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おそろしい夢になやむ姫をすくおうと、王様は旅に出て、荒野でふしぎな小人に出会います。色鮮やかでファンタスティックな物語絵本。
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最初、この絵本の表紙には「作=エンデ」としかなかったので、『ミヒャエル・エンデ』だと、すぐに分かりませんでした。
エンデです。エンデの絵本は初めて読みました!
『モモ』や『ネバーエンディング・ストーリー』に負けず劣らず、絵本らしいメルヘンの世界が素敵でした。
まどろみの国は、眠ることが一番大切な仕事で、一番(気持ち)良く眠る人が王になれる国でした。
それなのに、その国のお姫様は、眠ると悪夢を見るので、なかなか寝付けず、とうとう病気になってしまいます。
王様は姫の為にいろいろ手を尽くすのですが、いい結果がでない為、姫の病気を解き明かそうと、自ら旅に出ます。
父親だとは言え、王様が自分から国を書けて、姫の為に最善を尽くそうとする所がいいですね〜。
また、イラストが、すごくイメージに合ってて良かったです。
まどろみの国の王様の旅と、病気の姫がどうなったか知りたい方は、ぜひ、その絵本を手に取ってみてください。 (てんぐざるさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子5歳)
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