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「ルイスは変わってる。同じ言葉を繰り返したり、じっと壁を見たりする」自閉症の転校生ルイスのお世話係になった女の子を通して、ルイスが友だちの理解を得て行く様子を描いた、自閉症への理解の手助けとなる一冊。
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自閉症の子ルイスは、先生の言うことを繰り返し、周りの子が何をしていてもおかまいなし。ある日、何も知らなければ気づかない、ルイスが興味をもったかも?を見逃さずに、先生がタイミングよくルイスの好きそうなサッカーへの扉を開き、導きます。
特別?ずるい?集団で過ごす中で、そんな風に見えるかもしれないけれど、一緒に過ごすうえで知ってほしい特別。どう説明していいか分からないその特別を、なんとなく感じ取ってくれたらいいな。と願う絵本でした。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳)
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