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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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自信を持っておすすめしたい 夏に是非読みたい一冊  投稿日:2007/09/02
なつのいちにち
なつのいちにち 作: はた こうしろう
出版社: 偕成社
小学校で推薦図書になっていたので読んだのですが、夏の課題図書で選んだ理由が一目瞭然の絵本でした。
まさに、夏に相応しい絵本です。

何と言っても、この夏の絵。
鮮やかな緑の田んぼ、かもめの飛ぶ青い海と空、白い雲を初めとして、熱い夏を描いた色と構図に脱帽です。
そして、少年の躍動感溢れる動き。
クワガタを1人で今日こそ撮るんだという気持ちが、全面に溢れ出ています。

文章は少ないのですが絵を見ているだけで、主人公の気持ちが伝わってきて、感情移入できるそんな絵本です。
小学校1年の次男も、ワクワクしながら絵本の中のクワガタ撮りに参加していたようです。

思わず、子供の頃を思い出さずにはいられない一冊です。
こんな環境、経験を是非子供らにさせてあげられたら、最高の夏休みになるでしょうね。
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自信を持っておすすめしたい 自分探し  投稿日:2007/09/01
はなかっぱ
はなかっぱ 作・絵: あきやま ただし
出版社: KADOKAWA
あきやま ただしさんのNewキャラ「はなかっぱ」
かっぱの頭に花なんて、あきやまさんならではの発想です。
そして、生息地は世界で一番きれいな池。
あきやまさんならではの、メッセージが込められていると思います。

最初、家族の紹介が続きますが、みんな違う花を乗せています。
どうしてか?って言うと、「なりたい自分になれた時に、初めてどんな花になるかが決まるから」
自分探しの物語でもあるのです。

最後に、願った花が咲くのですが、やはりオチがあって自分探しは当分続きそうな予感を感じさせます。

単純にはなかっぱというキャラを楽しめますし、自然とかを汚さないとか自分探しとかのメッセージを感じることが出来る深い絵本です。

続編が楽しみな一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 動物が自転車にのったら、こんな風かも  投稿日:2007/09/01
じてんしゃにのる アヒルくん
じてんしゃにのる アヒルくん 作・絵: デイビッド・シャノン
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
デイビッド・シャノンで真っ先に思い浮かぶのは、「あめふりのおおさわぎ」なのですが、何と言っても迫力のある絵が特徴です。

今回のお話の主人公は、アヒルくんでしかも自転車に乗ってしまいます。
それも、体長が足りないから、昔子供の時分にやった三角乗りだから、笑えます。
そして、動物達の前を通り過ぎて行くのですが、それぞれの動物の思いが、何ともそれらしい。

圧巻なのは、子供達の置いていった自転車をみる動物達の目の輝きです。
目をみただけで、ワクラクしている感じが伝わってきます。
そして、動物達全員が自転車に乗るのですが、もし自転車に乗ったらこんな格好なんだろうなと思わせるリアルさがあります。

有り得ない話だけれど、もしかしたらこんな風に動物達って自転車に乗るかもしれないと、大いに空想をかきたてられる絵本です。
小学校1年の次男も、単純に動物達の姿を見て楽しんでいました。
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自信を持っておすすめしたい 読み聞かせに最適  投稿日:2007/09/01
はらぺこヘビくん
はらぺこヘビくん 作・絵: 宮西 達也
出版社: ポプラ社
なんでもたべちゃうはらぺこヘビくんのお話です。

食べ物と見つけた時、「どうしたと思う?」と問いかけがあって、次のページで「ごっくん」っていう繰り返し。
この繰り返しが、幼児にはたまらないところなんでしょうね。
そして、最後に登場する食べ物は、まさか?の食べ物で、やっぱりヘビはヘビというオチです。

宮西さんの作品にしては、版が小さかったので、対象年齢は幼稚園児より小さいお子様が対象になっているかと思います。
問いかけできる構成なので、読み聞かせにピッタリの絵本です。
宮西ワールドへのきっかけになる絵本ではないでしょうか?
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自信を持っておすすめしたい あきやまワールドは深い  投稿日:2007/09/01
はなかっぱとグチャットン
はなかっぱとグチャットン 作・絵: あきやま ただし
出版社: KADOKAWA
はなかっぱの第2段。
一作目からはや3ヶ月での発刊です。

はなかっぱの住む水も空気も澄んだ場所と、山の向こうにある都会の汚れを対比して描いています。
都会について、
きれいな水はちょっとだけ。きれいな空気もちょっとだけ。木も花もちょっとだけ。のんびりしているひともちょっとだけ。と評しています。
そして、都会のごみ山からは、怪獣グチャットンが出現するのですが、はなかっぱの池の水を飲んだら、あ〜ら不思議というオチになります。

前回に比すると、警鐘を込めたメッセージ性が強い作品になっていてますが、そこはあきやまさんならでは絵調によって、子供でも分かりやすい内容に仕上がっています。
自然の大切さを、すんなりと理解してもらえる絵本だと思います。

今回、きれいな水をグチャットンが欲しがったので、念じたらゆりの花が咲いたはなかっぱくん。
次回では、どんな花を咲かせてくれるのでしょうか?

