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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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汐見台3丁目

ママ・50代・神奈川県、男の子19歳

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汐見台3丁目さんの声

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なかなかよいと思う ひみつ。ひみつ。あれあれあれ?  投稿日:2011/03/26
バムとケロのもりのこや
バムとケロのもりのこや 作: 島田 ゆか
出版社: 文溪堂
今回は木曜日の出来事だったんですね。
毎回、曜日を変えているところからも、作者島田ゆかさんのユーモアのセンスが
伝わってきます。

そして、バムに勝る働き者がでてくるのにも、とっても驚きました。
これまでバムの面倒見のよさにすごいなぁと感心をしていたのに、このソレちゃんって、
何でも出来てすごい! 我が家にも来てほしいくらいです。
でも、朝早すぎるのは、やっぱり、ちょっと... かな?!

それから、何よりも、ひみつ、ひみつが、あれあれあれ?の結果になるのがバム・ケロに
ふさわしいですよね。やっぱり、眠っちゃう間に事件が起きちゃうのよね。
それにしても、どうして知れ渡っちゃったのかな? 

小屋の前のポストみたいところに、最初、6人の名前が書いてあったのに、気付くと
全員の名前が書いてあるところも手抜きがなくて感心しました。

絵本ナビの島田ゆかさんへのインタビューにもありましたが、本当、今回のシリーズは
とっても緑が映えています。これはいつもの絵以上に、手が込んでいるなと思いました。

バム・ケロシリーズは絵の細かさや仕掛けに妥協が無いから楽しいです。
本当に長く楽しめる絵本だと思います。
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ふつうだと思う カメによって結ばれた友情  投稿日:2011/03/25
ぼくと おおはしくん
ぼくと おおはしくん 作・絵: くせ さなえ
出版社: 講談社
友達になる“きっかけ”って、本当はごく普通の小さなことからなんだな、そんな大それた
ことをわざわざする必要もなく、自然体で始まる会話から始まることが出来るんだなと、
この絵本を読んで改めて思いました。

おおはしくんのカメの甲羅に自分の名前を書く感性が可愛いです。
それはきっと教科書や鉛筆、消しゴム、他に失くしては困るもの、どこかに行ってしまっても
他の人のものと区別がつくように書く感覚と同じだったのかな?

そのカメの甲羅の横に、“ぼく”の名前を書いてくれるなんて、おおはしくんにとっても
“ぼく”がとても大事な存在になったってことなんでしょうね。
おおはしくんのいつも全力投球なところ、だけれど、少しもおしつけがましくないのが、
素敵です。カメが結んでくれた2人の縁が、ずっと続くといいなぁ。

そして、これは余談ですが、何よりも読み手の私にとって斬新なのが、2人の会話が
関西弁なことで、関東出身の私にはどういうイントネーションで読んでいいのかちょっと
困りました。でも、生きた会話って感じで面白かったです。

この4月に入学という新しいスタートを切る息子にも、肩に力をいれることなく、
このようなよい出会いがあればいいなと切に願います。
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なかなかよいと思う 子供、大うけでした。  投稿日:2011/03/22
ピヨピヨ スーパーマーケット
ピヨピヨ スーパーマーケット 作: 工藤 ノリコ
出版社: 佼成出版社
スーパーマーケットに行ったピヨピヨ達。各々が買いたいものとお母さんの買う予定のものは
随分とかけ離れています。そして、スーパーの中で友達に会うと、かくれんぼをしてしまったり、
タイムサービスに群がっているお母さんにつけこみ、元々買いたいと願っていたものを
買い物かごにここぞといれてレジへ。一歩手前でお母さんが間に合い、セーフで事なきを
えて、めでたしめでたし。

いたずら好きの息子には大うけでした。何度読んでもゲラゲラゲラ....
でも、買い物作戦に失敗していじけているピヨピヨ達を見て、「でも、あめちゃん
買ってもらってるじゃん」って言っていました。よく見ているなぁ。

