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10月

ママ・50代・東京都、男の子19歳

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10月さんの声

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ふつうだと思う 電車好き男子だいちゃん  投稿日:2012/04/17
ちんちんでんしゃがはしるまち
ちんちんでんしゃがはしるまち 作・絵: 高田勲
出版社: PHP研究所
都電荒川線の近くの町に住む、電車好き男子のだいちゃん。
そのだいちゃんがある日勝手に一人で都電に乗ってしまいます。
チンチンゴー。

勝手に一人で・・というスリルと、好きな電車の絵がいっぱい、というところで読む子供もひきこまれるのかもしれませんね。
都電と、その周りの町・駅・JR・ターミナルに並ぶタクシーや人々・信号の絵・・一つ一つを発見するように指差して息子も楽しく読んでいました。

「この電車乗ったことあるね!」と云いながら、見開きの路線図の
ページもじっくり見ていました。
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自信を持っておすすめしたい それぞれの持ち味を生かして  投稿日:2012/04/17
りんごがたべたいねずみくん
りんごがたべたいねずみくん 作: なかえ よしを
絵: 上野 紀子

出版社: ポプラ社
ねずみくんシリーズの中でも、これはいいなぁナルホド〜って思わされました。

いろんな動物達がそれぞれの特技や体格にあわせた方法で
りんごを取っていきます。
それを「いいなぁ・・・」と見上げるねずみくん。
だんだん元気が無くなって行きます。

ぼくには背の高さもないし・・長い鼻もないし・・強い力もないし・・。
そこへあざらしくんがやってきて。
2人で協力したらリンゴが取れたんです・・!!
ナルホド〜な、お互いの持ち味を生かした方法で。

そっか、そっか。それぞれが持っているはずの良さを生かした方法で
生きていければいいんだよね・・と深いメッセージを受け取りました。
オトナも励まされる内容ですよね。
息子はただただ「うまいオチ」に笑っていましたが・・
キミもだ、ぞ。・・と、そんな笑顔を見る母でした。
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なかなかよいと思う 絵がかわいい  投稿日:2012/04/17
たまごってふしぎ
たまごってふしぎ 作: アリス&マーティン・プロベンセン
訳: こみや ゆう

出版社: 講談社
素朴な感じの絵に惹かれて手に取りましたが、内容はちょっと
図鑑っぽくて、ふしぎな1冊でした。
いろんな卵と生き物がでてきて、かわいらしいです。
カエルや鳥くらいまでは「知ってるぅ〜〜」と云っていた息子でしたが、
ありんこやカモノハシ、恐竜やダチョウには「へぇ〜」。
とくに「ワニは卵からなんだ〜」というところに驚き、
ありんこの巣の断面の絵に「面白いね〜」と興味津々。

とてもかわいらしい卵入門の絵本でした。
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なかなかよいと思う おとぼけなキャラクターたち  投稿日:2012/04/17
わーい、ぼくが先生だ!
わーい、ぼくが先生だ! 作: エドワード・マーシャル
絵: ジェームズ・マーシャル
訳: 安藤 紀子

出版社: 偕成社
小さなお話が三つ入った児童読み物です。
一晩にひとつづつ読みました。
絵もカラーでたくさんあるので読みやすいです。

舞台は学校。
きつねのフォックスの考えているところ、理想に燃えるところ・・でも全然なってなくて、まいど残念な結果に終わるところ・・・まるで小学生の男の子そのままで笑っちゃいます。
等身大。
息子も何か通じるところがあるのでしょう。ゲラゲラ笑ってます。
カエルやぶたさん、他のキャラクターたちも個性があって
にくめない。
こういう中でいろんなぶつかりあいや失敗を通して成長していく場所が
学校なのかな。

さいごのお話の、いちばん悪かった子が校長室に呼ばれている・・というラストだけ、におわせて省略するような表現になっているので
オトナは分かってウフフ・・となったのですが、小2の息子には
意味がいまひとつ分からなかったようで「どういうこと?」と
云ってました。

小学生の低学年にぴったりな内容だと思いました。
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なかなかよいと思う ちょっぴり説明っぽいところがあるかな  投稿日:2012/02/25
スーパースノーマン
スーパースノーマン 作・絵: ジャック・デュケノワ
訳: BL出版編集部

出版社: BL出版
有名な「スノーマン」に良く似てる・・と思ったけど、こちらは
「おばけパーティー」などの作者ジャック・デュケノワさんなのですね。

漫画のようなコマ割のなかで雪だるまの生活が描かれています。
朝起きてしなびた鼻のにんじんを取り替えたり、目を磨いて付け替えたり。ごはんは雪。
きちんと仕事にも出かけるんですね。どうやら学校の先生のようです。
さて、教え子の子供達からのクリスマスプレゼントである魔法がかかります。
なんとマントをつけて空を飛べるように・・!
困ってるサンタさんの代わりにプレゼント配ったりもして。

楽しいお話です。
ページの数字までもこもこした雪っぽい表現になっていて、裏表紙の
出版社名も手書きっぽい字にしてあり、愛らしい1冊に仕上がってます。
ただ、ひとつ肝心の魔法のところがせりふになっていて、そこが
説明的になってしまっていて蛇足に感じました。
もう少し絵だけで納得させるようなストーリーになってたら
もっと入り込めたかなと思いました。
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自信を持っておすすめしたい ともだちっていいな  投稿日:2012/02/25
ふたりはいつも
ふたりはいつも 作・絵: アーノルド・ローベル
訳: 三木 卓

