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動物たちが入れ代わりながら年輪を数え、その数の意味をきりかぶが伝えたとき、思いがけない素敵で温かな瞬間がきりかぶを包む。
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3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。きりかぶくんシリーズの絵本は初めて読みましたが、なかなかおもしろい絵本でしたね。いきなりきりかぶくんのお誕生日から始まり、自分の年齢がわからないので、動物のお友達に年輪を数えてほしいと頼むのです。ところがみんなそんなに沢山の数を数えられるわけではなく、手分けして少しずつ数えていくのです。最後のくまくんは、結構数が数えられ、結局93歳であることが判明。みんなで93歳のお誕生日をお祝いすることになるのです。
まあ、つっこみたいといえば、切り株なんだからもう年輪を重ねることはないんだけどなーと思いましたが、そこは流して、子供からするとやはり数を数えるというところがメインですね。だいたい10きざみで数えられるようになっていくので、それがそれぞれの動物たちの分担になっていきます。ただ、全部の数を数えるわけではなく途中を省略しているので、数かぞえのお勉強にはなりにくいかな?みんなでできることを少しずつという協力の姿勢は学べますよ。息子は、まだ10以上の数に興味がないので、ただ見ていたという感じ。数に興味のある子には面白い絵本だと思いますよ。 (minatsuさん 30代・ママ 男の子3歳、女の子0歳)
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