新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

  • 笑える
  • 盛り上がる
ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

  • かわいい
  • ギフト

TOP500

マイルズ

ママ・50代・奈良県、男の子18歳 男の子13歳

  • Line

マイルズさんの声

153件中 61 〜 70件目最初のページ 前の10件 5 6 7 8 9 ... 次の10件 最後のページ
なかなかよいと思う かっこいいオオカミさん  投稿日:2011/02/09
おおかみのおいしゃさん
おおかみのおいしゃさん 作: オルガ・ルカイユ
絵: こだましおり

出版社: 岩波書店
キリリとしたオオカミの絵に惹かれて手に取りました。

ウサギのマルクは体調が悪く、お母さんウサギに連れられお医者さんを訪ねます。
モグラ、魚、犬、猫…。
アドバイスはもらえるのですが、ちょっとウサギには当てはまらないような感じ。
お母さんウサギは納得せず、次々と他の動物のお医者さんへ行きます。
納得いく話が聞けず困っていたら、フクロウが「オオカミのお医者さんが良いよ」と声をかけてきます。
オオカミなんて、とんでもない!お母さんはマルクに付いて行く気になれず逃げてしまいます。でも、やっぱり心配になってオオカミの元へ行ってみると…
オオカミはマルクに野うさぎが活躍する絵本を読んでくれていました。お母さんにも納得がいく治療法を話してくれました。
おまけに夜も遅かったので、一晩泊めてくれたのです。

先入観にとらわれてはいけない、というお話です。
でも。子供はそう解釈してくれるのかなあ。ちょっと心配です。絵本の中ではキリンも象も診てくれるネコのお医者さんもいます。けど、この絵本の世界では違うような印象があります。モグラのお医者さんのアドバイスもモグラには有効なのかも…と思える節が残ります。
うがった見方をして
「自分の求める意見を言ってくれる人を探すのは良い事だ」
と思うかもしれない。

「ウサギのお医者さんがいたら、いいのにねえ」
何度か読んで子供が言いましたが、そういう一文がどこかに欲しかったと思います。
背表紙に、登場した動物のお医者さんと人間のお医者さんの集合写真があります。ウサギのお医者さんはいませんでした。それで子供は納得してましたが…。

絵がシンプルで、力強くて素敵です。見ていると元気が出てきそうな感じ。
ちょっと大きめのサイズなのも絵に迫力が出て良いと思います。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う なんで着物??  投稿日:2011/02/01
いちごばたけでつかまえた
いちごばたけでつかまえた 作: 清水 達也
絵: 土田 義晴

出版社: 教育画劇
土田義晴さんの絵は、温かくて優しい感じで好きです。
鈴なりの苺畑の真ん中に立っている女の子とタヌキ達がかわいくて、思わず手に取りました。

苺畑から大きな苺がなくなって行くので、お父さんはタヌキが犯人と睨み、子狸を捕まえます。子狸を囮に、親狸も捕まえる事に…。

いいお話だと思います。
でもでも。主人公のユミだけ、なぜ着物なんでしょう?
表紙は「ひな祭りでもあったのかな」と気にしてなかったのですが、最後までずっと着物。
他の人は農作業がしやすそうな服。洋服にも見えるし、時代設定が分からなくなります。
ユミが夜更けに外に出て来た時も、昼間と同じ着物。小さい子が、わざわざ着替えるより、寝る時用の着物の上に1枚はおるのが自然じゃない?
服に統一性がなく、子供は気にしませんが私は気になりました。なので、星3つです。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 気合いで治す!  投稿日:2011/01/28
ねこのおいしゃさん
ねこのおいしゃさん 文: ますだ ゆうこ
絵: あべ 弘士

出版社: そうえん社
猫のお医者さん。気合いで何でも治します。
真っ白な所にシンプルな絵。猫のお医者さんの七色のヒゲが際立ちます。
あべ弘士さんの色彩あふれる絵本とは少し違うけれど、インパクト大。
猫のお医者さんが薬代わりに渡してくれる物も、面白い物ばかり。

最後に、5匹の赤ちゃんが産まれます。お医者さんも奥さんもビックリ。
そんな事ってあるかしら?不思議な感じで読み終わり。
でも、また読みたくなってしまいます。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 面白い!  投稿日:2011/01/27
口を大きくあけて!〜歯の学校はこちらです〜
口を大きくあけて!〜歯の学校はこちらです〜 作: ローリー・ケラー
訳: 木坂 涼

