![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
巨大ゴミ処分場建設予定地、東京・日の出町の緑の谷間に生きる植物や小動物達からのメッセージ。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
表紙に、まず目を引きます。「たすけて」って、いろいろな緑色が混じっている字で、書かれているだけ。
開いてみたら、びっくり。秋から春にかけての森の移り変わりが写真と、田島さんの独特な字で森の様子が描かれている。
中盤。春の訪れとともに、森に住む生き物たちの生命の息吹を見せつけられる。その、写真の中の生き物に、愛おしさが感じられる。
そして後半。その森を壊すもの、それが人間。
森中の生き物たちの写真がちりばめられ、「たすけて」の文字が、そこかしこに書かれている。
「あなたのてでたすけて」最後のことば。
この本を読むと、「なんとかしなくちゃ」っと、思います。 (てんぐざるさん 30代・ママ 7歳、2歳)
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