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けいご!

ママ・50代・福岡県、女の子25歳 男の子21歳

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自己紹介
絵本ナビと出会ってから、かなりの年月がたちました。小さかった子どもたちも、高校生や中学生となり、
わが子に読んで聞かせることはなくなってしまいましたが、これまでに読んできた絵本をときどき見せると、
「なつかしい!」と言ってきます。その一言が聞けただけでも、「絵本を読んできてよかったなあ」と思います。
赤ちゃんや小学生の子どもたちのおはなし会に、参加させていただいて、いつも子どもたちの素直な反応にほっこりしています。これからも、どんな社会にあっても変わらない絵本の良さを、私なりに伝えていきたいと思います。よろしくお願いします。
好きなもの
長新太さんの絵本。どいかやさんの絵本。
ひとこと
私のつたないレビューを読んでくださる方、恐縮しております。ありがとうございます。励みにして、できるだけ気持ちが伝わるレビューを書いていきたいと思います。

けいご!さんの声

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なかなかよいと思う 頭をやわらかくして。  投稿日:2011/04/21
どこでもない場所
どこでもない場所 作: セーラ・L・トムソン
絵: ロブ・ゴンサルヴェス
訳: 金原 瑞人

出版社: ほるぷ出版
「どこでもない場所」というタイトルから、理解しがたかったのですが、読み進めるほど不思議な世界が次々と現れて、これは理解しようとするのではなく、楽しまねば!と思いました。
頭が固くなった大人よりも、柔軟な発想をもつ子どもたちのほうが、話しのなかにどんどん入り込めると思います。子どもは想像力をさらに働かせ、大人は忘れかけていた想像力を取り戻す、そんな力をこの絵本は持っています。想像することの大切さを感じ、これから生きていくときのヒントも得たような、得した気分になりました。
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自信を持っておすすめしたい いろんなお話を知った上で読みたいな  投稿日:2011/04/21
マールとジャスパーの ごちそうをさがせ!
マールとジャスパーの ごちそうをさがせ! 作・絵: ローラ・ランキン
訳: いしづ ちひろ

出版社: BL出版
絵から動物が飛び出してきて自由に動き回る、、、子どものときだけではなく、大人になった今でも、ほんとにあるとおもしろいだろうなあと夢みるシーンです。この絵本は、そんな夢をかなえてくれる素敵な絵本。本のページのなかから飛び出した動物たちに自分が重なって、はらはらどきどきします。動物たちの冒険には、みんながよく知っているお話が登場!これには驚きました。登場するお話を知っているほうが、おもしろさは倍増しますね。
動物たちは、まだ未完成の線画ですが、動物たちが冒険する世界は色に満ちています。その対比を楽しみながら、色が与えられたときの幸せを感じてみましょう!
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なかなかよいと思う 表情がいきいきと  投稿日:2011/04/21
いたずらこねこ
いたずらこねこ 作・絵: ポール・ガルドン
訳: 中井 貴惠

出版社: ほるぷ出版
マザーグースをもとに描かれた絵本ですが、マザーグースを知らなくても、十分楽しめました。
猫たちの表情がいきいきとしていて、ことばとともに、鳴き声まで響いてくるようです。
また、お母さん猫に子猫たちがしかられたりほめられたりするようすが、人間の親子のそれと同じで、自分たちの日常をみているようで、親近感をもちました。
お母さん猫がつくったパイがとってもおいしそう!おあずけされたらなおさら食べたくなる子猫の気持ちが、痛いほどよくわかりました。
テンポよく読めるので、読む側も聞く側も気持ちが爽快な気持ちになれると思います。
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自信を持っておすすめしたい 手触り最高!  投稿日:2011/04/21
きりのもりのもりのおく
きりのもりのもりのおく 作・絵: ニック・シャラット
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
本に使われている紙が、透けてみえる紙質で、さらさらしていて気持ちがいいんです。黒いシルエットの正体を、ページをめくって当てるのは、大人も子どもも楽しめると思います。
エルフや妖精、ユニコーンなど、外国のおとぎの世界の住人と出会えるところも、知らない扉を開けるみたいにどきどきします。
霧の森のさらに森の奥ですからね、怖いこともあるような気配がするんです。怖かったり、驚いたり、出会いがうれしかったりと、いろんな感情が湧き出てくるのが、この絵本のいいところだと思いました。
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自信を持っておすすめしたい お父さんの発想センスがいい!  投稿日:2011/04/21
ねぇパパ、どうしてシマウマはローラースケートをはかないの?
ねぇパパ、どうしてシマウマはローラースケートをはかないの? 作・絵: カンタン・グレバン
訳: スギヤマ カナヨ

出版社: らんか社
子どもの突飛な質問に、お父さんのしゃれた返答。読みながら、このお父さんのようにうまく答えられたら、子どもも楽しいだろうなあと、お父さんのセンスにも、こんなお父さんをもつ子どもにも、うらやましさを感じました。
ぜひとも、子どものクラスで読み聞かせしたい一冊です。ただ、リクエストするならば、お父さんの答えが描かれているページは、めくった先にあるとよかった。文字を読む前に絵が見えてしまっているので、お父さんの答えがばれちゃってる。楽しみが少し減ってしまうんじゃないかなあと思います。
読み聞かせするときは、答えとなっている絵の部分を、答えを読むまで、別の紙で隠してみるのも一つの手かなと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 昔話のよさがいきいきと  投稿日:2011/04/15
てのひらむかしばなし ねずみじょうど
てのひらむかしばなし ねずみじょうど 作: 長谷川 摂子
絵: 下田昌克

