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汐見台3丁目

ママ・50代・神奈川県、男の子19歳

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汐見台3丁目さんの声

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なかなかよいと思う 世界共通  投稿日:2011/03/01
やんちゃっ子の絵本 (3) だれのおばあちゃん?
やんちゃっ子の絵本 (3) だれのおばあちゃん? 作・絵: スティーナ・ヴィルセン
訳: ヘレンハルメ美穂

出版社: クレヨンハウス
おばあちゃんが優しいのって世界共通なんですね。
実際、私の母(息子にとってのおばあちゃん)も、今ちょうどインフルエンザにかかって
寝ている息子に、毎日、電話をかけて心配してくれています。

この話の中で印象的なのは、まず、こぐまくんの目と、こぐまくんたちがおばあちゃんに
べったりしている挿絵です。
べったりしているところでは、おばあちゃんとこぐまくん、もしくは おばあちゃんといとこの
境がなくなってしまい2人が一体化しているところです。
本当にこぐまちゃんやいとこはおばあちゃんが大好きなんだな、そして、おばあちゃんは
ものすごく2人に愛情を注いでくれているんだな、と感じさせらます。

また、何より衝撃的なのは、「げぼ」を描いてしまっているところです! 
日本の良作と呼ばれている絵本の挿絵にはあんまり出てこないんじゃないのかな。
そういう意味では斬新で、息子も、ビックリしていました。

でも、それがまた、こどもにとっては面白いでしょうね。
注意されたのにやめなかったから、ああなっちゃったんだよねぇって。

私は、このおばあちゃんみたいに吐かれて汚されたら、優しく出来ません! 
「あ”〜!!」っと確実に怒鳴っちゃいます...
修行も愛情も足りないのかな?!

この絵本はたしかにおばあちゃんの優しさがたっぷりと詰め込まれていて、おばあちゃんの
ことが大好きなのをとても感じる絵本ですが、私個人としては、題名はどちらかというと
『いとこ』かな? という気がします。

おばあちゃんのわけ隔てない愛を通して、いとこのことを少し分かってあげれてよかったね、
こぐまくん。
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なかなかよいと思う 我が家にも欲しいな、カレーの木  投稿日:2011/02/26
ひみつのカレーライス
ひみつのカレーライス 作: 井上 荒野
絵: 田中 清代

出版社: アリス館
フミオがカレーライスを食べていると、口の中に黒い硬いものが残りました。
お父さんが調べてみると、それは、なんとカレーライスの種! 
そして植えてみると、すごいんです。

息子は、種を植えたところで、「それで、芽が出てくるの?」と興味をしめしましたが、
その後、どんどん成長していく様に、あんぐりしてしまったようです。

当の親の私は、「わ〜、皿も福神漬けも、1つ1つのポットに1人前のライス
とカレーが実るなんて、なんてすごいんだろう!」 我が家にも、是非、
この種が欲しい!」と思わず呟きました。

楽しい本です。是非、読んでみてください。
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ふつうだと思う 魔女も色々なんだ....  投稿日:2011/02/24
まじょのけっしん
まじょのけっしん 作: 中島 和子
絵: 秋里 信子

出版社: 金の星社
この本の中に出てくる魔女は、人恋しい魔女でした。
「年をとって、まほうの力がなくなくなってしまう前に へんしんしようと 思っ」
てベンチなっただなんて、そして、最後にもう一度選んだのが、ベンチになること....

昔話に出てくる魔女は意地悪なのが定番なのに、こんな優しい魔女がいるんだな、
と思いました。最後に、魔女の決心が報われて本当に良かった。

山道や公園に置かれたベンチを見る度に、このベンチも元魔女だったりしてってこの話を
思い出しそうです。
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ふつうだと思う 平和の重み  投稿日:2011/02/24
ひいばあのチンチンでんしゃ
ひいばあのチンチンでんしゃ 作・絵: さくらい ともか
出版社: 岩崎書店
乗り物の絵本です。でも、平和教育にもよい本かも。

ストーリーは、今時珍しく4世代で住んでいるらしい主人公の“ぼく”がひいばあちゃんと
おばあちゃん、そしてお母さんの4人で、ひいばあちゃんが持っている特別切符で、
チンチン電車に乗って出かける話です。そのひいばあが、無類の電車好きなんです。
その理由は....

