
童心社から、「たのしいいちにち」シリーズが登場です!1冊めは『まくらちゃん』。さあ、まくらちゃんの一日の始まりです。
朝になると、まくらちゃんは、しきぶとんとうさんと、かけぶとんかあさんと一緒に体操をして、お日さまの光を浴びに出かけるよ。そうして、 ぽかぽか ぽかぽか ぬくぬく ぬくぬく まくらちゃんも、おとうさんおかあさんもぽっかぽかになって、おうちへ帰るのです。 だからなのね! 夜になると、お布団っていい気持ち!
声に出して読むと、とても心地いいリズムと音に満ちた絵本です。「ぽかぽか、ぬくぬく」といったやわらかい音と、「パン、パン」といった鋭い音、「ふかふかおふとんにいらっしゃいませ〜」という楽しい呼びかけ。赤ちゃんがいっぱい楽しめる要素がさりげなくつまった一冊です。 とよたかずひこさんは、『ももんちゃんあそぼう』シリーズなどで知られる、赤ちゃん絵本の第一人者。やわらかい輪郭線と色鉛筆のような塗りのタッチに定評があります。今作は、8年ぶりの新作で、動きのないイメージの布団やまくらが、とよださんの手にかかると、こんなに生き生きした存在になるなんて! まくらちゃんたちのかわいい表情や動きにもご注目ください。
(長安さほ 編集者・ライター)

まくらちゃん一家は朝のたいそうをして、おひさまのもとへ。 ぽかぽかぬくぬく、ぽかぽかぬくぬく…。 それから三人が帰るおうちは、どこでしょう? 「いらっしゃいませ〜 いらっしゃいませ〜 ふかふか おふとんに いらっしゃいませ〜」。 まくらちゃん一家がみんなを呼んでいますよ。
おやすみ前にもぴったりの1冊。

私は生まれ変わったら布団になりたいと思うくらい、寝るのが大好きなのですが、この絵本の枕ちゃんとお布団たちは本当に理想的!
お日様の下で干してもらえたら、本当に気持ちいいだろうなぁと羨ましくなりました。
とよたかずひこさんの挿絵も、めちゃくちゃかわいかったです。 (ちびっこおばちゃまさん 40代・その他の方 男の子5歳)
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