新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

TOP500

ほかほかぱん

ママ・50代・群馬県

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ほかほかぱんさんの声

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なかなかよいと思う 働くことのすばらしさ  投稿日:2010/05/07
はちうえはぼくにまかせて
はちうえはぼくにまかせて 作: ジーン・ジオン
絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
訳: 森 比左志

出版社: ペンギン社
 トミーは、夏休みに旅行する人の鉢植えを一日2セントで預かることにします。
 幼い子供が、アルバイトをするという発想にまず驚きました。アメリカならではでしょうか?
 トミーは、夏休みの間休むことなく、鉢植えの世話を続け、預かった時よりも立派にして、持ち主に返します。そのために、図書館で園芸に関する本で調べることもします。
 最後まで責任を持って仕事をすること、そしてがんばれば、お客さんも喜んでくれる、そして、自分はそのことをうれしく思う。
 働くことの原点を教えてくれている絵本です。
 また、そんなトミーを温かく見守るお母さん、文句を言いながらも容認するお父さんの姿勢もほほえましいです。
 「どろんこハリー」の絵を描いたマーガレット ブロイ グレアムによる緑、黄色、青の三色でシンプルに描かれた絵が、鉢植えの緑を生き生きと見せてくれます。そして、どのページにも登場する犬、猫が可愛いのにも注目です。
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なかなかよいと思う 森の中のオオカミ、大海を知らず  投稿日:2010/05/07
いちばんつよいのはオレだ
いちばんつよいのはオレだ 作・絵: マリオ・ラモ
訳: 原 光枝

出版社: 平凡社
 オオカミは、森であういろいろな人や動物に「一番強いのはだれだ?」と聞きます。もちろんみんなは、「オオカミさん」と答えます。
 でも、最後に出会った蛙に似たものは、「ぼくのママ」と答えます。
 ママは、巨大な怪獣だったのです。
 限定された世界だけで生きていると、自分がよく見えなくなることがありますよね。大人も、ときどき意識的に自分のテリトリー以外の世界を見てみる必要があるかもしれませんね。
 
 森で出会うものの中に、赤ずきん、三匹のこぶた、七人のこびとが、
入っているのも気が利いています。

 それまで自信満々だったオオカミの表情が、怪獣のママにあったとたん小さくしっぽもだらんと下がってしまいます。この変化に注目です。
 とても、わかりやすいストーリーなので、小さい子にもお勧めです。
 また、どのページにも表れる、いつも様子をうかがっている赤い鳥
何かの象徴なのでしょうか?気になります。
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なかなかよいと思う あくびがうつりそう!?  投稿日:2010/05/07
あくび
あくび 文: 中川 ひろたか
絵: 飯野 和好

出版社: 文溪堂
 最初は、かばが大きなあくび。それがいろいろな動物にうつっていき、そのテレビを見ていたお父さんにうつる。それぞれの動物の特徴もよくわかります。お父さんからお母さん、お母さんからぼくにうつる。そして、ぼくは、夢の中。人間は、あくびをすると涙が出るというところもリアルに描かれていました。子供はそんなところもよく見ています。
 飯野和好さんの大胆な絵が、思い切り口をあけたときの様子をよく表現しています。
 読んでいる人にも、あくびがうつりそうです。
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自信を持っておすすめしたい 生きているだけで十分  投稿日:2010/05/07
いのちのまつり ヌチヌグスージ
いのちのまつり ヌチヌグスージ 作: 草場一壽
絵: 平安座資尚

出版社: サンマーク出版
 沖縄のお墓参りに遭遇したコウちゃん。そこでオバアが、コウちゃんに命をくれたひとは?と尋ねる。その人のことを「ご先祖さま」だと教えてくれた。
 命をくれた人=ご先祖さまという、発想がとてもこころ温まるかんじがして、いいなと思いました。
 見開きいっぱいにご先祖さまが、あらわれるページは、圧巻です。

 ときどき、自分のご先祖さま、に思いを巡らすことをさせてくれるのが、お盆やお彼岸などの行事なんだなと思いました。
 やはり昔から続いていることには、きちんとした意味があるんですね。
 命の大切さを強く子供に伝えていきたいです。
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なかなかよいと思う ことば遊びの楽しさに気づく  投稿日:2010/04/28
しりとりのだいすきなおうさま
しりとりのだいすきなおうさま 作: 中村 翔子
絵: はた こうしろう