出版社: 岩波書店
手のひらサイズの絵本ですが、絵がはっきりしていて、遠目にもきく絵本だと思います。
優しい心の夫婦と、よくばりな夫婦という対照的な話の展開は、最後まで読まずとも話の結末が予想できてしまいますが、それでもなお、何度も読みたくなるのは、昔話の魅力でしょうね。
結末なんて、まともに受け取っていたら、「そこまでしなくてもいいでしょう。」なんて思ってしまいそうですが、やや残酷なこともさらっとやってのけちゃうところは、いさぎよささえ感じます。
そして、やはり、昔話はむかしから、子どもたちに道徳的な教えを伝えていたのでしょうね。今も、それを利用しない手はないと思います。このお話もしっかり受け継いで、次の世代に受け渡していかなければなあと感じました。
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自信を持っておすすめしたい もっと早くに出版されていたらなあ  投稿日:2011/03/10
まるまるまるのほん
まるまるまるのほん 作・絵: エルヴェ・テュレ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: ポプラ社
みてみて、こんな本があるんだよって、11歳の娘に読んで聞かせましたが、イマイチ反応が薄い!これが、小さい子や赤ちゃんだったら、ページを開くたびに、どんなに驚き、どんなに喜んでくれるだろうと、本当に残念に思います。もっと、子どもが小さいときにこんな楽しい絵本があったらなあ!

でも、小学校低学年くらいまでなら、この絵本でいっしょに遊んでくれるかもしれません。いっしょに数えたり、揺すってみたり。絵本の楽しさは読む・聞くだけではないことを、この絵本は教えてくれています。
色や形の変化がこんなにも心をウキウキにさせてくれるなんて、これまで体験し得なかった気がします。そう考えると、大人にもぜひぜひおすすめした絵本です。
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自信を持っておすすめしたい おじいちゃんのようになりたい  投稿日:2011/03/10
いいから いいから4
いいから いいから4 作: 長谷川 義史
出版社: 絵本館
小学2年生の読み聞かせに使わせてもらいました。読めば読むほど、おじいちゃんの「いいからいいから」のことばが心にしみて、小さなことは気にしないでよろしい!って言われてるみたいで、癒されました。
おうちに忍者がくるという設定は、子どもたちにとっても興味津々だったようで、修行のようすのおもしろさにどんどん弾きこまれていったみたいです。
出会いがあれば別れもありと、ちょっぴりさみしくなる場面もありますが、最後のオチにまたフフフと笑いがこぼれ、おじいちゃんだけじゃなく、家族みんなが温かいんだなあっとしみじみ思う、すてきな作品だと思います。

声に出して読んで、約6分から7分でした。
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自信を持っておすすめしたい かわいすぎて、ノックダウン。  投稿日:2011/03/10
チリとチリリ ゆきのひのおはなし
チリとチリリ ゆきのひのおはなし 作: どい かや
出版社: アリス館
チリとチリリは、これまでのシリーズを全部見させてもらってますが、この作品も、かわいさがあふれんばかりのお話ですね。チリとチリリがであう美しい自然や優しい動物たちに、読んでる私たちもいっしょにであわせてもらってる気がして、かなり癒されます。
今回は、雪の日のお話なので、雪や氷で真っ白な世界が続きます。読んでると、からだが冷えてきて。笑。でも、途中であたたまる場面がいくつかあって、私たちもほっと一息つけました。
チリとチリリのように、動物たちと仲良く暮らせる、そんな世界が理想ですよね。どいかやさんがめざしているものが、この絵本に感じられて、私の心にも響きました。
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自信を持っておすすめしたい シュールです  投稿日:2011/03/10
おんぶはこりごり
おんぶはこりごり 作・絵: アンソニー・ブラウン
訳: 藤本 朝巳

出版社: 平凡社
最初のページから、なにやらおもしろいことが始まるのだなあという予感がします。絵には立派にポーズをとるお父さんと息子たち。でもお母さんはいなくて、「お母さんはみんなのお世話をしています」という文。家族のなかでのお母さんの立場がこの一言でよくわかります。

この絵本を読みながら、私は、この世のお母さんがこの絵本を読んで、共感するのか、ただおもしろいなあって思うだけのか、どちらが多いのかなあなんて、考えてしまいました。私はもちろんこの絵本のなかのお母さんに共感し、同情し、という立場でしたけどね!

お母さんのお仕事って、こんなにたくさんあるのねえって、母親という仕事を客観的にながめてしまいました。がんばっているお母さんとぐうたらな家族。。。この対比があまりにはっきりしていて、お母さんを応援する立場としては、思わず、男衆たちに文句を言いたくなったりして。この本を子どもやお父さんが読むと、また感想が変わってくるのでしょうね。

アンソニーブラウンの絵が最高におもしろい!話が展開するところからの絵の細工が、笑いのツボをしっかりおさえてくれています。話の状況としては、とても笑えないのだけど、ここまでやっちゃう?って言いたくなるほどの表現方法に感動。世のお母さんの味方をしてくれてるのかなって思ったりもしました。

最後は、ママにも笑顔がこぼれて。読む側もほっとすることができて、よかったです。
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