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気持ちを収めるのも難しい年頃
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投稿日:2015/08/14 |
本当に幼い時は、気持ちを言葉で表現することが拙いから、手や足が出てしまう。
泣いたり怒ったり、大声を出したり、そして時間の経過で知らず知らず喧嘩を忘れてしまう。
でも、この作品の主人公の年頃の喧嘩は、気持ちを収めるのも難しくなって来るのでしょうね。
がらんと静かになった運動場にひっくり返っていたら、じわじわ涙がわいてきて、拳で拭ったら、目の内側がかゆくなり、うっすらと目を開けると、まつ毛に涙のまくがかかり、まつ毛の海に、・・・・・・。
なんとも詩的な表現が続きます。
そして現れるクジラのような大きさのさかなの飛行船。
この飛行船の中で、負けた相手をどうしてやろうかと話す主人公の「口惜しさの咀嚼」の場面が可愛らしかった。
どうやら気持ちが収まった頃に、飛行船は、・・・・・。
けんかの数だけ、気持ちの収め方も上手になっていくのではないでしょうか。
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タイトルに???でしたが、・・・・・・
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投稿日:2015/08/09 |
村上先生の水棲動物の作品は、『おとうじゃ、ないって』が初めてでした。
こちらの作品は、先生のデビュー作品だそうです。
タイトルに???でしたが、納得、おなか ぺこぺこ はら ぺっこん″だったんですね。
ヤマメの子どもで、ピンクのひれが自慢のピンクくん。
なぜおなかが空いているかというと、多くの仲間もさることながら、ほかの水の生物に横取りされて、・・・・・・。
でも、横取りした生き物も、・・・・・・。
終盤、ピンクくんがルアーに誘われ、人間に吊り上げられた見開きは、思わず固唾を呑みました。
逞しく生きているピンクくんの姿に、自然を壊しちゃいけないな〜って、思いました。
釣りがライフワークの一つでもある自然派アーティストの先生の描く山奥の様子も素敵でした。
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うそをつくと、妙に饒舌になるものですよねぇ〜
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投稿日:2015/08/09 |
そうそう、ものを失くした時って、無性にそのもへの愛着が甦ってきたり、自分が所有している状態へ早く戻りたいと焦ったり、胸の奥がチクリととげが刺さったままのように痛かったり、解る解る。
なんて、くまに共感して読んでいたら〜。
ヒョエ〜〜〜〜〜、そして、絶句!
なるほど、うそをつくと、妙に饒舌になるものですよねぇ〜。
うさぎもくまも、言葉数が多かった。
高2の息子に読ませたら、「え゛〜〜〜〜〜〜!なにこれ?え〜〜〜!」と驚いていました。
あ〜怖かった。
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かっこいいんだか、わるいんだか、爆笑しました。
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投稿日:2015/08/09 |
家の台所はピッカピカ、爪も牙も真っ白に輝き、香水を振りかけるたしなみまで備えたジェントルマンなオオカミ。
好きなものは、後に食べるんですって。
不潔でおバカだと、歯牙にも掛けられていないジュリーのために、見事な男気を見せてくれるこぶたのジュール。
やる時には、やるんだなぁ〜。
すきなんだものねぇ〜、ジュリーのこと。
自分の欠点を武器にして、オオカミと戦うジュールはカッコよかった。
でも、その戦法はやっぱり、いただけな〜い(笑)。
最後のジュールの一言は、かっこいいんだか、わるいんだか、爆笑しました。
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おじさんの お店の 看板を 見て 納得
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投稿日:2015/08/09 |
双子のこぶたのハムとフムくんのおでこにペタンと切手を貼ったら、・・・・・・。
いや〜、南の島のポムおじさんのところまで、エアメールで一っ飛びで、おじさんちでバカンスを楽しむのかと思ったら、なんと大変な旅になりましたね。
ハムとフムの驚いている表情・怯えている表情どれも可愛いです。
切手が二枚ともなくなった時点で、「どうなるの〜?」ってとても心配しました。
そして、現れた・・・・・・、お見事です。
良かった良かった〜。
到着したおじさんのお店の看板を見て、この旅の不思議さに納得でした。