出版社: 講談社
歯の絵本なのに、歯医者さんでも見た事ない一冊。
賑やかな表紙が気に入ったのか、息子が選んできました。

主役は歯の皆さん。学校に通ってます。
学校で先生と「歯のなりたち」「乳歯について」「歯の役割」「虫歯」「歯の歴史」のお勉強をします。
そう聞くと固い内容なんですが「歯が個性的でかわいい」んです。歯根の形のズボンをはいてますが、色も形も顔もちょっとずつ違う。先生の話を聞かずにコソコソ喋っているのもいる。
お昼の時間には「えーっとね、ケーキ3個とそれからパイも3個ね」なんてカフェテリアで注文。お昼の後、前身をみがきましょうと先生に言われたら「ええ〜〜〜〜やだー、めんどくさーい!」と全員でブーたれてます。
本当に、子供みたいな歯たち。だから、子供も親近感がわくのでしょう。
アメリカの絵本なので、抜けた歯はtooth fairyが持って行きます。そこの説明も息子の今までのイメージと違うみたいでジックリ見ていました。

絵も明るくて、かわいいです。コラージュも使ってあるので、歯が写真でリアルな部分もあり、それもポイント高いです。
歯たちが喋っているのが小さい字で書いてあって、訳せず放ったらかしなのも「何て書いてある?」と子供は気になるし、かわいいです。
内容は、ちゃんとしているのですがカラフルなのと、丸い大きな字体で書いてあるので楽しく読めます。

木坂涼さんの訳した絵本って、面白いのが多いですが、これも期待以上でした。
さっそく注文します。
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う ネコの世界!  投稿日:2011/01/23
だんまり
だんまり 作: 戸田 和代
絵: ささめや ゆき

出版社: アリス館
『だんまり』というタイトルと同じ名前の猫のお話です。
ふらりと家を出て行くだんまり。どこに行くのかなあと思って後を付いて行ったら…。
だんまりが男の人に姿を変え、車を運転し、猫が人間みたいに過ごしている世界へ行ってしまいました。
驚いた僕は、そっと後をつけて行って…。

猫って、犬と違って自分の世界や時間があると思います。
飼い猫でもフラッと出て行っては、どこかで過ごし、また帰ってくる。ペットなのに謎の時間が長いです。
「うちの猫、外行って何してるのかしら」
猫を飼っている人なら必ず思う事です。今回、その謎が解けてスッキリしました!

今うちには猫がいませんが、息子はえらく気に入ったらしく1日に何度も読みました。
裏表紙の、猫と男の人のシルエットの絵も気に入っていて、何度も眺めていました。
猫と同じで、大人には分からない魅力が子供にはあるのでしょうね。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う ノラネコだもん  投稿日:2011/01/23
かえってきたドロンコ
かえってきたドロンコ 作・絵: みやもとただお
出版社: 文研出版
飼い猫になった元野良猫と、マルくんのお話です。
いじめっこのキヨシ君にマル君がいじめられていた時、野良猫がキヨシ君に飛びかかって助けてくれました。「強い猫」が気に入ってマル君は猫を連れ帰り、ドロンコと名付けて飼う事にします。
ドロンコは強いけど、マル君と遊ぶ時は最後に倒される敵役をしてくれる、いい友達。でも、ドロンコは野良の時間が長かったので病気を持っていました。腰が立たない、動けない。マル君にオシッコの始末をさせる事に引け目を感じて、ドロンコは野良猫に戻る決意をします。

一緒に寝たいけれど、最初は恐くてマル君の近くで眠れない。猫のくせに、水が好き。
猫好きがクスッと笑いそうな面もあり、実体験に基づいたお話だろうなあと思います。

野良を飼う事になった方、ペットが病気になった方に読んで欲しいです。
惜しいのは、最後までドロンコの顔がかわいくないこと。表紙の絵も、タヌキかネコか分かりませんでした。
最初は泥んこでも洗ってフワフワになってかわいい感じが出る方が良かったです。色目は汚いままでも、洗うと目ヤニが取れたりして、スッキリ。顔つきも変わってくるし、かわいい感じになってくるはず。
なので星3つにしました。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 不思議な生き物  投稿日:2011/01/23
ふでばこのなかのキルル
ふでばこのなかのキルル 作・絵: 松成 真理子
出版社: 白泉社
僕が見つけたへんてこな生き物。キルルと鳴くのでキルルと名前をつけました。
おじいちゃんにもらったワラの筆箱に入れといたら、気に入ったみたい。
わに?とかげ?図鑑を調べたら「りゅう」かも…。

