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おしっこしたくてデパートにやってきたひでくん。 ところがトイレは工事中。 3階のトイレに行こうとエレベーターに乗ったら、屋上まで止まりません。 屋上から階段を駆け下りると、キリンさんや、こうもりさんや、がいこつさんや、ようかいさんに会い、トイレに案内してもらいますが・・・。 こんなのひど〜い! もうたいへんです。
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ああ、わかるなあ、この気持ち。もっちゃいそうなのにトイレがない、やっと着いたら使えない・・・。 もうこのタイトルを聞いただけで、ああ、そう、わかるわかるってみんな思いますよね。 主人公のひでくんはおしっこしたくてもっちゃいそうで、トイレを求めてデパートの中を走り回るんだけど、 そんなときに限って色々なことが起こってたどりつけないのです。途中でキリンやらコウモリやらが でてきてトイレに案内してくれますが、キリン用のトイレだったりコウモリ用のトイレだったりで、 ひでくんには使えないのです・・・。さんざんツライ思いをして、最後にようやく・・・というところで「あああーーーっ!」というオチが待っています。 おしっこやウンチって、するとすっきり気持ちがいいんだけど、我慢するともう拷問に近い苦しみですよね。みんなが体験していて、それでいてナイショにしているあの思い。この本を読むと、あっという間に連帯感ができちゃうわけです。 さて、僕も息子といっしょにおしっこして寝ようっと。ジョボジョボ・・・。あー、スッキリしたねー。 ・・・まてよ。僕には息子なんかいなかった。ということは・・・。
(金柿秀幸 絵本ナビ事務局長)
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おしっこしたい! とトイレに飛びこんだ男の子。ところがトイレは工事中。 あわててほかのトイレを見つけたけれど、こんなのひど〜い! 最後の最後まで思いもかけない話の展開にハラハラドキドキ。おしっこを我慢したことのある人みんなにささげます!

今日、絵本の読み聞かせで2年生に読んできました。
『みんなにも経験あると思うよ〜』と前置きをして・・・・。
まず、受付のお姉さんのボケ?にクスクスと笑う子供たち。
そこからはトイレを見つけても入れない・出来ない状況に子供たちの
『まただぁ!』『もうもれちゃうんじゃない?』との小声が聞こえてくる(笑)
夢だった!と気付いて、慌てておうちのトイレに駆け込もうと急ぐと妹に先を越され
やっと出来たぁ〜〜!!『あ〜すっきり〜〜!!』に子供たちも
『出来たぁ♪♪』と・・・。
でもでも・・・まだオチは続き・・・・
ひでくんに妹・・・いたんだっけ???
やっぱり夢だぁ!!!!!
お終いまで読んで子供たちは『あ〜ぁ〜』『きゃはは!』とウケてました(笑)
笑う子供たちに『みんな今晩気を付けてね(笑)』と笑って帰ってきました(笑) (めりぃさん 30代・ママ 女の子7歳)
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