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一番感無量なのは、作っている方々なんでしょうね
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投稿日:2015/08/09 |
今年も夏祭り最終日に、花火大会に行ってきました。
だいの大人も思わず興奮し絶叫してしまう、そんな打ち上げ花火が大好きです。
さてこちらの作品は、新潟県小千谷市片貝町の片貝まつり″を取材されて、作られた作品のようです。
三尺玉発祥の地として知られる片貝の花火は、江戸時代後期からの歴史があるそうです。
一つ一つの花火が、たくさんの工程を経て、たくさんの方々の手にかかり、出来上がっていることがよく理解できました。
こんなご苦労を知らず、ただただ喜んでいましたが、花火が打ちあがるとき一番感無量なのは、作っている方々なんでしょうね。
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焼きトウモロコシを通り越し、・・・・・・。
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投稿日:2015/08/09 |
もう〜、なかなかの悪よのぉ〜。
ワンワンちゃんのきしゃぽっぽも、おいしそうな山の農場の幸をいっぱい載せているから、しょうがないか。
でも、このいたずらっこノラネコぐんだんは、きしゃっぽっぽのほうに魅力を感じたようです。
でも、それはだめでしょ〜、運転しちゃ。
そして、ここからの大誤算。焼きトウモロコシを通り越し、・・・・・・。
このあとのワンワンちゃんのお説教と、ぐんだんの反省の図はやっぱり楽しい。
そして、ぐんだんは、働きましたよ〜。
映画館っていう駅があって、よかったぁ〜。
このエンディング最高ですね〜♪
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言葉遣いも、その世界の臨場感を伝えてくれます
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投稿日:2015/08/09 |
子どもの想像力の中に、たくましいエネルギーを感じます。
チーズとポプリ呼び合うあいさつの段階で、もうこの遊びをしようという合図になっていたんですねぇ〜。
私は、ねこちゃんの命名にもこの子たちのオシャレさが光っていると思いました。
どのページも、想像力欠如の大人には、圧巻の世界。
二人の少女の言葉遣いも、その世界の臨場感を伝えてくれます。
読み進めるうちに、だんだん私もこの世界へ、入っていきました。
小さい読者さんなら、もっと始めから興奮することでしょう。
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ハッピーエンドじゃないから、読者も気づける
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投稿日:2015/08/09 |
何故村を救おうとしたのか?
村人に嫌われていたのに、受け入れてもらえないのに。
そもそも、旅の途中で、疲れを癒そうと、ほんのいっときとどまろうとしていた村。
かえるは、村のはずれの沼地の静けさと風景の美しさが気に入り、畔の木陰に小屋を作りそこで暮らし始めた。
働き者と評判の村人たちを ただただ眺めているのが好きだったかえる。
村人に認めてもらいたい、心をひらいてもらいたい、という、このくだりのかえるの独白が切ないですね。
どんなに孤独だったんだろう、どんなに人恋しかったんだろう。
本当にこの村が大好きだったんでしょうね。
失って初めて気づく、今は亡きかえるの本意。
残念ですねぇ〜、村人たちの行いが。
ハッピーエンドじゃないから、読者も気づけることが多いと思える作品です。
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やっぱり、プロフェッショナルなんだろうなぁ〜(笑)。
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投稿日:2015/08/09 |
読み始めに、「プロジェクトX」や「プロフェッショナル仕事の流儀」のナレーションを思い出しました。
だって、10年ですよ。
10年待ち続けるって、一つの大きなプロジェクトだし、プロフェッショナルな仕事への姿勢でしょ。
結構、男(カメラマン)と同じ緊張感で、ページを進めました。
正体が、解った見開きから、読者への可愛い語りかけ口調になっていて、気が抜け、大笑いでした。
ネッシーのようなものではなかったけれど、こちらの正体だって世の中を驚かせる大スクープじゃないですか。
なのに、この男は、それからも すっと かいじゅうを まっている″ということは、やっぱり、プロフェッショナルなんだろうなぁ〜(笑)。
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