかなかよいと思う 親子について再認識させられます  投稿日:2008/07/06
ぼくのおとうさんははげだぞ
ぼくのおとうさんははげだぞ 作・絵: そうま こうへい
出版社: 架空社
一頁に一つの文章がある絵本なので、とても読みやすい。
しかも、その文がユーモアに溢れています。
今回のテーマは、パパのはげ。
いきおい小学校2年の次男にはバカウケでした。
そうま こうへいさんは、子供が小さかった頃を思い浮かべながら創作しているとありましたので、この作品も自伝的作品なのかも知れませんんね。
このシリーズの「ぼくのおかあさんはでぶだぞ」「ぼくはチビだぞ」あたりも読みたくなりました。
親子の遺伝について、はげだけでなく、いいところも一杯もらったという部分は、やはりほろりとさせられます。
読後のほのぼの感がたまらない一冊。
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