出版社: 文化出版局
1冊に短めなお話が5つ入ってます。
毎晩ひとつづつ読みました。

一つ目の「そりすべり」のお話に小一の息子「このお話、道徳の時間に読んだよ!」と。そっか、そっか。
どのお話も、仲良しのがまくん・かえるくんの温かい友情とユーモアが溢れていますね。
息子はとくに「そりすべり」で雪の中にそりが突っ込んじゃうところと
お互いを思いやって落ち葉を掃きに行くのに、それぞれのおうちの落ち葉がまた散らばってしまって・・という「おちば」のお話がとくに気に入ったそうで「マジおもしろい!」と。

こんな思いやりを持ち合えるお友達っていいよね。
小ぶりな1冊ですが、絵にも話にも温かみがあり、読み終えた後ぬくぬくできる絵本です。
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なかなかよいと思う こどもは読んではいけません  投稿日:2012/02/24
いるのいないの
いるのいないの 作: 京極 夏彦
絵: 町田尚子
編: 東 雅夫

出版社: 岩崎書店
本屋さんで見るからに怖そうな表紙の本が平積みされていて
手に取りました。

田舎の、古いおばあちゃんの家で暮らすことになった少年。
黒光りする立派な柱に、天井の梁・・見上げると真っ暗だ。
天井の暗がりが怖くて訪ねるも、あいまいな返事しかしないおばあちゃん。
廊下の先もなにか怖い。
夜中に寝てても何かがいる気がするんだ・・。

・・・この絵本は、子供は読んではいけません。
怖がりのお子さんは、盆正月に田舎に帰省するのを嫌がるかもしれません。
それくらいの恐れがある本を、どんなつもりで作ったんだろ京極さんは・・。
大人向け・・なのかな?
いや、大人も怖いんですけど。

日本怪談のじっとりした怖さがでている絵本です。
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なかなかよいと思う かくれんぼ!  投稿日:2012/02/16
10わのインコどこいった!
10わのインコどこいった! 作・絵: クェンティン・ブレイク
訳: さかいきみこ

出版社: 小峰書店
大好きなインコたちに毎朝同じ挨拶をする博士。
たまには違う言葉が聞きたくなって、10羽のインコたちは
かくれんぼをします。
探す博士に、インコが隠れている様子がコミカルです。
柱などに背中をペッタリつけて縮こまっていたり、鳥らしからぬ動きに
博士をからかって楽しんでいる感じがでてて。笑

さてそんなインコたちのたくらみは成功するのでしょうか・・??
ラストもほのぼの笑わせてくれるのでした。
結局のところ、博士とインコ達は仲良しなんだなぁって。
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自信を持っておすすめしたい 住み心地よさそう〜♪  投稿日:2012/02/16
くすのきだんちはゆきのなか
くすのきだんちはゆきのなか 作: 武鹿 悦子
絵: 末崎 茂樹

出版社: ひかりのくに
団地というよりは、マンションという雰囲気のくすのき団地です。
あらぁ〜こんなマンションに住みたいわぁ〜♪って思いました。笑

表紙にある雪景色の外観も「この窓の中はどんなふうになってるのかなぁ」ってワクワクさせられます。
木の中は螺旋階段。大家のもぐらさんが住民たちに郵便物を配ります。
大きな木のマンションは何か守られているような安心感があるなぁ。
ぬくもりがあって、住民同士のふれあいもあって。
適度な距離感と助け合いのある集合住宅。理想的ですねぇ。

中でも「いい!」って思ったのは外に張り出すバルコニーもある
レストラン「くるみてい」。
書いてあるメニューも美味しそう!
たらのめシチューやどんぐりピラフ、やまぶどうシャーベット♪
いいな、いいな。行きたいねぇ〜と母子で言い合いました。

スープの差し入れや手作りの品のプレゼント。
いいコミュニティ!
ここの暮らしぶり、ほかの季節も見てみたいなぁ。
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自信を持っておすすめしたい 言葉っておもしろい!  投稿日:2012/02/09
かえるがみえる
かえるがみえる 作: 松岡 享子
絵: 馬場 のぼる

出版社: こぐま社
言葉遊びの絵本。これはおもしろい!
かえるのイラストは馬場のぼるさん。
かえるがいっぱい出てきて、どのページにもくすっとしたり
大笑いさせられたり。

たとえば「かえるはかえる」
「かえる」だけでもひっくり「かえる」や家に「かえる」や
服を「かえる」・・・ナルホドナルホド〜〜♪

いちばん親子で大笑いしたのは、「かえるがはえる」
奇想天外で楽しいな。

ただ「かえるが(縄を)なえる」や、「かえるがこえる(肥える)」は
6歳児にはちょっと難しかったようで、説明しました。
でもこんな珍しい言葉もこれで覚えるかもしれないので、むしろ大歓迎です。
読みやすくってユーモアいっぱい。
幅広い年齢のお子さんが楽しめる絵本ではないかなと思いました。
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