この本を初めて見たのは、去年の11月、出先の本屋さんの絵本コーナーででした。
電車好きの息子に読ませたいなと思ったので、その後に、地元の本屋さんに何度か探しに
行ったのですが、見かけることができず、図書館で借りられるのを待っていました。そして、
やっと順番がまわってきました。

私の世代ぐらいだと、すぐにひいばあが何故チンチン電車の運転の仕方を知っているのかは、
大体、見当がつくと思います。でも、主人公のぼくや我が家の息子みたいに小さい子には、
説明しても本当の事情は理解できないと思います。
あ、でも、今は女性の運転手さんが鉄道業界でも運輸業界でも普通になってきているので、
逆に何の違和感もないのかもしれませんね。

今の日本は、大変幸運にも平和な状態が半世紀以上続き、途中に出てくる「まえの
せんそう」を知っている人がかなり減ってきました。まえのせんそうが始まった日にそのこと
が新聞にも載らなくなった時代です。

そんな世の中なので、「まえのせんそう」とは、から説明することになるのでしょうね。
そんな意味でも、平和であることをちょっと考えたり感じたりするのに、お奨めな絵本です。
どうか、この平和が続くことを祈ってやみません。
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ふつうだと思う やさしいまなざし  投稿日:2011/02/14
ゆきごんのおくりもの
ゆきごんのおくりもの 作: 長崎 源之助
絵: いわさき ちひろ

出版社: 新日本出版社
作者の長崎源之助さんは、私の大好きな作家さんの一人なのですが、この絵本も彼の作品のご多分に漏れず、長崎さんの“小さな者へのやさしいまなざし”をとても感じる話でした。

みんなより、ちょっと年が幼いからという理由で、みそっかすにされてしまう子供の悔しさ、そして、仕方がないから一人で遊び始めて、逆に“一人遊びの創造と想像の世界”にはまってしまうところなんて、本当に子供の心理や行動を代弁してくれているなぁと感心してしまいます。

そして、最後のゆきごんが溶けてしまうところの、「ぽかぽか天気であせをかいてやせる」とか、そして「悲しくて泣けば泣くほど細くなる」という表現の仕方にも、感服しました。

ストーリーは、みきおくんの気持ち→ゆきごんの気持ち→みきおくんの気持ちと動きますが、
2人の気持ちが上手くバトンでつながれているようで本当に良かった。

息子の反応はいまいちで、ちょっと残念でしたが、でも、“ゆきごん”という名前は彼の記憶の片隅に残るのは確かだと思います。それで十分です。

是非、冬の1冊として、また、みそっかすさんで悔しい思いをしているお子さんにもお奨めです。
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なかなかよいと思う ゆいくん、がんばったなぁ〜!!  投稿日:2011/02/14
雪のかえりみち
雪のかえりみち 作: 藤原一枝
絵: はた こうしろう

出版社: 岩崎書店
とっても微笑ましい話と絵です。

朝、小雨が降り始めたけれど、遅刻しそうだったので、長靴も履かずに傘も持たずに学校へ
出て行ってしまった兄弟。結局、雨が雪へと変わり、しかも降り積もってしまい....
学校は早めに終わることになり、帰路に着きます。他の子達の家はお母さんが向かえに来た
けれど、この2人の家は共稼ぎなので誰も来ませんでした。
その弟の方の小学校1年生の“ゆいくん”が家に戻るまでをメインに描いた絵本です。

ちゃっかり者のお兄ちゃんと比べて、ゆいくんは本当に泣きべそをかきながらよく頑張ったなぁ
と思います。そして、ゆいくんを励ます為に、歌を歌ってくれたよそのお兄さんや手袋をくれた
おばさん、みんな優しいですよね。

