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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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もゆら

その他の方・60代・神奈川県

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自己紹介
 自宅と図書館の本棚を行ったり来たり。街から本屋さんが引潮のように消えていく。悲しいなぁ。
好きなもの
 心躍る音、きらめく色、時を孕んだ文字、手にとって読む絵本。やっぱり、想像したり、創造することかなぁ。
ひとこと
 絵本に励まされ、教えられ、涙や笑いをたくさんもらって育てられ、しあわせなこと、しあわせなこと。

もゆら箱

公開

  • もうなかないよ、クリズラ
  • おおやまさん
  • つみき
  • ポッケのワンピース 新装版
  • あめのひのくまちゃん
  • でんしゃが きた
  • 福音館文庫 ミス・ヒッコリーと森のなかまたち
  • まめだぬき
  • 宮沢賢治の絵本 貝の火
  • 海をわたった折り鶴
  • むしのほん
  • おじいちゃん、戦争の話を聞かせてください。 五年一組 八木 湧太郎

もゆらさんの声

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なかなかよいと思う ステキな夢の中へ  投稿日:2016/08/30
おはなしのたからばこワイド愛蔵版(23) トトンぎつね
おはなしのたからばこワイド愛蔵版(23) トトンぎつね 作: 今江 祥智
絵: 植田 真

出版社: フェリシモ出版
 星がふるまよなか、私のなまえをよぶ声がする・・・
植田画伯の、神秘的な構図が子どもの好奇心にふれる。
ページをくる手にも、のぞきこむ目にも、
怖さよりふしぎな夢のせかいの入口に立ったドキドキが
「トトン、トトン」と聞こえる音と呼ぶ声に重なる。

 恩返しのむかしばなしは記憶におおい。
しかしこの絵本は、すてきな夢のひとときを
読む側、聴く、見る側に感じさせてくれる一冊だと思う。

 読み終えるとまた、やさしくぐっすり眠れる。
ととん、ととん、トトンぎつねに
感謝
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なかなかよいと思う どっ、どうしよう?  投稿日:2016/07/29
ロンドン橋がおちまする!
ロンドン橋がおちまする! 訳: 渡辺 茂男
画: ピーター・スピア

出版社: 復刊ドットコム
 タイトルの緊迫感に、なぜか推されて手に取った。
子ども遊び「ローンドンばーしおーちーる、おーちーる」は頭になかった。
大人の目線で読むこともできる歴史書だと思う。

 橋という建造物の建築設計に関わる人間なら、冷や汗ものの一冊か。
その苦悩の全容が、スピアの緻密な観察と洞察力によって
実に丁寧に細かく、当時の現実に照らし合わせてだろう、
工業技術革新、都市の文化水準や居住環境にいたるまで、
しかも面白く描きだされているから目が離せない。
 途中から何やら落語のように、冗談を真に受けるような
社会の世相を皮肉る唄とともに絵が展開されていく。
一般の国民と、既得権益層と、その狭間に立つ設計家の苦悩が
ページからにじみ出るように読取れる・・・、あっ、
これはいかん!と気付いたか? 唄は振り出しに戻って
「これはマザーグースのおうたよ」とあどけなく微笑んで
622歳の年老いた努力の橋を、新しい橋が敬意をもって見送る…。
とても素敵なエンディングだね。

 本気で描かれているから、のめり込める絵本だ。
建築家を目指す子どもたちにも、おすすめ。

復刊ドットコムに、感謝
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 本当のたからもの  投稿日:2016/07/24
自然のとびら
自然のとびら 作: ケイ・マグワイア
絵: ダニエル・クロル
訳: さいとう みわ

出版社: アノニマ・スタジオ
 やぁ、何て楽しそうなページなんだ!?
字が何やら呪文のように書いてあるぞ・・・
きっと宝の何かが書いてあるにちがいない。
読んで、読んで、ネェ読んでぇー・・と、叫びたくなるほど
素敵な鳥や花、自然と暮らす人のこと、いっぱいのイラストレーションで
すべてのページがあふれている。

 私たちはどれだけ恵まれた地球に住んでいるのだろう?
忙しさにかまけて仕事に閉じこもり、引きこもっているすべての人に
この絵本を見せてあげたいと思う、悠々とした空の下、
ほら、こんなに手に余るほどの感動があるんだなぁって。

 とてもよく観察されて描いてある。
「あなたのすぐ目の前にあるすばらしい世界につながるとびら」
ケイさんとダニエルさんに、ブラボー!
感謝・感謝
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい やられたぁ  投稿日:2016/07/21
ほっぺに、ちゅー。
ほっぺに、ちゅー。 作・絵: k.m.p. なかがわみどり ムラマツエリコ
出版社: JTBパブリッシング
 ふれあいえほん、こりゃぁやられたぁ。
親にしてもらって、子どもとスキンシップをしたくて
これでもか、あれでもかと触りまくって誰もが一度は体験している
すべてのフォーメーションが、このえほんの中に綴じてある。
作者に脱帽です、ありがとうございます。
これでもっともっとわが子と触れ合えますよ、
世のおかあさん・おとうさん。
 JTBパブリッシング社に、感謝。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 達成感  投稿日:2016/07/21
のれるかな? うかぶかな? ふね
のれるかな? うかぶかな? ふね 作: いしい きよたか
出版社: ゴブリン書房
 乗り物にはめっぽう興味を示す子どもたち。
中でも「ふね」への経験は想像をゆたかにかきたてます。
雨の日の水たまり、田畑そばの水路、家庭のおふろや
はたまた食卓のお味噌汁などなど、水さえあれば
「ふね」「うかぶ」「のる」イメージをくり返しているでしょう。
 かわいいテントウ虫のおわん舟、カメさんの甲羅のふね、
ヘビさんのにょろにょろ舟は特に、おもしろいなぁ。
ウサギさんのはニンジン潜水艦かと思っちゃったけど
浮かべばきっと大喜びだよ。
いしい画伯の大胆アイデアが、子どもの目に新鮮キラキラを映すでしょう。
 お風呂にもって入って来そうなくらい、たのしいなぁ。
感謝・感謝。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい せつないなぁ  投稿日:2016/07/20
おはなしのたからばこワイド愛蔵版(14) すずの兵隊
おはなしのたからばこワイド愛蔵版(14) すずの兵隊 作: 石津 ちひろ
絵: 宇野 亞喜良