ただ純粋に笑いを求めている人にお奨めです!
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なかなかよいと思う 不安が取り除けて期待が膨らみます。  投稿日:2011/03/22
いちねんせいのいちにち
いちねんせいのいちにち 作: おか しゅうぞう
絵: ふじた ひおこ

出版社: 佼成出版社
この春、新1年生になる息子に全ページ立ち読み企画で読んでみました。
1年生になるとどんなことをするんだろうと絵で説明してくれるのですんなりと
分かるかなと思って読んでみたのですが、親の予想以上に、各ページのエピソードが
子供にとっては興味深かったみたいで、釘付けになっていて、今の時期に読んで
あげれてよかったなって思いました。

とても読者対象が限定されると思うのに、出版した出版会社に感謝です。

この『いちねんせいのいちにち』と『いちねんせいのはるなつあきふゆ』
『いちねんせいのがっこうたんけん』で三部作みたいになっていて、全て同じ子達が
でてくるのも子供にとっては分かりやすいし、また全部を読むと小学校ってどんな
ところかというイメージがわくので、小学校に入学する子にお奨めです。
不安が取り除けて、期待が膨らむと思います。
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自信を持っておすすめしたい いつでも前向きなところが素敵です。  投稿日:2011/03/19
どんぐりむらのぼうしやさん
どんぐりむらのぼうしやさん 作・絵: なかや みわ
出版社: Gakken
新刊として本屋さんに並んでいるのを見かけて立ち読みしたところ、私がとても気に入って、
是非、息子にと思い、普段は図書館で借りたり、オークションで古本を買うのですが、
久しぶりに新刊を購入した絵本でした。

この3月に卒園した息子は、どちらかというとスポーツマンタイプではなく、幼稚園では
いつも、おみせやさんごっこをするのが好きだったようです。

その息子が、時々、「今日は誰もお店に来てくれなかったんだ」と、この本にでてくる
“ぽー”や“ちい”や“くりん”のお店みたいなことをつぶやいていました。

そんな時、なんて答えてあげればいいのか分からなかったのですが、この絵本の
3つぶはすごい! 常に前向きで、じゃあ、違うところに売りに行こうとか、やっと
買いに来てくれたお客さんの後をつけて行って、そこから、どうしたら売れる帽子を
作ることが出来るかのヒントを得て、わくわくする帽子を作りあげるなんて、こ
の超前向きな姿勢がとても清々しくて、息子へのヒントになったらと思ったからです。

実際読んでみて、とても身近に感じられたようで、楽しんでいました。
また、カバーについている帽子の着せ替え人形も作りたいと目を輝かせていましたし、
表紙内側の違い探しも、とても本を楽しくしていると思います。

結局、我が家はこの絵本をもう1冊購入して、いつもお店屋さんごっこを一緒にしていた
仲良しの友達へ、卒園のさよならプレゼントにしました。

なかやみわさんの話では、ちょっとわがままな主人公だったり、いじわるをする人物が
でてきたりするのに、この話の中には全くそういうのがなくて、その点もいいな!と
思いました。お奨めです。是非、読んでみてください。
参考になりました。 5人

自信を持っておすすめしたい 字が読めることは  投稿日:2011/03/09
ぼくが一番望むこと
ぼくが一番望むこと 文: マリー・ブラッドビー
絵: クリス・K・スーンピート
訳: 斉藤 規

出版社: 新日本出版社
字が読めることは、今の日本に住んでいると、ある一定の年齢になると学校に行くのが
当たり前で、そして字を習い、当然のように読むことが出来るようになり、極普通のこと
のように感じてしまいます。

でも、残念ながら世界のどこかではまだまだきっと、そうではないのかもしれません。

この話は、19世紀後半のアメリカの黒人の男の子(後に教育者になるブッカー・T・ワシントン)
が主人公で、どんなに字が読めるようになりたいか、そして初めて字を読んだ時の喜びが
ものすごく伝わってくる本でした。
それはクリス・K・スーンピートさんの絵が更に効果的にしてくれていると思います。

