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どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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なかなかよいと思う やなぎむらシリーズの番外編  投稿日:2008/07/16
みずくさむらとみずべむら
みずくさむらとみずべむら 作・絵: カズコ・G・ストーン
出版社: 福音館書店
やなぎむらシリーズの新作だと思って飛びついて読んでしまった我家。
でも、これって、やなぎむらの住民の登場場面はあるものの、別の村のお話で番外編といった趣の作品でした。

しかも、今回の登場する村の住民の数がいつにも増して多いので、なかなか区別が難しいかも知れません。
逆に言えば、虫好きのお子さんにはたまらないはずで、水辺の生き物たちの姿に満足感を覚えることでしょう。

相変わらず絵のタッチは、色鉛筆使いの優しいもので、見ているだけで心地よくさせてくれます。
今回はストーリーも、仲間たちが助け合う場面がふんだんにあって、絵と文とも楽しめることでしょう。

今回登場の仲間たちで別シリーズを組んでもいいくらいの、素敵なキャラクターが一杯の作品ですので、オススメです。
文字数が多いので、幼稚園児ぐらいが対象として望ましいかも知れません。
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ふつうだと思う 身につまされるお話  投稿日:2008/07/14
やかましい!
やかましい! 作: アン・マクガバン
絵: シムズ・タバック
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
2008年4月の新刊本でしたが、元は1967年に初版の40年以上前の作品です。
絵を描いたコルデコット賞を受賞しているシムズ・タバックの初期の作品になります。

おじいさんがやかましいと感じたのは、
「ベットがきーきー
ゆかがみしみし
そとの葉っぱがやねをこする音
やかんがしゅー」
といった音。
確かに静かな場所だと気になりだしたら、たまらなくなりますよね。

そこで、物知り博士に解決方法を尋ねます。
その方法たるや、正に逆治療法。
段々とエスカレートしていくその繰り返しは、子供にとってはたまらないことでしょう。
でも、実はこうやって解決するしかないのかも知れません。

自分の置かれている状況を理解するのは、なかなか難しいことなので、身につまされるお話だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 絵が絶品  投稿日:2008/07/13
がたごと ばん たん
がたごと ばん たん 作・絵: パット・ハッチンス
訳: いつじ あけみ

出版社: 福音館書店
「ティッチ」「ロージーのおさんぽ」が有名なパット・ハッチンスの2006年の作品です。
今回の舞台は農場で、僕とおじいちゃんが野菜の収穫をしていくというお話です。
最初に目を奪われるのが、鮮やかに彩色された絵でしょう。
原色に近い色を思いっきり使っているのですが、決してくどくなくて、目に焼きつくという表現がぴったりするくらいです。

そして、登場する野菜は、英国産の知らないものも登場してきますが、根菜まで描いているので、すごく分かり易い絵になっています。
最終頁には登場した野菜の説明まであって、まさに絵本による図鑑という趣かと思います。
一つずつ、子供と野菜を確かめながら読み進めると良いでしょう。

めんどりをからめたストーリーは展開するのですが、それよりも絵に惹きつけられてしまいました。
絵が丁寧で食育にも役立つ絵本だと思います。
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なかなかよいと思う エピソードが楽しい  投稿日:2008/07/13
へびのクリクター
へびのクリクター 作・絵: トミー・ウンゲラー
訳: 中野 完二

出版社: 文化出版局
「すてきな三にんぐみ」で知られるトミー・ウンゲラーの1958年の作品です。
三色使いの絵は、色彩豊かな現代の絵本と比べるとシンプルなのですが、逆に印象深い作品に仕上がっていると思います。

舞台はフランス。
リイーズ・ポトさんという婦人の誕生日に、ブラジルに住む息子からヘビが贈られてくるところから物語は始まります。
ポトさんは、ヘビをクリクターと名づけ自分の息子のように可愛がりますが、それぞれのエピソードがとても愉快なので、子供も十分に楽しめると思います。
クリクターは子供が好きという設定で、しかも、ポトさんは学校の先生ですから、子供たちの登場が多くなっていますので、自分の身に置き換えて楽しめるのではないでしょうか。

気持ち良い結末で終わるので、安心して読み聞かせできる絵本です。
全く古さを感じさせない良書だと思います。
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自信を持っておすすめしたい いわむらワールドが堪能できます  投稿日:2008/07/13
ねずみのさかなつり
ねずみのさかなつり 作: 山下 明生
絵: いわむら かずお

出版社: ひさかたチャイルド
我家で大人気の「14匹シリーズ」のいわむら かずおさんが、描いた「7つ子シリーズ」の一冊で1986年の作品です。
作者の山下 明生さんは、「島ひきおに」が有名ですよね。

絵は同じですが、やはりストーリーの展開が若干異なり、「7つ子シリーズ」の方がかなり人間の生活に近い趣です。
居間とか台所があって、おかあさんが台所で洗い物をし、居間ではおとうさんを子供達が囲んでいるシーンは、まさに人間生活そのもの。

お話は、いたちの親子がしていた釣りをしたくなって、おとうさんに頼みますが仕事でダメというところで、大きく転回します。
(人間社会そのものですね)
そこでおかあさんを連れ出そうとするのですが、氷の上だとすべるからと尻込みしてしまうのです。
そこで、おとうさんは機転の効いた対応をするのですが、世のおとうさんには見習って欲しい位。
自分も含めてですが、何とか出来るように考えることって大事なことで、一緒に子供と考えることこそ必要なことだと思います。

