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汐見台3丁目

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自信を持っておすすめしたい “あきさせない”まじょ!  投稿日:2011/01/06
あきっぽいまじょとなかまたちそらとぶパンがま
あきっぽいまじょとなかまたちそらとぶパンがま 作・絵: うえつじ としこ
出版社: 大日本図書
200年間、魔女の国に住んだ魔女が“あきた”ので他のところに住みたい
と大魔女に願い出て、その場所に運んで行ったら100年は動かないという箒で、
普通の世界に引っ越して、普通のおばあさんとして暮らします。
そして、何故か、2匹の犬と2匹の山羊とニワトリと、もともと魔女の国から
一緒だったフクロウとの生活を始め、ある日、ニワトリの「おいしいパンが
食べたい」というつぶやきから、パン作りをみんなで決心をし.... という話です。

実に面白い話でテンポもよく、ところどころのユーモアもとても
スパイスになっていて、大変気に入りました。

200年も住んでいるのに、「あきっぽい」まじょだなんて、ありえないでしょう! 
そして、また一度、魔女の国を出たら、100年は戻って来れないなんて!
実にスケールの大きい話です。
そして、なんと単位の大きいこと! 一桁違うのでは?!
(そんな小さな笑いが沢山ちりばめられている絵本です。)

しかも、おいしいパンを食べたいからと一致団結して、みんなで小麦の種をまく
ところから始めるんですよ! そして、収穫したら、今度は土と藁でかまどまで
作って、パンを作るけれど初めてのパンは失敗してしまい、そこから、精進して、
誰もが絶賛するパンになるまで根気よく作るんですから、
このまじょが、あきっぽいことはありえません!

この絵本の中で一番好きな場面は、
「みんなのみみには おばあさんたちのパンが ゆうしょうしている
といってるようにも きこえます。」
の一文です。
「いってるようにも」の“も”に、実に、飄々とした感じがして、センスの良さを
感じました。

最初に一緒に住むのが何故犬と山羊とニワトリ?と思いましたが、
本の最後の作者紹介のところで、作者:うえつじさん御自身がこれらの動物達と
暮らしているのですね。解決しました。
このまじょさんは、本当は、うえつじさん御自身なのかもしれませんね。
そして、動物たちは、仲間?!

絵と話のテンポがとてもマッチしていて、絶対に飽きさせない話でした。
絵のタッチがスズキコージさんを思い出させ、女スズキコージという感じで、
彼女の独特な世界をこれからも世に出していって欲しい作家さんです。

今回は、1回立ち読みコーナーで読みましたが、実際の本を手に取りたいと
思いました。お奨めです。是非、読んでみてください。
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なかなかよいと思う 空を眺める心のゆたかさ  投稿日:2011/01/03
きょうのそらはどんなそら
きょうのそらはどんなそら 作・絵: accototo ふくだとしお+あきこ
出版社: 大日本図書
小学校1年生の国語の教科書に出てくるような文で、
一文一文が自然に心に入ってきます。
そして、その淡々とした文に絵がとてもマッチしていて、
このネコのように一日を空を眺めながらゆったりとした
気持ちで過ごせればいいなぁと思いました。
せかせかした日々の中で、そんな心の余裕が欲しいものです。

絵がとても可愛いく、ネコ好きにはたまらないかも!
たしかに対象年齢の3歳まででも十分に楽しめますが、
もっと広範囲な年齢にも受け入れられる絵本だと思います。
特にちょっと気持ち的に疲れている大人にもお奨めかもしれません。

個人的には、流れる雲(羊雲かな?)のページで、工場の煙突から
もくもくでる白い煙と空に浮かぶ雲が一緒になっている絵を見て、
自分が小さい頃に見た、雲は工場が作っているの?と錯覚した
ことを思い出して微笑ましかったです。
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なかなかよいと思う どうやって出来たのかな?  投稿日:2011/01/03
もこ もこもこ
もこ もこもこ 作: 谷川 俊太郎
絵: 元永 定正

出版社: 文研出版
絵本のカバーの見返しに、ひらがなで、
「もとながさんはへんなひとで、へんなえをかくから、
ふたりでえほんをつくってみたら、へんなえほんができた」
みたいなことを谷川さんがおっしゃっていて、思わずその文に
引き付けられ読んでみると、静かな面白さのある絵本でした。

こどもの幼稚園の本棚でも図書館でも見かけたことがあって、
とても気になっていたのですが、いつも何となく手にとらず、気が
つくと4年以上が経過していました。

そして今回、機会があって読んでみて思ったのが、
こういう擬態音語の絵本は、ずばりその音を表した絵だけで勝負しな
ければならないから、すごく大変だろうなぁと。

一体、この『もこもこもこ』は、元永さんの絵か谷川さんの言葉か、
どっちが先に出来たのだろう?と思うくらい、絵と言葉があった絵本
でした。本当のところはどうなんでしょう? 是非、聞いてみたいです。