はなかっぱくんの成長が楽しみでなりません。
次回作が待ち遠しいです。
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なかなかよいと思う 自分の殻を象徴するもの  投稿日:2007/08/30
ナイトシミー 元気になる魔法
ナイトシミー 元気になる魔法 作: アンソニー・ブラウン グウェン・ストラウ
訳: 灰島 かり

出版社: 平凡社
大好きなアンソニー・ブラウンの絵の作品でしたので、思わず図書館で見つけたとき、飛び上がって喜んでしまいました。

主人公のエリックが想像上の友達 ナイトシミーだけを相手に話をして、現実の友達とは話をしないという設定で、アンソニー・ブラウンの絵調に正にピッタリだと思います。

そして、マーシャという女の子が登場して、エリックが自分の殻を破っていくのですが、昨今の鬱とか引きこもりに通じる話で、妙にリアリズムに溢れています。

アンソニーブラウンならではの絵に引き込まれてしまいましたが、特に、自分の殻の象徴を、黒マントと眼鏡と帽子として描いているのは、彼の真骨頂と言えると思います。

どちらかと言うと大人の絵本で、小学校1年の次男にとっては難しすぎたようです。
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自信を持っておすすめしたい 本が誕生した背景に心打たれます  投稿日:2007/08/30
サンタクロースっているんでしょうか?
サンタクロースっているんでしょうか? 作: ニューヨーク・サン新聞「社説」
絵: 東 逸子
訳: 中村 妙子

出版社: 偕成社
1987年9月21日の「ニューヨーク・サン新聞」の社説を訳した作品です。
何と、バージニアという8歳の少女の「サンタクロースっているのでしょうか?」という問いに、社説で答えているのです。

勿論、内容はとても素晴らしく、是非子供だけでなく大人の人にも是非読んでいただきいと思います。

ただ、私がこの本を手にとって思ったのは、この新聞社の方とバージニアに新聞社に質問してごらんと諭したお父さんの子供に対する愛情に満ち溢れた行為の崇高さです。
こんな志を持つ新聞社が今でもあったとしたら、それこそ本当の社会の木鐸と言えるのではないでしょうか?
今では、古典のようになって、クリスマスの時期になるとアメリカのあちこちの新聞や雑誌に掲載されるのも、本当に納得できる逸話です。

是非、こうした気持ちを持ち続けて子供と接っすることの出来る大人でいたいと思います。
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自信を持っておすすめしたい 黒猫の表情に注目  投稿日:2007/08/30
しつれいですが、魔女さんですか
しつれいですが、魔女さんですか 作: エミリー・ホーン
絵: パヴィル・パヴラック
訳: 江國 香織

出版社: 小峰書店
孤独な黒猫が、図書館で魔女の百科事典を見つけます。

そこに、「魔女は黒猫を一番愛する。」と書かれていたので、孤独な黒猫は魔女探しを始めます。

魔女さんですか?と声をかけるのですが、違ってばかり。
確かに、魔女の特徴を少し持つ人に声をかけてはいるのですが、小学校1年の次男でも、違うよって直ぐ分かる誤りばかり。
この誤る部分が、次男にとっては楽しかったようです。

それに、黒猫が勇気を振り絞って声をかけているので、思わず親子ともども応援していました。
そのときの、黒猫に翳りのある表情の描き方は、感情移入してしまうくらい表現豊かな絵だと思います。

最後に魔女学校の生徒に出会えてハッピーエンドになって、ホットさせてくれるのですが、魔法の類の好きな子供には、お勧めの一冊です。

江国 香織さんの翻訳です。
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なかなかよいと思う 友達って良いなと考えさせてくれます  投稿日:2007/08/28
いちにちごっこ
いちにちごっこ 作・絵: あきやま ただし
出版社: Gakken
天気が良いから公園に友達と遊ぼうと思ってやって来たやすお君ですが、誰もいません。
仕方がないので、一人でごっこ遊びを始めます。

いろいろやってみるのですが、やっぱり楽しくありません。
そして、がっかりして家に帰ったら凄いサプライズが・・・というお話です。

何と言っても、1人で遊びまわるやすおくんの表情が最高ですね。
本当に、こんな遊びをするなんて、あきやまさんならではの発想だと思います。

友達って良いなということを、改めて考えさせてくれる一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 長編ですが、その分楽しめます  投稿日:2007/08/28
とんで とんで サンフランシスコ
とんで とんで サンフランシスコ 作・絵: ドン・フリーマン
訳: 山下 明生

出版社: BL出版
野原の音楽家マヌエロが、とても良かったので、ドン・フリーマンを読みましたが、この作品も大ヒットでした。
作品は、1958年、舞台はサンフランシスコでゴールデンン・ゲイトブリッジの辺りになります。

お話は、ハトのカップルがBAY HOTELという屋上看板のBに巣を構えるところから始まります。
そして、二つの卵が生まれた時に、悲劇が起こります。
何と看板のあるビルの取り壊し工事が始まったのです。
雌ハトと卵は、看板とともに移動してしまい、雄ハトが家族を求めて探し回ります。
そして、最後に本当のサプライスが待ち構えているというお話です。

絵本にしては、長編の類なのですが、途中の話も全く退屈させることがなくよどみなく進みます。
ハトの目線で話は展開してくのですが、人間の優しさも溢れていて、しかも家族愛もあって、盛り沢山の内容です。
しかし、その一つ一つのパーツが、とても上手く融合してして最後のエンディングに進むさまは、見事としか言いようがありません。

絵のタッチも好ましいもので、裏表紙に描かれている雄ハトがゴールデンゲートブリッジを鳥瞰する様は絶品だと思います。

絵本として、非常に完成された作品の一つだと思いますので是非一読をオススメします。
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