そうそう、実のお兄ちゃんも本当はとても優しくて、戻ってきたゆいくんをかいがいしく介抱
するところが、本当に仲のいい兄弟だなぁと微笑ましかったです。

いくら、おばさんが「捨ててもいいから」って言ったかもしれないけれど、本当に捨てちゃった
のには、「あら、あら、あら...」でしたが、噴出しちゃいました。

5歳の息子もこの本を気に入って、何度ももう1回読んでって言ってきました。
表紙のお兄ちゃんが“ちゃっかり”の現場が特にお気に入りみたいです。

さらっと読めて、しかも微笑ましい気持ちが残る絵本です。
冬に読むのにお奨めな1冊です。是非、読んでみてください。
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なかなかよいと思う 子鉄にはたまらないみたいです。  投稿日:2011/02/12
しんかんせんのぞみ700だいさくせん
しんかんせんのぞみ700だいさくせん 作・絵: 横溝 英一
出版社: 小峰書店
息子はだいぶ前から字が読めるようになり、自分の興味のある電車関係の図鑑ばかりを
自分で読むので、この頃は、親の私が気に入った絵本を読み聞かせても、反応がいまい
ちで悲しいなと思っていました。

それで、電車好きの息子にはこの本ならどうかと思って読んでみたら、
久しぶりのすごい食いつき方! 毎日、読んでくれと持ってきます。

のぞみで名古屋に行くことより、帰りの乗り継いで乗り継いで小田原まで戻って来る
ところが、すごく気に入っているようです。
311系、211系、111系、113系、そして最後にもう一度、211系。
電車の車種には詳しくない私にはよく分かりませんが、 登場人物と一緒になって
乗り換えている気持ちになっているみたいです。

東海道本線はレールは1本でつながっていても、そこを走る列車は区間区間に
分かれていて、息子にとってもなじみのある、熱海から湯河原・真鶴、根府川、早川、
小田原という駅名がでてくると、これで旅の終わりが見えてきたという嬉しさと安堵感が
こみ上げるみたいです。

親の私も列車の旅は好きなので、この春休みにでも主人公と同じように、名古屋から地元・横浜まで息子と電車の乗り継ぎをやってみようかなと思っています。
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ふつうだと思う タッチぃ、よく頑張った!  投稿日:2011/02/12
ねんにいちどのおきゃくさま
ねんにいちどのおきゃくさま 作・絵: 亀岡 亜希子
出版社: 文溪堂
山に住むトムサじいさんは、年に一度だけ町へ出掛けていきます。
それは12月23日。そして、翌日に沢山の荷物を持って戻ってきました。
24日のクリスマス・イブに年に一度だけ、放浪する孫のヤーコオポが
共にクリスマスを祝いにやってくるのです。そのお祝いに参加したタッチィは、
その特別な1日のことを忘れられなく楽しみにしていたのです。
しかし、ある時、おじいさんは年を理由に山で住むのをやめてしまい、
タッチィは悲しくなり、自分だけでヤーコポを迎える準備を始め... という話です。

タッチィにとっては、おじいさんに最初にいれてもらったパーティが
本当に忘れることの出来ない楽しい1日だったんでしょうね。
一人ででも、頑張って、準備をしようとするタッチィに切なくなりました。

そして、孫なら普通、もうおじいちゃんが山に住んでいないことを
知っているんじゃないの?と疑い深くなった私は、ヤーコポが来るか
どうかかなりドキドキしていましたが、来てくれてよかった!
タッチィの頑張りが報われてよかった。

山でお祝いを出来たのも良かったけれど、タッチィにとっては3人で
のお祝いにきっと価値があったのだろうから、
翌日、おじいさんの元へ連れて行ってもらえてよかったね、と思いました。

来年からはきっと、毎年、ヤーコポが先にタッチィを迎えに行って、
おじいさんちに行くのかな?