息子自体は、この本を読んだことがあって、今また一緒に読んだところ、
「もこもこ」が団子の形になった「にょきにょき」を食べるページに
なると思わず吹き出していました。

最初の「しーん」という言葉は、読み始めるまで、一体どういう
意味なのかよく分からないけれど、突然始まった、「もこ」が
意外だけれど実に自然で、その後の展開もスムーズに言葉が繋がって
いて、最後にまた「しーん」が来るのが、妙に納得しました。
これでまた、「もこ」から始まるのかな?という気になります。

1歳ぐらいの子に、言葉の面白さを知ってもらうのに一読してみる
価値のある絵本だなと思いました。
大人にも不思議な魅力のある絵本でした。
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なかなかよいと思う ぷっぷー! 次はどこへ?  投稿日:2011/01/03
プララのとんねるぶっぶー
プララのとんねるぶっぶー 作・絵: 武内祐人
出版社: 大日本図書
可愛い絵本です。
ねずみのプララが車を運転して、砂のトンネルに入っていくと
ちょっとした冒険の始まりです。
ページをめくる度に、つりばしを渡ったり、池の中を走っていたりと
小さいお子さんには、次はどこに行くのだろうと、ワクワクした気持ち
になると思います。

大人の私はプララの出っ歯がちょっと気になりますが、
5歳になった息子も、これは可愛い本だと思ったようです。
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なかなかよいと思う ”め”が与えてくれたもの  投稿日:2011/01/03
どろぼうがないた
どろぼうがないた 作: 杉川としひろ
絵: ふくだ じゅんこ

出版社: 冨山房インターナショナル
全ページ立ち読み企画で読みました。
期限が切れるまで何度も何度も、最初に戻ったり、1ページ戻ったりと
読みました。どうして、「大人にもお奨め」のジャンルに入るか分かる
ような気がした本でした。

“め”がどろぼうに与えてくれたものは何だったのでしょうか?
やっぱり、それは人間性だろうと思います。

「さびしくなんておもったことはない。
 かなしいなんておもったことはない。
 それにいちどだってないたことがなかった」どろぼうに、
その乾ききった心に潤いを与えてくれ、愛でる心を植えつけてくれた...

作者の杉川としひろさんの話に、ふくだじゅんこさんが選んだ花の絵が
「白百合」であることがとても意味深いように感じました。
白百合はキリスト教では、キリストやマリアの象徴でもあるし、
もっと単純にその花言葉が「純潔」だからです。

そんなごちゃごちゃした私の勝手な想像は横に置いといても、
最後の最後まで、身を挺して、どろぼうに何かを教えてくれた”め”が
とても崇高なものに感じました。

でも、個人的には、最後にバーンと結末を投げつけられた感じがして、
動揺がたかまり、こんな終わり方ってあり?という気持ちになりました。
5歳の息子なら、きっと、この先、このどろぼうはどうなるの?
と絶対に聞き返したことでしょう。
きっと、他の方がレビューで指摘しているように表紙にもどって
花を植えなおして、平安を取り戻すのでしょうね。

題名を見た時に、きっと更生したどろぼうの話なんだろうなとは
思ったのですが、まさか、きっかけが“め”とは!
奥の深い話です。
やはり小学生以上にお奨めの絵本だと思います。
是非、読んでみてください。
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ふつうだと思う 手作りで祝うクリスマス  投稿日:2010/12/31
ピヨピヨ メリークリスマス
ピヨピヨ メリークリスマス 作: 工藤 ノリコ
出版社: 佼成出版社
ピヨピヨひよこ達のクリスマスプレゼントを楽しみにしている
気持ちがとても伝わってきて、可愛いらしいです。

また、家族中でクリスマスを手作りで祝うというところが
とても素敵です。
子供達が一生懸命作る「飾り」、みんなで買い物に出掛けて、
クリスマスディナーの買出し、その市場がこれまたごちゃごちゃしていて
活気が感じられ、とても素敵です。
お母さんの作ったケーキも、ビーフシチューもとても美味しそう!
そして、プレゼントが3段階になっているところも、すごい!

