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まずはやってみる
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投稿日:2022/03/10 |
球根が一つ、野原の土に埋もれたままじっとしています。
仲良しのもぐらが言いました。
「きみは まだ めを ださないの?」
春になって暖かくなったのに、ずっと土の中にいるのが不思議なのです。
でも球根は、このままが良いと芽を出そうとしません。
何か新しいことを始めるのは、勇気がいることです。
どうなるか分からないから、居心地の良いこのままの状態が良いと思うからです。
でも、この絵本は言います。
勇気を出して!
子どもたちも、勇気を出さなければならない時があります。
このままでも居心地は良いけれど……。
でも、やっぱり。
頑張る!!
こんなふうに、行動できる子どもたちが増えると良いですね。
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少しでも響いてくれたら
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投稿日:2022/03/09 |
おじいさんが、海のすぐ近くで倒れていたアザラシを助けました。
倒れていた原因は、食べ物と間違えて食べてしまったビニール袋でした。
回復したアザラシは必死で何かを訴えるけれど、おじいさんには分かりません。
それで、アザラシ語が分かるヤマネコに助けを求めました。
アザラシが訴えていたのは、環境問題。
人間が海に捨てたゴミを誤って食べて死んでしまう生き物が、たくさんいるのです。
それを解決するため、アザラシたちは『ウミキレイ』を組み立てて海からゴミをなくそうと考えました。
でも、自分たちでは『ウミキレイ』を組み立てられません。
組み立ててくれる人間が必要なのです。
人間たちのエゴがアザラシたち海の生き物を困らせているのに、指摘されるまで気付かないなんて、私たち人間は、なんて身勝手なのでしょう。
絵本なので優しい表現しかされていませんが、本当は、作者はもっと強く言いたかったのではないでしょうか。
絵本の中で組み立ててくれる人間が必要だと言っていますが、それはつまり、原因を作った私たち人間が動かなければ、環境問題は解決しないということなのでしょう。
この絵本を読んだお子さんや大人の方の胸に、少しでも響いてくれたらと思います。
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目を大切にするために
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投稿日:2022/03/09 |
テレビやゲームに夢中で時間を忘れている子を心配している神様がいます。
その神様の名前は、めがみさま。
おじいちゃんの神様だけれど目の神様だから、めがみさまなのです。
この絵本で、現代の子どもたちがいかに目を酷使しているかが、分かりました。
テレビやゲームがいけないわけではないけれど、やり過ぎはいけませんね。
時間が来たらちゃんと止めて、他のことをするべきですね。
たいへん勉強になりました。
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誰にでもあてはまりそう
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投稿日:2022/03/07 |
主人公のぱなしくんは、なんでもそのままにしてしまう男の子です。
脱ぎっぱなしで出しっぱなしで食べっぱなし。
他にも色々ぱなしがあります。
そんなだらしない男の子だから髪ももじゃもじゃで、愛犬「モジャ」ももじゃもじゃです。
見かねたお母さんに、
「こんなに ちらかしていると、 ごっちゃおばけが やってくるわよ」
と言われるけれど、お構いなしです。
けれどその日の夜、どこからか不思議な音が聞こえてきて……。
このお話はぱなしくんに限らず、誰にでも当てはまりそうです。
毎日きちんとしている人でも、気が緩むことはありますものね。
でも、ぱなしはやっぱりいけないことです。
そんなことばかりしていたら、人生がおかしくなりそうです。
気を引き締めて、きちんきちんとしていきたいですね。
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突飛なお話
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投稿日:2022/03/03 |
山のやまんばは、人食いばあさんです。
口は避けてて髪はぼうぼう恐い目をしていて、たった一人で山奥暮らしをしていました。
ひな祭りの日、いい匂いに誘われて街に行ってみると、パーティが行われていました。
羨ましいやまんばは夜中に家に忍び込み、ひな人形たちとパーティを始めました。
なんだか突飛なお話でした。
やまんばがひな人形たちと踊っていると寝ていた家族も起き出して、いっしょに踊り出します。
