![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
あるあさ、シャーロットに こづつみが とどきました。 なかから でてきたのは、 ドレスをきた きれいなおにんぎょう。 でも シャーロットは、おにんぎょうなんて ほしいとおもったことも ありませんでした。 それより、どろんこあそびや 木のぼりが すきなのです……。
丁寧な絵であたたかく描かれる 元気いっぱいの女の子のお話。 『ないしょのおともだち』で人気の、 バーバラ・マクリントックの絵本。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
どろんこあそびや木登りが好きなシャーロットの元に、
フリフリドレスのお人形がやってきます。
シャーロットはおとなしいお人形遊びなんて趣味じゃありません。
どろんこあそびやそりあそびに、お人形を付き合わせます。
そして次第に打ち解けてきたお人形に、
ダリアという名前をつけてあげます。
子供がおもちゃやぬいぐるみに名前をつけるときは、
そこに愛情があってのことなんだな、と
改めて気づかされました。
私は普段、子供がキレイなオモチャやぬいぐるみで遊んでいるとき、
「こわれちゃうよ!」
「汚しちゃうよ!」と言って遊び方にも指導をしてしまいがち。
でも本当は子供が一番楽しむ方法で遊ばれるのが
おもちゃ達の幸せなのかもしれません。
この本を読んで親の私がちょっと反省させられました。
できればちょっとでも、
一番最後にでてくるおばさまのように、
ダリアがどろだらけになっているのを喜んであげられる
大人に近づきたいものです。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子0歳)
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