この本の中で私が2箇所、心に残ったのが、
岩塩の仕事場から帰ってきた時に勇気を持って、お母さんに「ママ、ぼくは字をならいたい」
と伝えた時、お母さんは何も答えず、「ママはぼくの手をにぎりしめた。」と書いてあり、
それから何日かしてお母さんが、僕に生まれて初めて本をプレゼントしてくれた時の挿絵が、
とても印象的でした。

お母さんが微笑んでいるのです。そして、他の家族も、まるで、主人公の僕が字を読める
ようになることに自分たちの希望や夢を見出しているかの様な笑顔をしているのです。
きっとこの家にとっては、その本を入手することは経済的に決して簡単なことではなかっ
たでしょうに..

もう1つは、その本を持って、字が読める唯一の知り合いを探しに行って、読んでもらい、
そして自分も一緒に初めて読んだ時の挿絵が、まさに僕の喜びそのままを描ききっている
ところです。あの笑顔は忘れられません。

まるでこの本は、導かれるように辿りついた本でした。最初に『わたしのとくべつな場所』
から始まり、『ぼくの図書館カード』、そして、この『ぼくが一番の望むこと』。

それは、他の方のレビューのお陰であったり、また絵本ナビの「この本を見た人はこの本も
見ています」コーナーに載っていたお陰です。

是非、読んでみてください。とても、ジーンとくる本です。
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自信を持っておすすめしたい 勝手にほろりと涙がでました。  投稿日:2011/03/08
約束 「無言館」への坂をのぼって
約束 「無言館」への坂をのぼって 作: 窪島 誠一郎
出版社: アリス館
絵本なのですが、実際は絵本ではありません。
私はあんまり作家とか美術家とかに詳しくないので、作者の窪島誠一郎さんのことを
知りませんでしたが、この窪島誠一郎さんと言う人が、長野県上田市に1997年に建てた、
本当はもっともっと絵を描きたかったのに戦争に行かなければならなかった人達、
しかも生きて戻って来れなかった人たちの絵を遺族から集めて展示している美術館
「無言館」をつくるまでの話が書かれています。


「無言館」という名前の由来、それは、

なぜ「無言館」っていう名をつけたかって?
だって 戦死した画学生さんの絵の前に立ったら
悲しくて くやしくて つらくて
なにもいえなくなっちゃうんだもの
黙るしかないんだもの

でも
たくさんの人たちに
「無言館」にきてほしい
そして黙って
画学生さんの絵の前に立ってほしい (本文抜粋)

と書いてありました。
本当、どんなに無念だったことでしょう。
涙が勝手にほろりとでました。
この人たちの命と夢の犠牲があっての今の平和なんだと、改めて思わされました。

是非、一度、敬意を持って訪れたいと思います。
みなさんにも是非、読んでもらいたい本です。
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なかなかよいと思う けいちゃんちの秘伝の薬?!  投稿日:2011/03/03
けいちゃんのくすりゆび
けいちゃんのくすりゆび 作・絵: あきやま ただし
出版社: 佼成出版社
全ページ立ち読み企画で読みました。
『たまごにいちゃん』を読んで以来、あきやまただしさんの子供の気持ちや
行動をコミカルに、そして読み終わった後に、微笑ましい気持ちにしてくれる
絵本の魅力にはまっています。

けいちゃんのくすり指、すごいですね。
指自体がくすりに成っているという発想自体が面白かった上に、他の動物たちを
治してあげて疲れちゃったけいちゃんに必要なのが、これまた“ママのくすり指”
と言う微笑ましいオチがいいですね。
この“くすり指”は、けいちゃんの家に代々伝わる秘伝のくすり指なのかな?!

