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![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
山猫から裁判の手助けをたのまれた一郎が、山の奥の草地で、どんぐりたちのもめごとを解決する。銅版画で描かれた幻想的世界。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
この絵本が一番いいとか、この絵本でなくてはいけない。とまでは言いませんが、「どんぐりと山猫」といえば、この絵本だ(一番有名な作品)だと思っていましたが、ナビに感想を書こうと思ったら、この作品が検索されませんでした!!びっくりです!
この作品は1989年に発行されていました。絵は高野玲子さんです。
この人の描かれる『やまねこ』が、とってもイメージに合っていて私は好きです!!
ずいぶん前に(宮沢賢治の小説で)読んだような記憶もありますが、大人になって改めて読んだのは初めてです。
宮沢賢治のこの不思議なファンタジーの世界観とても素敵ですよね〜。
知人の先生から伺ったのですが、賢治の作品の中で、日本の教科書に初めて載ったがコレだったそうです。
今うちの子の学区では高学年で「オツベルと象」を習いますが、「オツベルと象」の奇っ怪な世界より、子どもたちにこの作品の中に出てくる「どんぐりの裁判」について、学ばせてあげたいな〜と、思いました。
絵本という形を取っていますので、声に出して読んであげれば、小学校の低学年くらいからでも、聞けると思います。
噛み砕いて理解するのは、もう少し上の学年になってからかもしれませんが…。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子10歳)
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