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巻頭マンガ「こんなクラスあったらいいな(3)」 性と向きあう人たち:13人のインタビュー コラム 同性婚 男の人どうし、女の人どうしの結婚 など
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同性どうしで暮らしたり、ありのままの性で働いたりなど、みんなが生きやすい社会にするために活動している人たちの生きかたを、インタビューを通して紹介します。性と自分らしさについて考えるためのブックガイド付き。
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自分の性認識で苦しんできた人たちが、真っ向から社会に向かってきた、体験を基にしたドキュメンタリー絵本です。
ありのままでいることがいかに大変なのか、考えさせられました。
でも、実はありのままでいることの大変さは、LGBTQの世界だけではない事も、この本を読んでいて考えました。
障がいで苦しむ人も然り、社会に入っていけない心の人も然り、様々な人々が社会との関わりの中で、自分を圧し殺したり、自分を演じたりしている人は、性的な問題に限らないのではないでしょうか。
そう考えた時に、この絵本に登場する人たちと、心から同調できる気がしました。
「ありのままでいられる社会」というタイトルを素晴らしいネーミングだと思いました。
共に生きられる社会は、一人ひとりの心が築いていくものですね。
偏見や先入観、社会通念の殻は破られなければいけないと思います。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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