読み終わった後に、男の子ってかわいいなと純粋に感じる絵本でした。
是非、読んでみてください。
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自信を持っておすすめしたい 魔の2歳・3歳児  投稿日:2011/03/02
やんちゃっ子の絵本 (2) だれがきめるの?
やんちゃっ子の絵本 (2) だれがきめるの? 作・絵: スティーナ・ヴィルセン
訳: ヘレンハルメ美穂

出版社: クレヨンハウス
5歳の息子は、やんちゃっ子シリーズの中で一番気に入ったみたいで、大笑いしていました。
そして、この本の中にでてくる、こぐまさんと同じように、「もう1回読んでくれ」と、
読み終わった途端にせがまれました。何度読んでも同じところから、ゲラゲラ笑い出します....

それは、こぐまさんがママにヨーグルトをかけるところなのですが、我が家ではやりたいっと
思っても“絶対にありえない”ことなので、でも、いつも怒られてばかりだから、
本当はやってみたいなって気持ちもあるからか、息子にとっては爽快なのかもしれませんね。
とほほ...

先に他2冊のレビューを書いて、この最後の1冊を書こうかなと本を読む前に、他の方の
レビューを読んでいたら、「こぐまさんは多分女の子」って書いてあったのを見かけて、
「え? どうしてそう感じるのだろう... 」とちょっと狼狽してしまいました。

と言うのも、『だれのおばあちゃん?』の自分のレビューの中で、最初は本の中では
“こぐまさん”って呼ばれているけれど、勝手に、私の中のイメージでは、いとこが女の子で
こぐまさんは男の子という感じがとってもしてしまい、レビューを書いているうちに、無意識に
“こぐまちゃん”から“こぐまくん”に変わってしまってたのです。

でも、確かに、この『だれがきめるの?』の中でおかあさんぐまと言い合っている時に、
「あたしがきめるの」って書いてあったので、女の子なんでしょうね、あらら....という
気持ちになりました。

多分、この作者のスティーナ・ヴィルセンさんにとっては、女の子でも男の子でもどちらでも
こだわりがないのかもしれませんね。それを問う方が愚問かな?! きっと、この位の年の子
によく見られる言動を描いているだけで、私達読み手が、勝手に自分自身に置き換えて
読んでいるから、女の子とでも男の子とでも感じてしまい、共感するのでしょう。
そこがこの本の魅力だと思います。

このこぐまさんは、本当におかあさんのことが大好きなんですね。一緒にいたいから、
あんなふうに駄々をこねているんでしょう。とても可愛い話でした。

今、ちょうど魔の2歳児・3歳児と呼ばれている子供を育てているお母さんやそのお子さんへ、
そして、それを通り過ぎて、ちょっと余裕を持って見れるお母さんやお父さんへお奨めな
1冊です。我が家にも久しぶりのヒットとして、手元に置きたくなりました。
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なかなかよいと思う いやはや  投稿日:2011/03/01
やんちゃっ子の絵本 (1) だれのズボン?
やんちゃっ子の絵本 (1) だれのズボン? 作・絵: スティーナ・ヴィルセン
訳: ヘレンハルメ美穂

出版社: クレヨンハウス
レビュー企画をしていると知って、本屋さんで現物を見ました。
初めて読んだ時、「いやはや〜」と軽い衝撃に似た感じを受けました。

まるで、実際登場する3人(ぶたくまさん・とりさん・うさぎさん)と
ナレーターの1人の計4人のコントを見ているみたいです。
その芸も、間違いなく一発芸の連続で、思わず噴出しました。

最初のズボンは、おいおい間違えないだろう... と思いますが、
靴は難問でしたね。あまりにも変わった姿・形のキャラクターの顔に
ついつい目がいってしまい、足元なんてじっくり見ていなかった!

大きな靴は勝手に体の大きなぶたくまさんだって思い込んでいたので、
正解のページで、あれ? ぶたくまさんってこんな小さな足だったのねぇ... と。

うちの息子は、こういう間違いを楽しむのが大好きなので、なんだか
今度、幼稚園で友達と間違いごっこしそうで、要注意です。

子供達の笑い声が何回も響きそうな絵本でした。
2・3才からでも十分楽しめる絵本だと思います。
参考になりました。 0人

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