クリスマスの時期に読むのに最適な本の1冊だと思います。
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ふつうだと思う せつない話です。  投稿日:2011/02/12
てがみをください
てがみをください 作: 山下 明生
絵: むらかみ つとむ

出版社: 文研出版
主人公のぼくは、お父さんと赤い郵便箱を作って庭のいちじくの木に
つるし、毎日、手紙が届いていないかチェックしていました。
ある日、その郵便箱の中に“かえる”が引っ越して来ました。

そして、郵便箱に届いたハガキを読んでいる“かえる”に向かって、
「人のうちに来た手紙を読むな」と言うと、“かえる”はどうしたら
手紙が自分にも届くようになるか聞きました。
ぼくは、「手紙を下さいと手紙を書くんだよ」って教えてあげました。
それを聞いた“かえる”は宛名のない手紙を一生懸命書き、毎日、自分
に返事が来るのを待っていました.... という話です。

村上勉さんの絵が大好きだったので手にした本です。
かえるが毎日、手紙を待っているところがとても切ない話でした。

決して、主人公の“ぼく”は決して意地悪からではなくて、純粋に毎日
手紙がきたかどうか聞いただけだったんだろうけれど、それが“かえる”に
とってはどれだけプレッシャーになってしまったんだろうかと思うと、
読み心地が非常に悪くなりました。

そして、そこに気をとられすぎていたせいか、私自身がついさっきまで
何度読んでも、結末の展開に釈然としない感じがして、それが息子にも
伝わってしまったのか、息子もモヤモヤとした感じで、また読んでとは
言ってきませんでした。

でもやっと分かりました。
私の中では宛名の無い手紙を、しかも投函しなければ、返事も来る筈が
ないという一般常識が、余計、待っている“かえる”の気持ちを哀れに
思わせ、男の子が解釈したように、あれが自分宛の手紙だったのだと気
付くのを妨げていたんだと思います。

なるほど! そこは、郵便箱だから、そこにあった“かえる”の手紙は
そこに着いたっていうことだったのか! 
そういうことだったんですねぇ....

“かえる”くんもどこかで今は手紙をもらえているといいなぁ。
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なかなかよいと思う かなりの冒険  投稿日:2011/02/12
かさもっておむかえ
かさもっておむかえ 作: 征矢 清
絵: 長 新太

出版社: 福音館書店
息子が2歳の時に乗り物が出てくる絵本が大好きで、当時、本屋で
この絵本の中身をパラっと見た時に電車の絵が見えたので、購入しました。

帰ってきて、早速読み聞かせると、親の私は、「おれんじいろのねこ」
「4りょうめはどうぶつせんよう」など、あまりの奇想天外さにプラスして、
何ページかに使われているやまぶき色の背景のショッキングな鮮やかさにも
圧倒され、?マークばかりの読後感になってしまい、正直なところ、理解でき
ない絵本でしたが、(私の母、息子にとっては祖母も同じ反応でした)、
意外なことに当の息子本人は気に入ったみたいでした。

そして、それからも時々、読んでくれと持ってきて、親の私が苦笑いして
しまったという曰く付きの絵本でした。先日、それから3年経って久しぶりに
読んでみると、この絵本の魅力が分かってきたような気がします。

雨が降ってきたから、お父さんに駅まで傘を持っていってあげるなんて、
きっと今の時代には殆どすたれてしまった心遣いですよね。
今だったら、お母さんが車でブーンと駅まで迎えに行くか、お父さんが
100円の傘を買って自力で戻ってくるって感じでしょうか。

そして、他のおじさんにくっついて、さっと改札を抜けるなんていう
スリリングなことは、今はこれまた出来なくなってしまったんじゃ
ないのかなぁ。

子供にとって、それは大冒険のはじまりですよね。一緒にドキドキするようです。
親は、お父さんと行き違いになってしまったら、どうするの?と、無謀でしょう
と思うのですが...

4両目は動物専用って、動物たちは一体どこに行くのかな?
そこに乗っている動物たちの実に面白い個性の描写も、今になってみると、
とても面白いし、きっと、子供には最初から理屈ぬきに、そのページページの
面白さを純粋に感じることが出来る絵本だったんでしょうね。

最後には一緒になって、かおるがお父さんに会えることを祈っていました。
本当に会えてよかった!

でも、あの“おれんじいろねこ”って一体何者だったのでしょう..
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