出版社: フェリシモ出版
 H.C.アンデルセン、恋に恋した彼の思いがこもった作品だね。
お誕生日に贈られたプレゼントの「錫(スズ)の兵隊さんたち」のうち、
アンデルセン自身の卑下する癖で似せたか、ちょっとできそこないの
兵隊さんの、恋と冒険のおはなし。
なんだか自分自身の初恋の失敗を思い出すやら、なつかしいような
せつなくて、せつなくて、ことばなくすよな気持ちになっちゃった。
小さな子どもにも、きっと似た気持ちを抱くことがあると思うな。
相手がお母さんだったり、仲良しの仔ネコだったり…ね。

 こころのデリケートを、呼びもどせますよ。
日々に疲れたひとにお薦めします。
感謝
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい かみしめて読みたい  投稿日:2016/07/20
おじいちゃん、戦争の話を聞かせてください。 五年一組 八木 湧太郎
おじいちゃん、戦争の話を聞かせてください。 五年一組 八木 湧太郎 著: 八木湧太郎
出版社: ぐんBOOKS
 日本人として、いえ人としてゆっくり、じっくり読みました。
八木湧太郎くんとおじいちゃんに、こころから感謝いたします。
 私の祖父も父も戦争へ行きました。
向うでのことはほんの少しきり話すばかりで、
家族もつらくて聞くことを避けていました。
中学の修学旅行では広島、高校では長崎の平和記念館も訪れました。
体験者の語りをたくさん聞かせてもいただきました。
しかしなぜか、戦争は惨いという以上のものは何一つ
こころに入ってこなかった、入れなかったように覚えています。
その理由が今はっきりとわかりました。
この本、おじいちゃんのお話は「戦争をしてきた」側の事実だったからです。

 人には生きようとする本能があることを感じます。
生きるために戦うということが、時として残忍と呼ばれ
時として誉と呼ばれることに気付かされます。
人の矛盾した二面性をこれでもか、と知らねばいけないと思いました。
かみしめて、かみしめて、読み返したい一冊です。

感謝・感謝
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 声をあわせてさぁ!  投稿日:2016/07/19
でてくるぞ でてくるぞ
でてくるぞ でてくるぞ 作・絵: あき びんご
出版社: くもん出版
 でてくるぞ、でてくるぞって耳にするところから
なぜかもう、わくわくしてしまうのです
冷蔵庫からパンを持った象が現れるのには、驚いた!
そのパンの中からこんどは、出るぞデルゾ…

 くり返されるリズムが楽しくなって
いつのまにかみんなで声をあわせて
「でてくるぞでてくるぞ」って言ってしまいそうだ
布地をアレンジした、手触りの工夫もすばらしい
視覚や触覚で感性を刺激されることが大切なんだなぁ

 でてくるぞ、でてくるぞ(こころの中から)
感謝!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 感じるしあわせ  投稿日:2016/07/19
むかしむかし
むかしむかし 作: 谷川 俊太郎
絵: 片山 健

出版社: イースト・プレス
 よく思うことがあります
子どもは絵本にはじめて触れたとき
考えるんだろうか? 創造するんだろうか? 感じるんだろうか?って
お話を耳で聞いて 絵を目で見て 本を手で触って
一番最初に何を思うのだろう?って
 むかしむかしの自分を はだかで感じることができる
それはそれはこの絵本が 運んでくれたしあわせではないでしょうか
地面に引いたいっぽんの線に 力強さを感じました

 谷川俊太郎の文との出会いは いつも刺激的です
片山健の絵はいつも 感情があふれています
感じられることが とてもしあわせです
おふたりに 感謝・感謝
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 本物を見たくなる絵本  投稿日:2016/07/18
あべ弘士の生きものがたり カワセミとヒバリとヨタカ
あべ弘士の生きものがたり カワセミとヒバリとヨタカ 作: あべ 弘士
出版社: 小学館
 あべフリークのわが娘いわく
「あべっちは動物の目をもってるんだよ。
 だから絵がね、目立つとこだけ描いてあるんだワ」
なーるほど…そう言われれば、特徴を覚えやすい。
「それからその動物のセリフね、それはね
 あべっちのこころの声なんだヨ」
ふーん…観察力の優れたあべ弘士の空想ってとこだね。
「あっ、お父さん、そんでもって本物を見てね
 あべっちのすごさを思い知るから」
うぅっ…なるほど…さすが元飼育員あべ殿。
感謝・感謝
参考になりました。 0人

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