こんな家族関係を作りたいと思わせるような絵本です。
全4巻ですので、是非全巻読んでみたいと思います。
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自信を持っておすすめしたい いやだいやだの絵本の一押し  投稿日:2008/07/13
にんじん
にんじん 作・絵: せな けいこ
出版社: 福音館書店
「にんじん」「もじゃもじゃ」「いやだいやだ」「ねないこだれだ」のいやだいやだシリーズの一冊。
1969年の初版で、既に126万部を発刊しているベストセラーです。

「にんじん すきなこ だあれ」
で始まり、馴染みの動物たちが登場します。

そして、最後は
「にんじん すきな うさぎさん みたいな
げんきなこ だあれ」
で終わるのですが、これならにんじん好きになりますよね。

ちぎり絵のバランスも、シリーズの中では一番良いと思いますし、何よりお話の構成が抜群に優れた作品だと思います。
食育にも必ず役立つ絵本で、0歳から是非オススメしたい絵本です。
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なかなかよいと思う インパクトのある結末  投稿日:2008/07/13
ねないこ だれだ
ねないこ だれだ 作・絵: せな けいこ
出版社: 福音館書店
「にんじん」「もじゃもじゃ」「いやだいやだ」「ねないこだれだ」のいやだいやだシリーズの一冊。
1969年の初版で、既に204万部を発刊しているシリーズ最高の大ベストセラーです。

「とけいが なります
ボン ボン ボン・・・」
「こんな じかんに おきているのは だれだ?」
と初めの文章からして怖いです。
そして、せなさんオリジナルのおばけが登場するのですが、最後の終わり方が怖すぎると思うのは、私だけでしょうか。
神経質なお子さんだったら、逆に怖くて眠れないこともあるのではないかと思えるくらいインパクトのある結末でした。

この本の評価が高いのは、せなさんの描くおばけのキャラクターに愛嬌があることが大きく影響しているのでしょう。
だから、この結末でも許容できている気がしました。

なかなか寝ない子に効果があるという意見も頷ける一冊です。
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なかなかよいと思う アフリカに触れられます  投稿日:2008/07/13
ハンダのめんどりさがし
ハンダのめんどりさがし 作・絵: アイリーン・ブラウン
訳: 福本友美子

出版社: 光村教育図書
「ハンダのびっくりプレゼント」に続く第2弾。
アフリカのケニアに住むルオ族の子供をモデルにしていると記載があるだけに、登場する異国情緒の趣は健在です。

今回のお話は、ハンダが、隣村のアケヨと行方不明のめんどりを探すというものです。
探す過程で、珍しい動物・昆虫に出会いますが、それが1〜10の数を表しています。
アフリカを感じさせるリアル溢れる絵は、見る者を魅了すること受け合いでしょう。
その鮮やかな彩色は、まさにアフリカを表現するのに相応しいもの。

最後のエンディングも納得のストーリーなのですが、前作がもう少しひねりがあってウィットにも富んでいた作品だったので、比較してしまうと前作には及ばないかと思いました。

続けて読むことをオススメします。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 懐かしい一冊  投稿日:2008/07/13
きかんしゃやえもん
きかんしゃやえもん 作: 阿川 弘之
絵: 岡部 冬彦

出版社: 岩波書店
1959年に初版され、122万部を発刊しているベストセラー。
正直、とても懐かしい一冊でたまらない気持ちで読み終えました。

国鉄150型蒸気機関車(1号機関車)の実話を元にしています。
島原鉄道が所有していて、現役引退してスクラップという下りはオリジナルのようですが、その他の部分はそのままのようです。
長男が大好きだったウィルバード・オードリー作の「きかんしゃトーマス」は、1946年の作品なのでやえもんよりも古くに書かれているのですが、機関車の絵本として誇れる作品だと思います。

お話は、機関車のやえもんが老朽化して解体されるところに、交通博物館の学芸員が訪れて、引き取られていくという物語で、純粋に楽しめるストーリーになっています。
子供たちとの触れ合いが随所盛り込まれているので、子供たちも感情移入してしまうことでしょう。

文体も絵も古さを感じさせられますが、読み続けられる良書と言える一冊だと思います。
ただ、絵本というよりは、幼年童話のジャンルに属するといった方が正確かも知れません。

因みに、交通博物館に引き取られたやえもんですが、2006の閉館に伴い、大宮の鉄道博物館に移設しています。
物語とともに、実物に触れるのも一考かと思います。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 科学の枠組みを超えた絵本  投稿日:2008/07/13
ちきゅう
ちきゅう 作・絵: G・ブライアン・カラス
訳: 庄司太一

出版社: 偕成社
どこかで見たテイストの絵だと思ったら「むしゃ!むしゃ!むしゃ! マグリーリさんとはらぺこウサギ」の絵を描かれたG・ブライアン・カラスさんの作品でした。

最初の一頁が、この作品を物語っています。
「ちきゅう。
このおおきな のりものに のって、
ぼくたちは うちゅうを たびしている。」
そう、私たちが忘れかけていることを思い起こさせてくれるのです。

地軸、自転、公転、引力とかのことも、分かり易く説明してくれている科学の絵本当という側面が、この絵本の第一の特徴に違いありません。
自然科学の絵本として、秀逸と言えるくらい良く出来ているし、親しみやすく書かれています。

でも、それ以上に自然の摂理を考えさせられる絵本だと言えると思います。
「いちにち いちにち ひとつきごとに ぼくたちは みな せいちょうしていく」というような文章があちこちにあって、生きることの意味を再認識させてくれることでしょう。

子供だけでなく、大人にも読んで欲しい一冊です。
参考になりました。 2人

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