出版社: 鈴木出版
 しりとりの大好きな王様は、なんでもしりとり通りでないと気が済みません。食事もその順番。いつも大変な思いをしているけらいが、ある時、王様にしかえしをします。
 ことばに興味を持ち始めた子供にお勧めです。絵本とは、違う言葉を連想してみるのも楽しいです。
 だれもが知っている「しりとり」を題材にしているので、なじみやすいです。
 仕返しのところでは、にやり、と笑いが起こりました。
 王様とけらいの表情が、仕返しのところで逆転しているのも、見てほしい点です。
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自信を持っておすすめしたい 自信をもつことの、素晴らしさ。  投稿日:2010/04/16
てん
てん 作・絵: ピーター・レイノルズ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: あすなろ書房
 絵を描くことが苦手なワシテ。ある日、先生にいわれるままに、「点」を描いたワシテ。そして、そこに自分の名前をサインした。
その絵は、次の朝、金縁の額に入れられ飾られていた。
 それから、ワシテはいろいろな点を描き、展覧会が開かれるまでに。
 そして、その絵を見た絵が苦手な男の子にアドバイスをする。自分が先生にしてもらったように。
 だれにでも、苦手なことってありますよね。でも、それは、本人の思い込みかもしれません。
 それがちょっと見方を変えただけ、得意になれるんです。周囲の人のちょっとした言葉かけで。
 このことは、子供だけでなく、大人にも言えることだと思います。 
 自信を持つことは、素晴らしいこと、とても大事なことだと思います。
 いろいろなことを教えてくれる絵本です。
 シンプルで柔らかいタッチの挿絵が、優しい気持ちにさせてくれます。
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自信を持っておすすめしたい 本当の優しさって?  投稿日:2010/04/16
ウェン王子とトラ
ウェン王子とトラ 作・絵: チェン・ジャンホン
訳: 平岡 敦

出版社: 徳間書店
 子供を人間に殺された母トラが、ある日人間を襲います。
 困った王様は、自分の息子ウェンをいけにえにします。
 トラは、ウェンをわが子のように大切に育てます。立派な少年に成長します。
 ある時、王様は、ウェンを探しに森へ行きます。久しぶりに母と対面したウェンは、王となるために家に帰ることにする。
 その後も、毎年トラのもとを訪れてた。
 一度は憎ん人間の子を育てるトラの心の広さ、優しさに感動します。
 また、「ぼくには、二人のお母さんがいる」というウェンの優しさにも感動します。
 本のサイズも大きいですし、とにかく絵が迫力があります。
トラの目が、時に優しく、時に獣の激しさを持って迫ってくるようです。
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なかなかよいと思う 優しいお姉ちゃん  投稿日:2010/04/15
はるになったら
はるになったら 作: シャーロット・ゾロトウ
絵: ガース・ウィリアムズ
訳: おびかゆうこ

出版社: 徳間書店
 ちいさな女の子には、小さな弟にしてあげたいことがたくさんあります。
 春には、お花を摘んで、花束を作ってあげたり、海に行ったら、貝を拾って、波の音を聞かせてあげたり…。
 その一つ一つがとても愛情に満ちていて、読んでいて優しい気持ちになります。
 最後は、いつかお母さんになったら、赤ちゃんを抱っこさせてあげる。と終わります。
 優しい気持が、よい相乗効果を生み広がっていく、そんな世の中ならいいのにと、思います。
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自信を持っておすすめしたい なっとうってすごい!!  投稿日:2010/04/15
しょうたとなっとう
しょうたとなっとう 写真: 星川 ひろ子 星川 治雄
文: 星川 ひろ子 星川 治雄
監修: 小泉 武夫

出版社: ポプラ社
 納豆がきらいなしょうた。
 ある日、お爺ちゃんと一緒に畑に行き、大豆をまきます。
芽が出て、花が咲き、枝豆ができ、やがて大豆になる。その大豆を、納豆にするまでが、写真で描かれています。
 写真なので、成長の様子がよくわかります。また、納豆ができるまでに、実にたくさんの時間と手間がかかっていることに気づきます。
 普段は、納豆は買ってきて食べているので、この絵本を見ると、食べ物は大切に食べなくては、の思いに駆られます。
 しょうたは、お爺ちゃんと作った納豆を、おいしく食べます。
 納豆嫌いの子も、この本を読めば、納豆が食べられるようになるかもしれません。
 日本の伝統食である納豆を食べて、親子ともに健康に過ごしたいですね。
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自信を持っておすすめしたい 上手な絵って??  投稿日:2010/04/15
っぽい
っぽい 作・絵: ピーター・レイノルズ
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 主婦の友社
 ラモンは、絵を描くのが大好き。でも、ある日おにいちゃんにその絵をけなされ、そっくりに描かなきゃと思う。でも、うまくかけずに、描くのをやめてしまう。
 ある日、妹が、ラモンの絵を見てほめてくれる。それからは、自分の感じたままに絵を描けるようになる。
 自分の感じたことを大切にするのって、いいなと、素直に思える絵本です。
 子供にも、この気持ちを味わってほしい、そして、その子の個性そのままを受け入れる母親でありたいと強く思いました。
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