さらには家も踊り出して海へと飛び出します。
とても突飛で私の想像を超えていて、ついていくのが大変でした。
こんなひな祭りのお話も、たまには良いかもしれません。
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名前の大事さ
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投稿日:2022/02/28 |
ひな祭りの朝、主人公のゆりちゃんは目覚まし時計が鳴る前に起きました。
そして隣の部屋に飾られているおひな様を、ぬいぐるみや飼い猫のタマに教えてあげました。
そうしたら、おひな様たちがうらやましいと言い出して……。
三人官女や五人囃子という呼び名はあるけれど、自分自身の名前を持たない人形たち。
その人たちにとって名前があるというのは、とてもうらやましいことのようです。
名前の大事さをテーマに繰り広げられるお話は、なんだか優しいような気がします。
この絵本を読んだお子さんは、雛飾りの一つ一つに名前を付けそうです。
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何回も読みそう
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投稿日:2022/02/28 |
見開きの左から右に向けてキャラクターについていくと、ご褒美のようなイラストにたどり着きます。
例えば、蜂は花が満開の木に、蜘蛛は蜘蛛の巣に引っかかった虫に、それからウサギは人参に。
また白黒赤の三色で構成された絵柄は単純で、だからこそ生まれたばかりの赤ちゃんにも喜んでもらえそうです。
もし我が子が生まれたばかりだったら、真っ先にこの絵本を買って何回も読み聞かせをしそうです。
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絵本らしい絵本
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投稿日:2022/02/25 |
パッピ、プッペ、ポーの三兄弟は、何をするのもどこに行くのもいつも一緒の仲良しさんで、おじいちゃんおばあちゃんと暮らしています。
さて、今日はおばあちゃんの誕生日です。
パッピ、プッペ、ポーは、お祝いに、おばあちゃんの大好きなホットケーキを作りました。
でも……、あまりにも美味しそうだったから我慢できなくて、味見をたくさんしてしまいました。
残ったのは、ほんのひとかけら。
パッピ、プッペ、ポーは、しょんぼりしてしまいました。
そこへおばあちゃんがやって来て……。
柔らかな色を使った、優しい絵です。
文章も柔らかで、幼い兄弟の気持ちを代弁します。
男の子にも女の子にも好きになってもらえそうな、絵本らしい絵本だと思いました。
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笑いながら覚えることができそう
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投稿日:2022/02/24 |
あいうえお順にことわざが並べられて、それに合わせてだじゃれが書かれている絵本です。
それは例えば、
「いちじがばんじ」という諺を「いちじのチンパンジー」というだじゃれに変えてみたり。
絵も一つの諺とだじゃれだけにではなく、いくつかの諺と見開きでつながっています。
だじゃれも絵もユニークで楽しいので、笑いながら諺を覚えることができそうです。
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私は飼わない
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投稿日:2022/02/22 |
ある日、一人のママが飼い猫を捨てました。
「ねこは かしこいから、 そとでいきていけるよ」
と言って。
突然捨て猫になってしまったねこは、外での生き方を知りません。
汚い水を飲んでお腹を壊し、食べ物を手に入れるのに苦労します。人間に思いきり蹴られたり車にひかれたりします。
かしこいとは言っても外の世界を全く知らなかったのだから、順調に生きていけるわけがありません。
とうとうそのねこは、ガリガリに痩せて死んでしまいました。
人間の勝手で突然捨てられたねこたち。
そのねこたちが、こんなに悲惨な目に遭っていたなんて。
私は動物を飼ったことがないので詳しくは知りませんが、動物を捨てたことを人づてに聞いたことはあります。
その人たちは、話を聞く分には特別意地悪なわけでも特別冷たいわけでもない、普通の人たちのようでした。
動物に対する罪の意識の低さ。
私も、飼ったことがないから捨てていないだけで、もしかしたら、飼っていたら捨てていたかもしれません。
そうしたら、犠牲者が増えてしまいます。
冷たい言い方かもしれませんが、私はこれからも飼わないでおこうと思います。
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