読んでいる方もドキドキしてきます。展開があるのかないのか分からない。
僕が頼りにしているおじいちゃんも寝ているばかりで、何だかもどかしい。
でも温かい絵と雰囲気、子供は惹かれるところがあるみたいです。ジッと隅々まで絵を見ていました。
おじいちゃんの涙が珠みたいな水晶になったのも、羽が生えていなくなってしまったのも、スンナリ納得できたみたいです。

出会いや別れの多い春に読みたい絵本です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 嘘をつくのは悪いことだけど…  投稿日:2011/01/19
いじわるなないしょオバケ
いじわるなないしょオバケ 作: ティエリー・ロブレヒト
絵: フィリップ・ホーセンス
訳: 野坂 悦子

出版社: 文溪堂
おばけ大好きの息子に読みました。

ちょっとした事で、本当の事を言えない時って子供にもよくあると思います。
このお話、嘘を言うと女の子の口から小さいオバケが出てきます。女の子にしか見えないけれど、嘘をついたと歌を歌い、パパやママに近づこうとしてもオバケに阻まれてしまいます。
オバケは小さいし顔も可愛いけれ、ど女の子は困ってしまって最後は本当の事をママに言います。

「何でも正直に話すのは難しいけれど、オバケが出ないようにがんばろう」
女の子は、最後にそう思います。
このメッセージ、息子に伝わったかは謎です。まだ嘘をあまり言わないし、オバケが出て来るのも嬉しいみたいですから。
もう少し、大きくなってから読み直したいです。
参考になりました。 4人

自信を持っておすすめしたい すごい…  投稿日:2011/01/19
つきよのキャベツくん
つきよのキャベツくん 作: 長 新太
出版社: 文研出版
長新太さん大好きな息子。大半の絵本は読んだと思います。
でも、キャベツくんシリーズは図書館で大きい子用絵本のコーナーにあるのでなかなか読めません。この絵本も、やっと読めました。

キャベツくんシリーズの中で一番面白いのではないでしょうか。
息子は読み終わった途端「これ、パパにも読んで欲しい!」と言いました。
よっぽど面白かったみたいです。
トンカツソースが、トンカツの鼻からソースを入れている場面が気に入ってゲラゲラ笑っていました。
トンカツ食べて、三日月が満月になったのを見て「お腹いっぱいになったんだねえ」と納得していました。そのあたりも気に入っているようです。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う セットで欲しいなあ  投稿日:2011/01/10
おばけなんてないさ
おばけなんてないさ 作: せな けいこ
出版社: ポプラ社
『ねないこだれだ』が大好きな息子。
せなけいこさんの、おばけの絵を見逃すはずありません。サッサと選んできました。
「おばけなんてないさ」の歌もCDで聞いていたので、最後まで知っています。でも自分の持っている歌のイメージが絵になったのを見るのは初めて。歌の絵って、1番や2番が描かれる事が多いので、最後まで描いてあるのは私も初めて見ました。
私の中では、歌っているのは女の子で、一緒に食べるおやつはケーキやプリンを勝手に連想していました。絵本では、男の子が串団子を食べていたので「おお!」と思いました。
息子は、どう思ったのかなあ。

3歳になってから出版された絵本なのですが、もっと前に出版されていたら『ねないこだれだ』とセットで買っていたと思います。
参考になりました。 0人

153件中 61 〜 70件目最初のページ 前の10件 5 6 7 8 9 ... 次の10件 最後のページ

編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

出版社おすすめ

  • ゆきだま
    ゆきだま
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    ころころ ころりん。げんこつくらいの ゆきだまが、いきおいよく ころがりはじめ…どうなっちゃうの!?

全ページためしよみ
年齢別絵本セット