話題
たべもののまちABCity

たべもののまちABCity(小学館集英社プロダクション)

A〜Zのたべものでできた世界で一番おいしそうな街。おいしくてかわいい、ふしぎな街を一緒に探検しよう!

  • かわいい
  • 学べる
  • 全ページ
  • ためしよみ
ないしょのかくれんぼ

ないしょのかくれんぼ

  • 絵本
文: ビバリー・ドノフリオ
絵: バーバラ・マクリントック
訳: 福本 友美子
出版社: ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!

在庫あり

原則月曜から土曜は朝8時までの注文で当日発送
※お届け日は翌日以降(詳しくはコチラ

税込価格: ¥1,760

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

絵本ナビ在庫 残り1

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 2014年05月20日
ISBN: 9784593505616

出版社のおすすめ年齢:4歳〜
260×284mm 32ページ

みどころ

絵本をひらいてまず目に飛びこんでくる、大きな家。これがマリアの家です。
そして右端の植え込みのなかに、よくよく目をこらさないとわからないほどの、小さな扉がもうひとつあります。
マリアと、マリアの家に住むねずみ一家の女の子、ネズネズ。
ふたりは、同じ家に住む、ないしょのおともだちなのです。
このお話は、ある夜にマリアのママと、ネズネズのママが、同時にいなくなってしまった!?というお話です。

大きな家のなかのふたつの空間・・・マリアが暮らす空間と、ネズネズが暮らす小さな空間、それぞれでお話はすすんでいきます。
家族構成も似ていて、行動も同じ。たとえばマリアがパジャマにきがえ、歯をみがき、髪をとかして「ママ!」と呼ぶとき、ちょうどネズネズもねまきにきがえ、歯をみがき、ひげをとかして「マーマー!」と叫ぶんです。
ママの返事はなく「ママ、どこにいるの?」「ねえ、ママみなかった?」と家じゅう探して歩くふたり。
マリアとネズネズの行動はべつべつなのにそっくりなので、読者はふたりがいつ出会うのかとわくわく・・・。
さて、ふたりのママは見つかるのでしょうか?

バーバラ・マクリントックが描く精緻な絵は、すみずみまで遊び心にあふれ、ねずみ一家の壁を飾るボタンや片方だけのピアス、瓶のキャップで作られたいす、マッチ箱のベビーベッドなど、いつまで見ても飽きません。
じつはこの絵本、マリアとネズネズのママが、小さな娘だった頃のお話『ないしょのおともだち』の続編なのです。本書1冊でもじゅうぶん楽しめますが、ママたちの小さい頃を知りたくなったら、ぜひあわせて読んでみてくださいね。(冒頭の「大きな家」は、もしかしたら前作にも登場する家を、反対側から描いているのでしょうか!?)
大きな家のなかに描きこまれたもうひとつの空間。もうひとつの家族。
2世代つづく友情に、想像はひろがり、なんだかしあわせ、贅沢なきもちになる大型絵本です。

(大和田佳世  絵本ナビライター)

ないしょのかくれんぼ

ないしょのかくれんぼ

出版社からの紹介

マリアとネズネズは、おなじ家にすむ、ないしょのおともだち。あるばん、ママがいなくなったことに気がついたふたりは……。細部まで描きこまれた遊び心いっぱいの絵と、とびきりゆかいなお話。大好評『ないしょのおともだち』の続編!

ベストレビュー

歴史は繰り返す?

『WHERE’S MOMMY?』が原題。
表紙でピン!ときましたが、『ないしょのおともだち』の続編です。
前作へのリスペクトも感じられる、素敵な訳出にまずはうっとりしてしまいました。
大きな家に住む少女、マリア。
同じ家に住む、ねずみのネズネズ。
二人は内緒のお友だちなんですね。
お、前作と同じシチュエーションですね。
ところが、二人がそれぞれ、寝る前にママを呼びますが、ママがいないのです。
どこを探しても…、いえ、やっと二人が見つけたのは、
物置小屋で、仲良くおしゃべりしている、マリアのママ(マリー)と、ネズネズのママ!
おやおや、歴史が繰り返されているではありませんか。
ラストの素敵な光景もほっこりです。
隅々まで丁寧に描かれた家の様子は、見所いっぱいです。
リビングで、マリアのママが、マリアの兄弟たちに読んであげている絵本が、
前作であるのもチェックしてくださいね。
なるほど、友情は永遠なり、ですね。
幼稚園児くらいから楽しめそうですね。
(レイラさん 40代・ママ 男の子20歳、男の子18歳)

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

出版社おすすめ

  • ライオン
    ライオン
    出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
    美しい絵と素敵な物語の古典絵本! 百獣の王となる完璧などうぶつ「ライオン」が作り出されるまでのお話。



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

ないしょのかくれんぼ

みんなの声(23人)

絵本の評価(4.79

何歳のお子さんに読んだ?

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット