ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

  • かわいい
  • ギフト

TOP500

アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

  • Line
自己紹介
 
好きなもの
 
ひとこと
 

アダム&デヴさんの声

2321件中 151 〜 160件目最初のページ 前の10件 14 15 16 17 18 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい あ〜、そう、こういう音ね〜  投稿日:2015/11/11
チリとチリリ まちのおはなし
チリとチリリ まちのおはなし 作: どい かや
出版社: アリス館
このシリーズ作品は、見返しから見事に美しい風景が描かれていて、読む手も急ぎます。

今回は、町に出かけるんですね。
初めに入った糸屋さん。
もう、ここからカラフルで綺麗な店の様子に、うわぁ〜って、声が出ます。

糸を買い、二人のサイクリングは続きます。
林を抜けるとそこは、古い町。
お店屋さんがたくさんあります。
織物屋さんに立ち寄った二人は、買った毛糸を追ってもらうことに。
この機織りの音もまた素敵。
パッタポン パッタポン・・・パッタポン
あ〜、そう、こういう音ね〜と耳に残ります。

素敵なマフラーが、編みあがり帰ろうかと思っていたら、路地の向こうから誰かに呼ばれたような気がして、・・・・・・。

立派なお屋敷にたどり着き、招き入れられごちそうになったあのスープ。
さぞや美味しいんだろうなぁ〜とため息。

お庭の方から聞こえるあの呼び声。
なんと、小鳥の一家の赤ちゃん誕生パーティーに誘われていたのでした。

素敵なエンディングに大満足でした。

パタリと絵本を閉じると後表紙にまだお話が続いていました。

とにかく丁寧な描き方にため息が出ます。
どこもかしこも隅々、詳細に描かれています。
小さいもの細かいものにも目が行く子どもたちにとって、魅力的な作品であること間違いないです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 明るい水色の広がる地下の美しい湖に、「うわぁ〜〜〜!]  投稿日:2015/11/11
チリとチリリ ちかのおはなし
チリとチリリ ちかのおはなし 作: どい かや
出版社: アリス館
地下のおはなしかぁ〜、どんな世界なんだろうとワクワクしました。
扉絵の二つ前からお話が始まっています。

午後のお茶を飲んでいる二人。
すると大きな音が、地下の貯蔵庫から。
なんと、貯蔵庫の壁が壊れ、何かが逃げていきます。

早速自転車で追いかける二人。
暗く細い根っこだらけの道を進むと、・・・・・・。

思いもよらない畑でした。
確かに落花生は、地下にできますものね。
らっかせいのホットソフトクリーム、どんな味なのかしら?食べてみたい。

さらに先を進むチリとチリリ。
次の畑の美しさにビックリ!
野菜畑を通りすぎるあたりで、見つけました、貯蔵庫の壁から出て行った後姿を。

まぁ〜、そうだったんですかぁ〜。
この後案内された家へ行く途中、明るい水色の広がる地下の美しい湖に、「うわぁ〜〜〜!]って、声が出ました。
大小カラフルで形も様々な小舟も魅力的。

小舟に乗って、おいしいご馳走をいただいて、お泊りして、・・・・・・。

二人はまた楽しい素敵な冒険をしましたね。
最後のページに、もう一度ニコッとしてしまいました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 世界中のこどもたちを愛する動物たちの熱弁  投稿日:2015/11/11
どうぶつ会議
どうぶつ会議 文: エーリヒ・ケストナー
絵: W.トリヤー
訳: 光吉 夏弥

出版社: 岩波書店
昭和29年12月10日第1刷発行という作品です。

読み終えて、人間社会は相も変わらず諍いの多い世界だなぁ〜。
何にも変わっていないな〜。
60余年経っているのに、人知は何に使われているのかと、ため息が出てしまいます。

ライオンのアロイス・ゾウのオスカー・キリンのレオポルトらが、戦争・革命・ストライキ・飢饉など人間社会で起こっていることで、常に犠牲となる子どもたちをおもい、立ち上がるのです。

国際会議を何度開いても、まとまることのない人間の会議に失望し、動物たちは、最初で最後の会議を開くことに、・・・・・・。

この会議に集まってくる世界中の動物たちの移動に興奮します。
絵本の中の動物たちまで、会議へと出るため絵本から消えてしまうくだりは、クスリと笑いました。

ただただ、世界中のこどもたちを愛する動物たちの熱弁に、こういうふううに事が運べば、なんと素晴らしい事だろうと思いました。

どんな大人も自分たちの愛する子どものための行いではあるはずが、その子どもたちの命をも脅かすような解決方法を選ぶことこそが愚かなのだと認識し、より良い解決方法を見出していきたいものです。

この作品の初版時代に生まれた子どもたちも、もはや還暦を迎えています。
今年生まれた子どもたちが還暦を迎えるころには、世界の諍いで泣く子がいないことを願います。

文章が、少々長めなので、小学校中学年頃から、お薦めです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 素直な戸惑いの言葉が、読者の胸を打ちます  投稿日:2015/11/11
ノックノック みらいをひらくドア
ノックノック みらいをひらくドア 文: ダニエル・ビーティー
絵: ブライアン・コリアー
訳: さくま ゆみこ

出版社: 光村教育図書
毎朝起床時にするパパとのノックノック・ゲーム。
父親との楽しいコミュニケーションの時間は、主人公の少年にとってこの上ない喜びだったのでしょう。
ところが、ある朝からパパはドアをノックしなかった。
学校の支度も手伝ってくれないし、スクランブルエッグも作ってくれない。
宿題も教えてくれない。
パパは、いないのだから。

少年は、学校に行っている間にパパが帰って来たらと考え、手紙を書きます。
ドリブルのやり方もひげのそり方も教えてほしい。
車の運転や修理。
まだ、たくさん教わりたいことがあるのに。
かえって来てほしい。
ぼくはパパみたいになりたいんだ。
でも、パパがどんなだったか、忘れてしまいそう。

最後の2行に似は泣かされます。

数か月後、父親から返事が、・・・・・・。

この父親の返信にも胸が締め付けられる思いがします。
おまえのドアをわたしがノックすることは、もうないだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・ノックしなさい。おまえの ゆめに つながる あたらしい ドアを。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ノックしなさい。わたしの むすこだということを わすれずに。輝かしい未来が開けることを信じて。・・・・・・・・・・・・・。

父親の返信内容と共に、少年が成長し成人し、就職し、結婚し子どもを授かり・・・・という様子がコラージュ仕立ての絵で見事に描かれています。

作者の経験を元にした作品のようですが、子ども心に親を失うという経験は、常に子どもの胸の内に消化しきれない想いとして残っていくのだと思います。
父への思慕、どうやって大人になっていけばいいのかという素直な戸惑いの言葉が、読者の胸を打つのだと思いました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 人間は社会的な生き物  投稿日:2015/11/11
みんなからみえないブライアン
みんなからみえないブライアン 作: トルーディ・ラドウィック
絵: パトリス・バートン
訳: さくま ゆみこ

出版社: くもん出版
作者のことばから、人間は社会的な生き物なので、ほかの人たちとつながりを持って生きていきたいとおもうものです。みんなから見えない存在でいるのは、いやなものです。″に深く同感しました。

ブライアンは、教室の中で、目立たず皆からついつい忘れられてしまい、時に無視されたように彼自身感じてしまう存在のようです。

でも、こういう静かで内気で繊細な子にも、限りない可能性やほかの子と比べ特別に秀でている部分があるのです。
とかく集団生活の中では、先生も目が行き届かないこともあるでしょう。
ゆえに、授業や学校生活の中で、先生が個々人に目を配り、ひとりひとりの素敵なパーソナリティを引き出す機会を持って欲しいと思います。

さて、このおはなしの主人公ブライアンは、転校生ジャスティンが昼食に持ってきたプルコギで、皆に笑われているのを見て、・・・・・・。

ブライアンの人の痛みをの理解できる優しい気持ちが、行動を起こさせたのだと思います。
ブライアンはジャスティンに存在を認められ、初めて教室で顔を上げ会話ができたのではないでしょうか。
でも、そのジャスティンが、授業のためのグループ作りで、エミリオに誘われ引っ張られていきそうになるのですが、・・・・・・。

ブライアンにとって、ジャスティンは友だちの輪をひろげてくれる大切な同級生になりました。
子どもたちだれもが、自分がかけがえのない存在である″ことを心に根っことして、育って行ってほしいものです。
もう、ブライアンはみんなからはっきり見えているようです。
見返し後ろをご覧ください。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい こういう環境を守りつつ増やしていかなければと・・・  投稿日:2015/11/11
ドロドロドロンキーとゆうすいくん
ドロドロドロンキーとゆうすいくん 作: みやにし たつや
出版社: ポプラ社
宮西先生は静岡県のご出身なんですね。
静岡県のゆるキャラちゃん登場の作品です。

見返し前は、ゆうすいくんとドロドロドロンキーの紹介。
ゆうすいくんのゆうすいマントが素敵です。
ドロドロドロンキーの好きな言葉を読んで、ドキッ!
近頃の私は、ドロンキーにソックリで、反省。

ドロンキーの意地悪をかっこよく解決してくれるゆうすいくん。
登場するストーンくん・リーフちゃん・フラワちゃんも魅力的です。
ゆうすいくんのカッコよさは、ドロンキーのピンチまで救ってあげるところ。
みどり米で作ったおにぎりが美味しそうでした。

見返し後で、静岡県駿東郡清水町の柿田川が、写真入りで紹介されています。

こういう環境を守りつつ増やしていかなければと、つくづく思いました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ポリーを食べることに執着するオオカミ  投稿日:2015/11/11
はらぺこオオカミがんばる
はらぺこオオカミがんばる 作: キャサリン・ストー
訳: 掛川 恭子
絵: マージョリー=アン・ワッツ

出版社: 岩波書店
「ポリーとはらぺこオオカミ」をお話会のリーダーさんから借りて読み、面白かったと感想を伝えたら、また貸してくれました。

続編ですね。
完膚なきまでに、ポリーにノックアウトされたオオカミのリベンジ作戦です。

どんなに悔しかったんでしょうか。
ポリーを食べることに執着するオオカミの姿は、まさに病んでいます。

第1章では、年齢を数えられないオオカミ。
第2章では、透明人間になったつもりのオオカミ。
第3章では、サンタクロースに見事化けたつもりのオオカミ。
第4章では、催眠術をかけてポリーをゲットしようとするオオカミ。
いずれもオオカミの作戦は、失敗です。
このほかにも、ポリーの妹ルーシにも振り回されるオオカミと、結局さんざんなめに遭うオオカミの悲しいお話です。
でも、読んでいるお子さんは、ケラケラ間違いなしの作品です。

小学校1・2年なら読んであげるのが、3年生以上なら一人読みで楽しめると思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ぱっくんおおかみのあごは、大丈夫かな〜?  投稿日:2015/11/08
ぱっくんおおかみとくいしんぼん
ぱっくんおおかみとくいしんぼん 作・絵: 木村 泰子
出版社: ポプラ社
表紙絵が可愛かったので借りて来ました。
カバー折り返しを読んで、びっくり。
シリーズものだったんですね。

ぱっくんおおかみとうさぎさんは、綺麗な道が、ずっと向こうまで見えていたので、どこまで続いているのか知りたくて、行ってみることに。
歩いて行ったは、いいんですが、道が長くて、車を作って乗って行くことにしました。
お手伝いを買って出てくれた鳥さんたちもいっ世に出発です。
坂道にきて、登れないので、車をリニューアル。
ここでもお手伝いしてくれるおともだちがいます。
ところが、道は水の中にも続いていて、・・・・・・。

この後の潜水車にビックリ!
力を合わせると、どんな車も作れちゃうんですね。
さらに車をリニューアルして、走って行った先は、トンネルじゃなくて、・・・・・・。

ここでのぱっくんおおかみの活躍に爆笑でした。
ぱっくんおおかみのあごは、大丈夫かな〜?
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 偶然のようなことの流れで・・・・・・  投稿日:2015/11/08
プレッツェルのはじまり
プレッツェルのはじまり 作: エリック・カール
訳: アーサー・ビナード

出版社: 偕成社
ドイツ生まれなんですかぁ〜。
柔らかく焼き上げた大きい種類と、固く焼いた小さい種類があるんですね。
私は固く焼きしめた小さいプレッツェルの方が、馴染みがあります。
どこかの国の大統領さんが、NFLをテレビで観戦中に喉に詰まらせたのもこちらかな?
ドイツでは、柔らかい派が主流なのかな?

プレッツエルの形の起源については、諸説あるようで、この作品のように罪を犯したパン職人が、罰を免れるため、パンから太陽を一つの角度から3度見ることがでるパンを焼くことになったという説。
巻末の解説のように、祈りをささげている修道士をかたどったものだとする説。
もう一つの伝承によると、この3つの穴はキリスト教の三位一体のを象徴という話もあるようです。

この作品は、エリック・カールさんのおばあちゃんから聞いたプレッツエルの昔話に、カールさんが幼い頃近くに住んでいた腕の良いパン職人のおじさんを登場人物にして、作り上げたものだそうです。

何といっても、偶然のようなことの流れでプレッツエルができてしまったこのお話は、子どもたちがとっても楽しめるんじゃないかと思います。

高学年にも読んでみたいな〜って思いました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい ちょっとの遠出も二人なら怖くない  投稿日:2015/11/07
チリとチリリ
チリとチリリ 作: どい かや
出版社: アリス館
かわいい双子ちゃん?の女の子。
早起きした日に自転車で森へ。

とにかく二人のファッションがおしゃれです。
自転車でのちょっとの遠出も二人なら怖くない、そんな気持ちわかります。
二人が入った、森の喫茶店の大小さまざまな椅子とテーブルに早くもまいっちゃいました〜。
二人と一緒にこの世界を楽しもうと、ワクワクしながら読み進めました。
サンドイッチやさんの、パンとジャムの種類の多さにも感激。

ホテルの演奏会も、メロディが聞こえてきそうでした。
参考になりました。 0人

2321件中 151 〜 160件目最初のページ 前の10件 14 15 16 17 18 ... 次の10件 最後のページ

【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット