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![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
近づく戦火を逃れて祖父の町へと乗ったバスが砂漠の真ん中で故障、昔の遺跡で野宿したり、美しい村里で赤ちゃんの誕生をサーカス一座と祝ったり、さまざまな体験をした兄弟の旅の話。戦火を背に弟と絆を深めた2日間のお話。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
3年生のクラスで読みました。「ぼくの家から海がみえた」、「ぼくは弟とあるきつづける」との3部作です。内容的にはまん中の作品になります。ストーリーに引き付ける力があり、お話の最後もホッとする終わり方なので、小林豊さんの作品の中では、一番朝の読み聞かせに向いているのではないかと思い選びました。どのページも見慣れない風景ばかりです。
戦争を扱ってはいますが、それよりも兄弟力を合わせて生きていく姿が印象的です。
子供たちは、冒険譚として捉えたのではないかと思いました。高学年で読めば、また違った受け取り方になり、世界の出来事に思いを馳せてくれるきっかけになりそうです。 (ハンガラムさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子10歳)
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