クリスマス前に読むのにちょうどいいですね。
ただ、サラっとした内容なので、我が家では1回読んで楽しんでおしまい
という感じです。
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自信を持っておすすめしたい 褪せることのない加古里子さんの魅力  投稿日:2010/12/26
どろぼうがっこう
どろぼうがっこう 作: かこ さとし
出版社: 偕成社
のびのび系の幼稚園に通っている息子が、降園後、「今日の宿題は..」なんて
言い出すので、「なんで?」と思い、翌日、先生に問い合わせてみたら、
この『どろぼうがっこう』を読みきかせしたところ子供達から宿題をだしてくれと言われ
まして...と。
それでどんな本なんだろうと興味津々に読んでみました。

さすが、かこさとしさんですよね。
もう、かこワールド全開で、肝心な絵なんて時代劇にしか出てこないような
校長先生の姿だったり、(この言葉は個人的には嫌いなのですが)
「昭和の香り」がプンプンなのに、何故か平成生まれの子供達にも自然
と受け入れられ、あのべらんめえ口調の語り口も一層、絵を引き立てていて、
話のオチが実に楽しく、本当にケチのつけようのない満点な絵本でした。

まるで、江戸小噺みたいです。
おもしろさを倍増させながら一気に読める絵本です。
まだ読んだことのない方は、是非、読んでみてください。
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なかなかよいと思う 人間賛歌  投稿日:2010/12/26
むかしむかし
むかしむかし 作: 谷川 俊太郎
絵: 片山 健

出版社: イースト・プレス
人類は誕生してからこれまで、実に長い時を経ても、未だに存在している。
この事実を、谷川俊太郎さんの簡潔明瞭な言葉と片山健さんのあの独特
な絵で描いてあります。
読むと自分自身の中からパワーが湧いてくる感じのする絵本でした。


むかしの“ぼく(人間)”は学校なんてないけれど生きていて、
おもちゃも本もなくても遊んでいたし学んでいた。
ハンバーグもなかったけれど今と同じようにうんちをして、
寂しいと泣いたし、おかしい時は笑った。

今のぼくは、むかしのぼくの同じ線上の後ろの方に出てきた存在で、
衣服も色々な物も持っているけれど、人間としての根本はむかしの
“ぼく”と変わっていないはず... と言うより、違うべきではない。
そんな谷川さんの声が聞こえてくるような話でした。

5歳の息子には、これを理解するのにはまだ難しいかったかもしれません。
でも何となく、延々と続いてきた人類のことを感じてくれればいいな
と思いました。
ちなみに息子は、「おかしいときはなにもわからずにわらった」の
むかしのぼくの笑い顔を見た途端、一緒に笑っていました。
これがこの絵本を理解する最初の一歩なのかもしれません。

一度読むと、文も絵も忘れられなくなる強烈な絵本です。
気持ちが前に進めない時とかに読むと元気をくれると思います。
一度、是非読んでみてください。
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なかなかよいと思う 微笑ましいです。  投稿日:2010/12/20
たまごにいちゃん
たまごにいちゃん 作・絵: あきやま ただし
出版社: 鈴木出版
赤ちゃんからお兄ちゃん(子供)に成長する過程の気持ちを
コミカルに描いてあって、とっても可愛い話でした。

中でも素敵なのが、お母さんが決して、赤ちゃんでいることに対して
責めないところです。
そして、最後に、たまごにいちゃん自身が水たまりに浮かぶ自分の姿
に納得するところが素敵です。
まさに一皮剥けるって感じですよね。
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う 思わずゴリラの親子にクスクス  投稿日:2010/12/19
レインボウブックス ことば
レインボウブックス ことば 作・絵: 真砂 秀朗
出版社: 三起商行(ミキハウス)
くりかえし言葉(オノマトペ:擬音擬態語)の絵本です。
“ひらひら”から始まって、見開きの隣のページは、それがちょと進化した言葉?、
“ゆらゆら”が書かれています。

どのページもそんな感じのセットになっているのですが、
2ページだけ明らかにその法則!に違うものがあり、そのうちの、山火事で森が
“めらめら”燃えてしまっている森を見て、“ハラハラ”しているゴリラの親子の表情に、
思わず本当に不謹慎ですが、クスクスと笑ってしまいました。

日本語のくりかえし言葉は、日本語をとても叙情あふれる豊かな表現にしているもの
だと私は思っているので、小さいうちから、このような絵本でその言葉に触れるのは
いいことだなと思いました。

同じような擬態語を扱った絵本と言えば元永定正さんの『がちゃがちゃどんどん』を
思い出します。
元永さんの本はその擬態語のイメージを表現していて、そこが斬新で魅力だと思いま
すが、この絵本は逆に具体的に存在するもので表現しているので、これまた分かりや
すくていいなぁと思いました。

ファーストブックのプレセントとしての1冊にお奨めです。
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