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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

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もゆら

その他の方・60代・神奈川県

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自己紹介
 自宅と図書館の本棚を行ったり来たり。街から本屋さんが引潮のように消えていく。悲しいなぁ。
好きなもの
 心躍る音、きらめく色、時を孕んだ文字、手にとって読む絵本。やっぱり、想像したり、創造することかなぁ。
ひとこと
 絵本に励まされ、教えられ、涙や笑いをたくさんもらって育てられ、しあわせなこと、しあわせなこと。

もゆら箱

公開

  • もうなかないよ、クリズラ
  • おおやまさん
  • つみき
  • ポッケのワンピース 新装版
  • あめのひのくまちゃん
  • でんしゃが きた
  • 福音館文庫 ミス・ヒッコリーと森のなかまたち
  • まめだぬき
  • 宮沢賢治の絵本 貝の火
  • 海をわたった折り鶴
  • むしのほん
  • おじいちゃん、戦争の話を聞かせてください。 五年一組 八木 湧太郎

もゆらさんの声

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ふつうだと思う 清らかに流れる  投稿日:2016/07/17
おはなしのたからばこワイド愛蔵版(16) ラプンツェル
おはなしのたからばこワイド愛蔵版(16) ラプンツェル 作: 内田 也哉子
絵: 水口 理恵子

出版社: フェリシモ出版
 イラストレーションも文章も、とても清らかで想像ゆたかだ。
上品な仕上がりが禍いしてか、子どもには少々たいくつに見えるだろう。
魔女もここでは何となく先生のように思えてしまった。
ただ長い髪がざっくり切られるところだけが、印象に残る。
 子ども、妊娠、ラプンツェルを食べたい執着、泥棒、
秘密の契約、王子との逢瀬、自殺などなど、山がたくさんあるけれど
読み終えた時、すべてが清くこざっぱりと流れてしまった…。
詩的な構成を好む人に、お薦めする一冊。
感謝
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なかなかよいと思う 豆から生まれた焼き魚  投稿日:2016/06/30
まめっこひろってポンポンポポーン
まめっこひろってポンポンポポーン 作: 津谷タズ子
出版社: 童心社
 じじばばの、しっちゃかめっちゃか大騒動、
もーかんにん、許してください、お腹を抱えての泣き笑いだよー。
じいさん拾ったひと粒の大豆を、ばあさんが二つに割ったとたん
カエルケロケロ、ヘビにょろにょろ、鵜鳥バサバサ
鉄砲もってじいさんズドーン!
まぁ奇妙な珍事が、次から次へと起こるは起こる…。

 あれ?確かどこかで、読んだかなぁ…和尚さんの…
まぁいいやそんなこと。
ばあさんのポンポンポポーンで
ひとっ飛び屁でくらましてしまえ!
豆の芽を出すどころか、豆の屁を出したばあさんに
感謝、感謝だポーン!
参考になりました。 0人

ふつうだと思う 父親の本心は?  投稿日:2016/06/29
パパのしごとはわるものです
パパのしごとはわるものです 作: 板橋 雅弘
絵: 吉田 尚令

出版社: 岩崎書店
 父親って、案外小心なんです、子どもにね。
悪役とヒーローと、仕事と考えればどちらも◎です。
それを理解している父親ですら、
いざ子どもの前に立てば、何か言われるだろうことを
ビクビクと恐れるているものです。
たとえヒーロー側でバリバリ働いていてもです。

 むしろこの絵本のいいところは
お風呂場での何気ない、親子の裸の姿ではないでしょうか。
くらしの中でウソなく、話し合えている雰囲気を感じます。
秘密はあってもいいと、私は思います。

 子どもからすれば「何かいいよね」だとしても
父親からすれば「やはりちょっとね」ですね。
真ん中とって「フツー」ということにいたします。
作・絵の両作者に、感謝。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う かわいらしい想像  投稿日:2016/06/29
うみのおさんぽ
うみのおさんぽ 作・絵: 西巻 茅子
出版社: 福音館書店
 これってなっちゃんの、想像のお話なのかな。
赤い色紙が、白いページに映えてきれいだね。
形が変わるとほら、なんだかたのしい。
人魚になるとほら、なんだかお姫さまみたいだしね。
 赤い魚たちと、うみのお散歩とはしゃれてる。
なんだかみんなで真似したくなるような
かわいらしい想像をつむぎだす西巻画伯に
わっしょい、ワッショイの感謝です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 学校に卒業証書  投稿日:2016/06/29
さよならしょうがっこう
さよならしょうがっこう 作: 中川 ひろたか
出版社: 偕成社
 地域の学校がなくなることほど、さみしいことはない。
ただの建物ではない、そこに学んだ住民みんなのシンボルが
消えてなくなるのだから、悲しいことだ。
 学校のすべての部分、壁やら階段やら廊下、水が吹き出た蛇口や
たった一匹になった金魚の太郎さんや
給食コンテナのストッパー雑巾にも感謝を重ねて、泣けてくる。
 なくなってしまうのは残念だけれど、
学校に卒業証書を手渡したみなさん、
思い出はなくならないからね、いつまでも。

感謝・感謝
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自信を持っておすすめしたい やさしいねぇ  投稿日:2016/06/29
かかしごん
かかしごん 作・絵: なりたさとこ
出版社: BL出版
 こんなところで案山子に出会えるなんて
なんだかとてもうれしかったなぁ。
最近とんと目にすることがなくなったから。
 なりた画伯の創造する絵の中、
畑の表情、山のふくらみ、海のふところや土のおなか、
空のひろがりに、案山子が自由に遊ぶ。
頁の中の大空に、飛びたつ案山子とすずめは
最高に気持ちよさそうだ。

 なんどもなんども、見かえしたくなる。
版画のしぐさがとってもやさしい。
感謝、感謝。 
参考になりました。 0人

ふつうだと思う むずかしい  投稿日:2016/06/29
ウォールズ
ウォールズ 著: ありま 三なこ
出版社: 扶桑社
 いっぽんの、ヨレヨレの線の上に咲く
小さな花が、とても気になりました。
ウォールズという、お世辞にもやわらかでない言葉の下に
寂しそうに描かれていましたからね。

 独創的な表現手法には、心惹かれました。
多くの線の中には、心の叫びなのか思いなのか
数字や走り書きが、いっぱい描きこまれていたり
素材を活かした表現に、アートを感じたり。

 でも、内容はむずかしいです。
ウォールズですから、人それぞれの「壁」なのかなぁ。
守る壁もあれば、隔てる壁もあります。
しかも隔てる側は、これは守りのためだと言うのですから。

 最後のページのように
記念撮影の気分にまではなれませんでした。
申し訳ありません。
感謝
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 忘れられない雨具  投稿日:2016/06/29
おたんじょう月おめでとう6月生まれ ながぐつくんとあまがさちゃん
おたんじょう月おめでとう6月生まれ  ながぐつくんとあまがさちゃん 作: 中川 ひろたか
絵: 高橋 和枝

出版社: 自由国民社
 最近は傘屋さんを見かけなくなった。
この絵本を読んで、子どもの頃母に連れられて
雨具を買い求めに行ったことを、思い出した。
雨の降る日が待ち遠しくて、待ち遠しくて…。

 そんな雰囲気、この本から伝わってくる。
雨の日は憂鬱じゃなくて、むしろゆっくり雨音聞きながら
歩きたいんじゃないかなぁってね。
トラックに泥水バシャーンは気をつけなきゃ。

 雨ふりの後の虹も、気持ちのいいもの。
すてきな絵本で6月生まれの人が、うらやましい。
中川 and 高橋両氏に、感謝
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自信を持っておすすめしたい 自信いっぱいのことば  投稿日:2016/06/29
こやたちのひとりごと
こやたちのひとりごと 作: 谷川 俊太郎
写真: 中里 和人

出版社: ビリケン出版
 小屋がしゃべる、それはそれは奥が深い。
「昔からずうっとここにたっている」と言う。
「どこかに行きたいと思ったこともない」と言う。
なんて意地張りなんだと、最初は感じたけれど
話しが進むにつれ、なんだか自分に似ているような
そんな気になってしまった。
 表紙のカラスを従えた小屋、錆びついてボロボロの小屋、
海辺の塩まみれの小屋、パッチワークみたいな小屋・・・。
いろんな小屋が、頑固じじいのように見えてくる。
「ぼくはひとりでぼつんと立っているのがすき」だと?
やっぱり、チョー意地っ張りだ。
でもね、
「ここにいるよ、いつだってここにいるよ、また会おう」
なーんて、ちょっと泣きそうになっちゃった。

 自信いっぱいの、強がりや安心を聞かせてもらった。
谷川さんと中里さんに、感謝。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 絵が、ドクドクする  投稿日:2016/06/25
もしも、ぼくがトラになったら
もしも、ぼくがトラになったら 文: ディーター・マイヤー
絵: フランツィスカ・ブルクハルト
訳: 那須田 淳

出版社: 光村教育図書
 オスカーはねずみ。とても小さい。
大きく、強くなれば、食事もさぞ楽になるだろうと
根っこの魔法使いに願ってトラにしてもらう。
ところがトラになっても、困ったことがやっぱりあった。
小さく弱くても、大きく強くても
生きることはみんなおなじだと、改めて思う。

 魔法使いはオスカーに「吠える」トラの声を残す。
小さなオスカーは、大きな吠える声に意気揚々とする。
大きなトラが、小さなねずみの声を持ったら
ちょこまかと、弱々しく生きるのだろうか?
ちょっと考えこんで、アハハと笑えなかった。

 絵が、ドクドクするのを感じる。
めくるページに、いのちの力強さを感じる。
こりゃあ根っこの魔法使いの、仕業なのかな?
感謝
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